
クリアーコートは、とにかく銀粒子が溶けないように薄く薄く吹くしかないです。
15分~1時間おきに、あせらず少しずつクリアーの粒子を乗せてゆく感じで吹き重ねました。
食事前にひと吹き、食後にひと吹き、お出かけ前にひと吹き、帰ってきてひと吹き、サッカー見る前にひと吹き、ハーフタイムにひと吹き…って具合で。
最初は、吹けば吹くほどどんどんつや消しになっていって、どうなる事かと思いましたが、7~8回ぐらい重ねてクリアー層が出来たかなって思えたところで多めに吹いてやると、やっとツヤが出てきました。
で、塗装面の状態はというと…
粒子が浮いたような感じはありませんでしたが、それでもクリアーを吹く前に比べると、輝きが40%ぐらいダウンしたような…
シルバーの粒子もクリアー越しに見ると結構目立つし、下地の黒の透けもより目立つような感じになりました。
結論としましては、やはりかなり難しいってことですね。
クレオスの8番シルバーにクリアーかけた状態と比べればかなり明るい銀色で、悪くはないんですが、やっぱりもうちょっと映りこみがあるほうが実車ぽい感じだと思います。
まあ、私としてはリアリティにこだわるわけでもないので、このくらい表現出来てれば気にせず次に進みますよ…。

インダクションポッドの峰の部分は蛍光レッドで塗るように指示されてます。
なんでデカール用意されてないのかな?リア・ウイングも蛍光レッド塗装になってます。
インストではタミヤの蛍光レッドが指定されてますが、私はニッペの缶スプレーの蛍光レッドを吹き出してブラシで吹いてます。
このスプレーは昔、クリアーを上塗りしても滲まないということでホームセンターで探して買ったものです。マルボロ・レッドを塗るのによく使いました。
10年ぐらい前は、模型用として手に入る商品は少なかったから、よくホームセンターで材料探ししたもんです。
今は気の利いた模型用の材料が発売されてますしネットと通販の普及で簡単に良い材料が日本中どこでも手に入れられるので便利ですね、でも自分で色々探してた昔も楽しかったんだけどね。

んで、デカール貼りに進んじゃってます。
しかし、どす黒いな…粒子も粗いし。画像だと塗装の粗が良く分かるな…
デカール貼りは好きな作業なので、どんどん進みます。
でもこのデカール、貼りにくい…長いラインがあるし、曲面ボディーのどこに貼ればいいのかも良く分からない…
塗装が難関だと思ってたけど、デカール貼りもかなりの難関だったのだ…!
(写真:タメオ1/43 マクラーレンMP4/22 イタリアGP07)
巷でのメッキ調塗料を使うという解は、実はメッキ調塗料で吹いてクリアコートして、やっぱり輝き40%落ちで実車に近くなるなんていうオチだったりして。w
デカールはもう最近のF1は大変ですよねぇ。(除くフェラ)
こないだウッカリ STR3 を予約してしまったのですが、サイドポンツーンの牛柄なんか絶対一発では貼れないと思い、珍しくスペアデカールを最初っから注文してしまいました。
ただ、ちょっと難しいです。濃度も吹きつけ量も・・・
クレオスのメッキシルバーなど、クリアーコートができない塗料には、実は木工に使う水性ウレタンニスでクリアーコートが可能です。
ネットを検索すれば、いろいろと実験された方々の記録があると思います。
私も1度、メッキシルバーに水性ウレタンニスでコーティングしたことありますが、少し輝きは落ちましたがきちんとコートできました。
参考にしてみてください(^^
コイツの塗装が簡単じゃないのは初めから分かってましたので、今回の仕上がり具合は予想よりは良かったほうです。
メッキ調の塗装は見た目にも派手でキレイだし、模型としては正解なんだと思います。
ただ、ハードルが高くなるイメージもありますので私のように手持ちの塗料でそれらしく、って言うお手軽な方法も、選択肢としてあっていいんじゃないかと思ってます。
STR3、アレも大変そうですね…デカール好きの私も挑戦して見たいけど、43でも出るかな?
>あさやんさん
どうも、お久しぶりです。
なるほど、水性ウレタンニスなんてのが有効なんですね。
研ぎ出しとか、デカールとの相性なんかも良ければ使えるかも知れませんね。
また耳寄り情報教えて下さいね。
今回は、基本的に普通のラッカー塗料だけでどこまで出来るか、っていう事に挑戦してみたんですが、次に機会があったらテストして挑戦してみたいですね。