2005年6月28日(火)、鹿児島県議会・一般質問において日韓間の諸外交の懸案や男女共同参画政策とジェンダーフリーを批判する内容の一般質問が行われました。
内容は、議会の一般質問とは思えないひどいもので、一つ目の質問では、「従軍慰安婦はでっちあげ」などと中国・韓国をひぼうし、二つ目の質問で、ジェンダーフリー批判を展開しています。
緊急に、下記のとおり、事実関係や資料所在をお知らせいたします。
私たちは、現在、鹿児島県議会議長および当該議員に、抗議および発言取り消しを求める文書を、送るべく、準備中です。
鹿児島県議会の発言問題への対応のページ
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6月28日(火)鹿児島県議会・第2回定例会一般質問における、吉野正二郎議員の問題の吉野議員の一般質問は、以下の鹿児島県議会ホームページで、全文の録画を視聴することができます(とり急ぎ、下記の発言要点のみ掲載します)。
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(録画から)
「日中、日韓間の諸外交問題に関する知事の見解について」の質問では、「従軍慰安婦などというありもしない言葉をねつ造」、「挺身隊として強制連行された慰安婦が出てきたなど大々的な嘘の報道をした」、「中韓両国はやくざのいいがかり」などと持論を展開しました。
「男女共同参画及びジェンダーフリーについて」の質問では、「さる平成15年6月議会におきまして、私は、『男女共同参画基本法はその制定過程において、とんでもない許しがたい思想が盛り込まれた欠陥法であること、学校現場その他で多大な混乱を引き起こしている、これを放置すれば日本のよき文化伝統すらも破壊されかねない』という趣旨の発言をしました。そして今、多くの良識ある方々がそのことに気づかれたと同時に、学校現場その他の社会の中において、手のつけられないようなおぞましい現実がはびこっていることも事実であります。それは、ジェンダーフリーという、実にいかがわしい、英語でもなくもちろん日本語でもない用語が害毒をまき散らしているからであります。・・・・・」と展開。
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以上の実録放映は、鹿児島県議会のWebページの当該議員の一般質問の再生のページでどうぞ。
県議会・当該議員の一般質問の再生のページ。カメラの黄色のバーを動かすと早送りなどできます。
(9月20日追記)現在、テレビ再生は行われていません現在、テレビ再生は行われていません
報道記事は、例えば「南日本新聞ホームページ」のページ
上から5つ目の「中韓批判 『やくざのいいがかり』 吉野議員が発言」
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関連
8月4日。自治体教育委員会への働きかけ
7月21日。教科書問題・公正取引委員会申告
7月4日。鹿児島県議会発言問題
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