前ログの続きになりますが、このキットはウイング類も塗装・塗り分けが必要。
クロームシルバーに蛍光レッドを乗せるわけですが、クロームシルバーの塗装方法が特殊なため、いったんクリアーで保護してからじゃないとマスキングもできません。
さらに、シルバーにいきなり蛍光レッドを乗せても発色良くないだろうということで、下地に白も塗るのでとても手間が掛かります…もう、何層塗り重ねてんだか…
それから蛍光レッドですが、前にも書いたけどホームセンターで見つけた「ニッペ蛍光スプレー」と言うのを出してブラシ吹きしてます。

これは昔、滲まない蛍光レッドということで紹介されてたのを見て買ってみたもので、何台か赤白のマクラーレンを作るのに使いました。確かに、クリアー吹いても滲まなくて良いんです。
ただ、超艶消しなのとスプレーだと塗膜厚くなり過ぎて困った。
ブラシ吹きするようになって、使いやすくなりました。
現在はクレオスの蛍光レッドも滲まないらしく、それ使えばいいんでしょうけど、この缶スプレーから出して使ってれば一生使えそう…w
発色もとても良くて気に入ってんですけど、ところがこのMP4/22のキットのデカールとは色が合わない。
フロント・ウイングの赤い部分はデカールなんですが、リア・ウイングは塗装なので色を合わせたくて塗り分けにする事にしました。
サイドポンツーンとかとは色が合わなくなるけど、まあ仕方がない。デカールの色が悪すぎるのだ。
で、ゾルでマスキングして塗り分けたんですが、ゾルを剥がす時にせっかく塗った蛍光レッドまで剥がしてしまったwwwww
あんまりうまいことペロンと三角形に剥がれたので、すぐ剥がした部分に戻して、デカールフィットで貼り付けたw
うまく戻るもんだwww
(三角にクラック入ってるように見える部分です。)

継ぎ目が目立つけど、ボーダフォンのマークが載る場所なので誤魔化せました。
あと、バージボードに貼るジョニーウォーカーのデカール

貼ろうと思ったら、これも間違えてるよ…

これが正しい。
つか、これ文字が小さ過ぎ。前半戦の頃はこれくらいの大きさだったけど、イタリアGPの頃は少し大きめの字体になってたようです。
向きの間違いは裏返せば直せるけど、大きさの違いはどうしようもないですね。
(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)
おそらく同じ技術を使っているんでしょうね。
しかし、このフロントウィングのアップの写真、眺めてると革シボの表現にも似てる気がしてきた。w
クレオスの蛍光レッドは入手してなくて試してないんですけど、やはり艶消しになるみたいですね。
ニッペの蛍光レッド、やはり塗膜がかなり厚くなるみたいで、クリアーを薄く吹くと画像のような革シボ状になります。デカールを貼ったような感じですね。
それで、剥がれてもデカールのように貼り直せるんじゃないかと思って、やってみた次第ですw