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てらまち・ねっと



 名古屋市のリコール署名収集は「27日」に終了、10月4日の提出予定日までにさらに「署名簿の回収」を進めるという。
 署名簿の署名が9月27日までになされた署名は有効。
 他方で、28日以降の日付の署名があったら、その人の署名は、そもそも無効で有権者名簿との適合の審査すら不要。
 
 ともかく、「代表」らが署名簿をいったん提出したら、後で署名簿が届いても、選管への追加提出はできない。
 「選管への提出行為」は「1回だけ」。

 ということで、精一杯回収するらしい。
 「家にある署名を無駄にせず事務局へ届けて」 これは、ここでも同じ気持ち。

 署名収集終了時の河村氏のコメント
 昨年4月の市長選で獲得した51万票余を引き合いに「今回の30万か40万かは、自分の名前をちゃんと書いて印鑑を押さなければいけない。」 (中日新聞)
 
 そう言われてみれば、投票の秘密厳守の無記名投票の得票より、動機はさまざまなれど「自署 押印」の署名数の方が、意思は強いのは明らか。

 ところで、リコールという手続きは法に基づくものだけど、今回の名古屋市の「リコールをしようという動機」は理解しにくいところがあるのは確か。
 リコール運動は、あとは事務的な流れなので、「今回の名古屋市でのできごと」についての「批判的な評」も記録。

 なお、ここのリコールは県議ということで「署名収集2ヶ月」。
 折り返しまで来たところ。
 といいつつ・・今朝から3日間、議会の研修で千葉県各地に出かける。
 
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●名古屋市長「数は確保」市議会リコール署名
      日テレ 2010年9月28日 21:44
 名古屋市議会の解散に向けて署名活動を展開していた河村たかし市長は28日朝、署名の数が現時点の集計で約37万人分に達し、解散の是非を問う住民投票の申請に必要な規定数(約36万6000人)を満たしたことを明らかにした。

 河村市長は就任以来、市民税減税などの公約実現をめぐって議会との対立が続いていて、公約を実現するには議会の解散が不可欠として署名活動を展開していた。

 河村市長は、署名集めの期限である28日午前0時前、自らが最後の署名をして署名活動を終えた。最終的な署名数については市長の支援団体が集計作業を急いでいるが、関係者によると、40万人分を超えることは確実だという。

●【橋下日記】(28日)河村たかし名古屋市長に「よく頑張られた」
       産経 2010.9.28 21:50 橋下日記
 午前10時15分 登庁。名古屋市の河村たかし市長が進める市議会解散の直接請求(リコール)が終了したことに関連し、「リコール制度は欠陥だらけ。河村市長でないと無理だった。よく頑張られた」と述べる。

 10時半 知事室で報告を受けるなどする。
 午後1時 府議会本会議で大阪維新の会の代表質問に答える。
 4時20分 知事室で打ち合わせなど。
 6時50分 退庁。

●署名集め大詰め、トラブルも 名古屋市議会リコール(1/2ページ)
          朝日 2010年9月26日8時31分
青いTシャツ姿で署名を呼びかける倉田さん(左)のもとに、署名を待つ人たちの列ができた=25日、名古屋市緑区役所前、塩原写す

 名古屋市で続いている市議会解散のリコール運動は、27日が署名集めの期限。河村たかし市長の支援団体は必要な約36万6千人分の確保に向けて追い込みをはかっている。あの手この手の協力呼びかけによるトラブルも。前代未聞の署名集めは最後の最後まで続いている。

 市内16区の中で有権者が最も多い緑区の区役所前。倉田良一さん(70)は25日朝、署名簿を置く小机とパイプいすを並べていた。署名集めを担う「受任者」として登録された約4万5千人の1人だ。

 支援団体「ネットワーク河村市長」はこの日、各区役所の近くで一斉に署名を呼びかける作戦を始めた。「いつもは2人でやっているけど、今日からは最終盤。ほかでも署名集めをするから1人でやらないと」。倉田さんがそう言って、午前9時から署名集めを始めると、時には小机の前に10人ほどが列をつくった。

 ウオーキング中の会社員の女性(38)は「リコールが成立してほしい」と署名に応じた。夫婦で署名した自営業の男性(40)は「景気が悪いのに議員の報酬は高すぎる。民間なら減って当たり前」。妻(37)も「民意を反映しようとしない議会に憤りを感じる」と話した。倉田さんが午後5時までに集めた署名は260人分を超えた。

 一方、千種区役所前の盛り上がりはいま一つ。市営地下鉄池下駅前の立地だが、土曜日とあって人影はまばらで、受任者は「休みに役所に来る人はいないのでなかなか集まりません」。署名のために訪れたという区内の主婦(78)は「署名したいと思ってたけど、どこでやってるのか全然わからなかった。ここでやってるのを最近知った」と話した。

 政令指定市で議会解散のリコールが成立した例はない。支援者たちは1カ月間、署名ができる場所をどうやって周知するかや、署名をどう呼びかけるかに頭を痛めてきた。

●名古屋リコール:受任者が担当区以外の署名集め…法令違反
       毎日新聞 2010年9月26日 2時30分
 名古屋市の河村たかし市長の支援団体「ネットワーク河村市長」による議会解散請求(リコール)の署名運動で、署名集めを担う一部の受任者が、地方自治法施行令に反し、担当区以外の有権者から署名を集めていたことが、25日分かった。毎日新聞の取材に、受任者の一人は「支援団体事務所の指示だった」と証言。支援団体は「指示はしていない」と否定している。

 地方自治法施行令は、政令市の場合、受任者は自身が住んでいる区の有権者の署名しか集められないと規定している。

 担当区以外の署名を集めたのは千種区の男性受任者。今月19日、支援団体が市内の全駅前で署名集めをした際、千種区内の駅1カ所を1人で担当した。この際、千種区以外に瑞穂、東、守山、昭和、港などほぼ全区の署名用紙を用意。それぞれの用紙に、該当する区民が署名するが、用紙裏の受任者の氏名・住所欄は空欄のままだった。

 同日、署名場所で取材に応じたこの受任者は「千種区の署名用紙には、あとで受任者欄に自分の名前を書き込む。他区の分は空欄のまま支援団体の事務所に提出する。事務所で書き込むのだろう」と明かした。さらに「他区の人が多いため、事務所に相談したら『区ごとに紙を替えて集めればいい』と言われた」と証言。この日、約200人分の署名を集めたが、「半数以上は区外の人」と語った。
 
この受任者は「違反ということは分かっている。一般市の場合、(受任者は)市内全域で署名を集められるのに、政令市では区内分しか集められない法律がおかしい」と話した。

 一方、河村市長の支援団体は毎日新聞の取材に対し、指示したことを否定したうえで、「受任者欄に記入がない場合は署名簿を破棄するか、署名した人にもう一度(署名を)お願いする」と説明した。

 市選挙管理委員会には「受任者欄が空欄のまま署名を集めている」との指摘が多数寄せられているという。市選管に立ち入り調査などの権限はないといい、「実施団体に適法な署名集めを呼び掛け、提出された署名簿を見て有効か無効か審査する」としている。【丸山進】

●【河村vs市議会】 署名最終日、回収・集計急ピッチ
        中日 2010年9月27日
 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けた署名集めは27日、1カ月間に及ぶ収集期間の最終日を迎える。26日は河村たかし市長の支援団体が目標の43万人分の達成に向け、同市中区栄の常設署名場所などでラストスパートの活動。達成の成否を握る署名の回収・集計作業にも拍車が掛かり、市長も自転車に乗って「民意の実現を」と訴えた。

 支援団体「ネットワーク河村市長」は、ほかの自治体の先例から記入不備などによる無効が10%程度あるとみて、法律上必要な36万5795人分の約15%増しを目標に設定。22日まで約30万人分が回収された。

 今後、焦点となるのは署名用紙の回収と集計。署名集め自体は27日までだが、集めた署名の回収は選管に署名簿を提出する10月4日の前日まで可能だ。提出には署名を各区ごとに整理して通番を打ったり、署名集めを担った受任者を一覧表にまとめたりする必要がある。

 このためネットワークは市内全域に広報車を走らせ、受任者に29日までに用紙を事務局へ届けるよう求める。同市東区の河村市長の事務所近くのビルに確保した部屋では、十数人のボランティアが「1日当たり5万人分」の処理を目標に集計を進めている。

 一方、市議会側は民主、自民、公明、共産の主要会派が党派を超えて「対市長」で結束。当選1回の議員12人が栄の街頭で「市民の誤解を解きたい」とマイクを手にした。

 昨年4月の市長選で河村市長を推薦した民主の高吉英樹市議は「市長選の際は『金持ちは減税ゼロ』と言っていたのに、実際は高額納税者ほど見返りが大きい。裏切られた思い」と市長の公約違反を強調。自民の水平和江市議は「議員を抵抗勢力に仕立てて市民のマイナス感情をあおるのではなく、話し合う努力が必要」と市長を批判した。

●名古屋市議会リコール、成否もつれる可能性 署名終了(1/2ページ)
        朝日 2010年9月28日6時52分
 名古屋市で8月27日から続いてきた市議会解散の直接請求(リコール)に向けた署名集めが27日、1カ月の期限を迎えた。リコール運動を主導する河村たかし市長の支援団体「ネットワーク河村市長」はリコールに必要な36万5795人分の署名は確保できるとしている。ただ、市選挙管理委員会への提出後の審査で無効となる署名も出るため、署名数が確定する11月まで成否がはっきりしない可能性がある。

 「市民税の恒久減税」や「議員報酬の半減」といった公約を掲げる河村市長は、「議会が公約実現を阻んでいる」として市民に署名を呼びかけた。政令指定都市で議会解散のリコールが成立した例はなく、前代未聞の取り組みの成否が注目されてきた。

 支援団体はこれまでに22日現在で30万895人分が集まったと公表している。署名簿の回収と集計を続け、提出期限の10月4日に最終的な署名数を公表する予定。河村市長は27日の記者会見で「1カ月で30万を超えるというのは公約を実現しろというすさまじい民意。大変ありがたいが、まだまだ予断を許さん状況だ」と話した。

 署名が提出されると、選管が10月5日から市内16区ごとに審査する。選挙人名簿にない人の署名や同じ人による重複署名は無効になる。審査期間は20日以内。10月24日前後に選管側から審査終了時の有効署名数が発表され、この時点で成否の見通しがわかる可能性が高い。

 ただ、この後も縦覧・異議申し立ての期間が設けられ、数の変動がありえるため、最終的な有効署名数が確定するのは11月中。審査終了時の有効署名数が必要数に近接していれば、成否の確定はこの段階までもつれる可能性もある。

必要数に達していれば、来年1月上旬にも住民投票が実施される。有効投票数の過半数が議会解散に賛成すればリコール成立となり、2月上旬にも出直し市議選が実施される予定。河村市長は自身も辞任して市長選も同時に実施し、改めて立候補する方針を示している。(寺西哲生)

●名古屋市会リコール署名終了「数の確保は確実」
  2010年9月28日07時58分 読売新聞
 名古屋市の河村たかし市長が主導する市議会の解散請求(リコール)運動で、市長の支援団体「ネットワーク河村市長」の署名活動は27日、地方自治法で定められた1か月の期間を終えた。

 同団体によると、署名は22日現在、約30万人分で、鈴木望代表は読売新聞の取材に対し、「最終盤も署名は順調に集まっており、数の確保は確実だ」と語った。10月4日に有権者の2割(36万5795人)を超える署名簿を各区の選挙管理委員会へ提出する方針。

●必要数確保で署名簿提出へ 名古屋市議会リコール
       中日 2010年9月28日 00時04分
 名古屋市の河村たかし市長が主導する市議会の解散請求(リコール)に向けた署名集めは27日、1カ月に及んだ収集期間を終えた。市長の支援団体「ネットワーク河村市長」は、同日までに回収した署名数は提出に最低限必要な数を超えたとみており、10月4日が期限となる選管への署名簿提出は確実となった。28日以降は目標の43万人分の確保を目指し、回収に全力を挙げる。

 署名簿の提出には法定の36万5795人分以上の署名が必要。リコールの次の段階となる住民投票の実施には、提出された署名から重複や記入の不備などで無効となった署名を除いて、なお法定数を上回ることが条件となる。支援団体「ネットワーク河村市長」は最大15%の無効署名の発生を見込み、目標を多めに設定している。

 河村市長は27日夜、雨の降る中、中区の金山総合駅前で最後の街宣に臨み「議会の解散権は市民にしかない。民意に沿った政治を実現するためには署名を」「家にある署名を無駄にせず事務局へ届けて」と訴えた。(中日新聞)

●名古屋市議会:リコール署名集め終了
      毎日新聞 2010年9月28日 
 河村たかし名古屋市長の支援団体「ネットワーク河村市長」による市議会解散請求(リコール)の署名集めが27日終了した。河村市長は同日夜、記者団に「ものすごい民意だ」と述べ、法定数36万5795人の署名確保に手応えを示した。支援団体は署名簿を、10月4日に各区選挙管理委員会に提出する予定だ。

 有効署名数は10月下旬にも確定する。法定数を上回れば住民投票が行われ、賛成が過半数を占めるとリコールが成立し議会は解散される。河村市長は辞任して市長選を行う意向を表明しており、愛知県知事選に合わせ、市議選、市長選とのトリプル選挙が行われる見通しだ。

●【愛知】 名古屋市議会リコール、署名活動終わる 市長自信、議会驚き
        中日 2010年9月28日
 名古屋市議会の解散請求(リコール)に向けた署名期限の27日、運動の先頭に立つ河村たかし市長は「ものすごい勢いで集まっている。民意は天に通ず」と約36万6000人分の必要署名数確保への手応えを語った。一方、議会側からは「これほど議会不信が強いとは」と驚きと反省の声が聞かれた。

 河村市長は登庁前と退庁後にそれぞれ主要駅前に立ち、署名に協力するよう市民に最後の訴えをした。

 市役所内では報道陣の取材に応じ「とにかく大変だった。ものすごいエネルギーがいる」と振り返り「一般的には不可能とされていたが、民意は天に絶対に通ずる」と興奮気味に話した。

 昨年4月の市長選で獲得した51万票余を引き合いに「今回の30万か40万かは、自分の名前をちゃんと書いて印鑑を押さなければいけない。このすさまじい民意を議会は受け止めないかん」と繰り返し、市民税減税の継続と議会改革への決意をあらためて強調。署名活動や住民投票を通じ「議会や税の在り方を市民が自分のこととして考えるどえらいいいチャンス」と運動の意義を語った。

 議会との激突で明らかになった二元代表制の問題点にも言及。「議会は解散がないから民意と離れたことをやれる。党議(会派)拘束をするなら、市長に解散権を与えないといけない」と訴えた。

 横井利明議長は、署名が必要数に迫る勢いとなっていることに「数は重く受け止める。議員の仕事ぶりが伝わっていないことが批判につながっている」と分析。街頭や集会で議員の仕事を訴える努力を今後も続ける意欲を示した。

 自民の若手市議は「地元では署名したという人にほとんど会わない。いったいどこで集めたのか」と驚きを隠さない。

 また、民主の中堅市議も「よく集まったな、という印象。議会への不信感が原動力だと思う」と受け止めた。

 議員報酬の半減を主張する河村市長と議論を重ねてきたという民主の若手市議は「半減を前提に、政治活動にどれだけ費用がかかるか、具体的に考えていくことも必要」と話した。

 署名の集め方を問題視するのは自民のベテラン市議。受任者が担当以外の区で署名を集めている例を挙げ「ルールにのっとらない署名で解散されるのはかなわない。厳格なチェックが必要だ」と語った。 (池田千晶、北島忠輔)

●【社会】 風刺漫画家・佐藤正明さんどう見る 市長先導のリコール
        中日 2010年9月25日 夕刊
勝ちほこるのは?
 名古屋市の河村たかし市長が主導する市議会の解散請求(リコール)の署名活動は27日の最終日まであとわずかとなった。本紙の政治面で長年、辛みの効いた風刺漫画を描いてきたイラストレーター佐藤正明さん(61)=愛知県知多市在住=に、「名古屋の乱」を題材に漫画を描いてもらうとともに、市長と市議会の対立について考えを聞いた。

 河村市長の誕生から1年5カ月。佐藤さんは「両者が対立しているということ以外には何も見えてこなかった」と振り返る。
 争点の一つの議員報酬は、市長が年800万円への半減を掲げ、自身の年収も800万円に引き下げた。一方、市議は「市職員をスタッフに抱える市長と、市議は違う。半額では政治活動がままならない」と反論する。

 佐藤さんは「自ら給料を減らした市長はご立派だが、半額の根拠はあいまい。市議は活動の成果を示していない。これでは高いか安いか、判断のしようがない」と指摘する。
 対立の果てに、市民を巻き込むリコール運動に至ったことにも批判的だ。「市長も市議も市民が選んだ政治のプロだから、基本的に議会の中で解決できる話ではなかったのか。市民も忙しいのだから」と皮肉る。

 中央政治を風刺し続けて四半世紀。「政治のうさんくささ」を描いてきた。「名古屋の乱」も例外ではない。「市長は減税や報酬半減と言うけれど、その先に何を目指しているのかが伝わらない。結局、ただの人気取りではないのか。市議も既得権益を必死に守っているだけ。そんなふうに見えます」

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