43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

144マイクロワールド

2009-05-19 | 模型

前回紹介したスパホ(F/A18E通称スーパーホーネット)が一部で評判良かったみたいなので、画像追加します。


裏側。兵装満載と行きたかったですが、なにぶんパーツの手持ちがなくて。
考証するほどの知識もありませんしね。取りあえず増槽満載しときました。


クッキリモールドは、飛行機モデラーには「やり過ぎ」と不評のようですが、カーモデラーにはこれくらいのほうが良く思えます。
まあ確かにリアルではないやね。


前輪脚柱のディティールが見事。
コクピット脇の塗り分けがグダグダなのは、塗り分けライン間違えて上から塗り直したからなのだ。
このキット、黒との境界線の赤ラインのデカールもないし、ステップのラダー・マークのデカールもない。
出来が良いキットとは言え、いい加減な部分もある。


尾翼のフレックスキャットがいいねえ。大戦の頃からある伝統的なマークです。
飛行機モデラーの人たちは、色んなマーキングの機体を並べて楽しむんでしょうか?
まあ気持ちは分からんでもないですけど。
私も、1/144のFA18だけであと4機キットがありますw



これは今作りかけのA型。アリイ(現マイクロエース)のキット。エルエスの古ーい金型らしいです。20年以上前だろうな。

これくらい昔のものだと、合わせも悪いし普通に組むだけでも大変です。
当時300円ぐらいで売ってたキットなので仕方ないです、グリコのオマケみたいなもんです。
1/144て言うのは、かつてはこんな存在だった。のかも。(よく知らない)
隙間埋めたり、段差消したり、まあ43作るのと感覚は似てますけどね。
モールドなんかみんな消えちゃうので、掘り直しなんて考えずなすがままに進めてますw


現在のドラゴンのキットと脚柱のパーツで比べてみる。(右がドラゴン)
金型技術の進歩はすごいですねー。高さ1センチばかりのパーツですが、見事なモールド。
これは1/144なので顕著ですが、大きいスケールでも小さいパーツになるとモールドはかつてはエルエス並だったんですよ、たとえタミヤとかの優秀なキットでも。
金型技術に関しては良く知らないんですけど、こんな細かいパーツのモールドを彫刻するのが難しいことは想像できます。
メーカーに魔法使いがいるわけじゃないんだしねえ…でも、魔法の機械みたいなのがあるんですか?

以前、バンダイのSC430のコクピットの見事なモールドにも驚いたんですが、とにかく細かいパーツの精度が上がったというのはミニスケールのファンには嬉しいことですね。
もちろん、大きなスケールにもこの技術は生かされている筈なので、模型全体にとって良いことです。
ただ、せっかく供給側の技術が上がっても、それを買って作る人が減る一方というのでは何にもならないですか…。