Sunday Song Book #1074

2013年05月12日 | Sunday Song Book

2013年05月12日プレイリスト
「棚からひとつかみ」
1. RAINY WALK / 山下達郎 "ムーングロウ" '79
2. I'M NOT READY (TO LET YOU GO) / STREET CORNER SYMPHONY "HARMONY GRITS" '75
3. LOVE THE WAY YOU LOVE ME / EDDIE HOLAN "LOVE THE WAY YOU LOVE ME" '79
4. CRY LIKE A BABY / DOROTHY MOORE '73
5. CARLA MY LOVE / THE SOFTONES "TOGETHER" '79
6. I THANK YOU BABY / JUNE & DONNIE '69
7. TAMMY / DEBBIE REYNOLDS '57
8. ずっと一緒さ / 山下達郎 "オーパス" "レイ・オブ・ホープ" '08
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■内容の一部を抜粋
・近況
「わたくし、もう先々週になりますが、ゴールデンウィークに大阪フェスティバルホールのこけら落とし二日間公演、無事に終了致しました。お出でいただいたお客様、誠にありがとうございました。大阪らしい大盛り上がりでございます。お陰さまで気持ちよくやらしていただきましたが。それでも一年ぶりに二日間だけ独立した日なので、たった二日のライヴでもですね、50本のライヴと手間は同じで、リハーサルの比も同じですのでですね(笑)、全くアレなんですが。一年ぶりにやって、今日初日、明日千秋楽みたいな、そういうライヴでしたがですね(笑)。調子がちょっとなかなか。それといつもの構成とちょっと違ってた選曲でやっておりましたのでですね。初日はちょっと飛ばしすぎましてですね。お客さんに煽られたというのもあるんですけれども、途中で息切れしそうになりまして必死の思いで回復しました。翌日はペース配分考え直しまして、ことなきを得た、そういう感じでございますが。まだまだ、この年になっても修行が足らない今日この頃でございます。この勢いでまた秋口からのツアー、全国49本ございます、秋口からのツアー、またはりきってやっていきたいと思います。一段落でございます」と達郎さん。

ライヴが一段落したのでまたスタジオに戻って新曲を書いてるという。ここ一週間締め切り間近で今は歌詞を書いてるとか。

・「棚からひとつかみ」
今週はハガキのチェックもままならないまで、いつものレギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」。

・RAINY WALK
昨日あたりから雨がちなのでこの曲。1979年のアルバム『MOONGLOW』から「RAINY WALK」。

・I'M NOT READY(TO LET YOU GO)
フェスティバルホールこけら落とし公演のためにリハーサルしたのは都内の練習スタジオ。そこで別のスタジオに来ていた知り合いのミュージシャンが、達郎さんが三十数年前にTOKYO FMでやったコーラスのスペシャル番組をエアチェックしたテープを今でも持っていて、その番組でかかったストリートコーナー・シンフォニーのレコードを探してると聞いたのだとか。そこで彼にその曲をプレゼントしたのだそうだ。調べてみるとまだCDになってないことがわかったので、リマスタリングしたいい音なので番組でかけることにしたという。
ストリートコーナー・シンフォニーはイーストコーストの黒人5人組のヴォーカル・グループ。1975年に出た彼らのただ1枚のアルバム『HARMONY GRITS』に入ってるアカペラの曲「I'M NOT READY(TO LET YOU GO)」。この他の曲は全編当時のディスコものだそうだ。プロデューサーはマイケル・ゼーガ。

・LOVE THE WAY YOU LOVE ME
エディ・ホランは全く無名のソングライター、プロデューサー。ブラック・アイスに何曲か曲を書いてる。1979年に1枚だけソロ・アルバム『LOVE THE WAY YOU LOVE ME』を出している。このアルバムは隠れた名盤で、昨年、ディスクユニオンがディストリヴュートしている「Think! Records」から紙ジャケで世界初CD化された。その中から今日はアルバムのタイトル・ソングで「LOVE THE WAY YOU LOVE ME」。

・CRY LIKE A BABY
達郎さんが手に入れたシングル盤から。ドロシー・ムーアの1973年の初ヒット「CRY LIKE A BABY」はアシュフォード&シンプソンのペンになる一曲。全米ソウル・チャート79位。

・CARLA MY LOVE
1979年にソフトーンズとファースト・クラスが組んで出したアルバム『TOGETHER』が待望のCD化。今日はアナログLPのB面の1曲目でソフトーンズ歌ってる有名な曲「CARLA MY LOVE」。ソフトーンズとファースト・クラスはどちらもボルチモア出身のスィート・ソウル・グループ。

・PERFORMANCE 2013
秋からはじまる全国ツアーが決定した。8月27日(火)、埼玉県戸田市文化会館を皮切りに12月24日(火)、クリスマスイブの中野サンプラザまで全国26都市49公演のホール・ツアー。詳しいスケジュールとチケットの販売方法は山下達郎のオフィシャル・ホームページの「Live」にアップしている。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・まりやさんのニュー・シングル
まりやさんのニュー・シングルの発売が決定した。6月26日発売で、昨年に引き続いて「NEWS23」のエンディング・テーマで、タイトルは「Dear Angie ~あなたは負けない」。3月まで「NEWS23 クロス」のエンディング・テーマだった「それぞれの夜」を収録した両A面シングル。カップリングはビートルズ・カヴァーで「YOUR MOTHER SHOULD KNOW」が入ってる。通常盤「Dear Angie ~あなたは負けない」はもう一曲多くて「THIS BOY」も収録されている。初回限定盤「Dear Angie ~あなたは負けない」はDVD付きで「Dear Angie ~あなたは負けない」のミュージック・ビデオ、2000年に行われた「SOUVENIR」ライヴから「元気を出して」のライヴ映像を収録している。ライヴ映像を商品にするのも初めてのこと。
http://wmg.jp/mariya/

・ドラマ「第二楽章」
達郎さんが主題歌を担当するNHKのドラマ10「第二楽章」。NHK総合テレビ4月16日から毎週火曜日午後10時、連続9回のドラマ。出演は羽田美智子さん、板谷由夏さん、谷原章介さん。クラシックの世界を描いた女性二人の友情の物語。主題歌のタイトルは「コンポジション」。NHKのドラマ主題歌は朝ドラ「ひまわり」の主題歌「ドリーミングガール」以来17年ぶり。今回はとても静かな曲で今までにない抑制された曲だとか。リリースは今年の夏頃を予定。来週あたりにテレビサイズをオンエア予定。
http://www.nhk.or.jp/drama10/dainigakushou/

・I THINK YOU BABY
ダニー・ハザウェイのシンガーとしてのデビュー作。ジューン・コンクエストという女性シンガーとのデュエットで出したシングルで「I THINK YOU BABY」。1969年にシカゴのカーティス・メイフィールドのカートム・レーベルからジューン&ダニー名義でリリースした。ダニー・ハザウェイとカーティス・メイフィールドの共作で全米ソウル・チャート46位。プロデュースもダニー・ハザウェイとカーティス・メイフィールド。ダニー・ハザウェイがメジャーになった1972年にダニー・ハザウェイ&ジューン・コンクエストとして再発されて全米ソウル・チャート41位。全米チャートにもランクイン。まだCDになっていない。

・TAMMY
出汁に山下達郎を聴かせるという方からのリクエスト。デビー・レイノルズの「TAMMY」。1957年の全米NO.1でミリオンセラー。

・ずっと一緒さ
19歳の女性からのリクエストで「ずっと一緒さ」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

05月19日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp
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山下達郎 LIVE at Festival Hall

2013年05月12日 | 山下達郎

3日、4日と山下達郎の新装フェスティバルホールこけら落とし公演
「山下達郎 LIVE at Festival Hall」を聴きに行きました。
ライヴはとても素晴らしかったです。
よい雰囲気の中で祝祭の空間を楽しみました。
SITEDOIにライヴ・レポをアップしました。
よろしくお願い致します。

新装フェスティバルホールのエントランス。



入場してすぐの右側壁に緞帳の絵柄を紹介した展示がありました。



ライヴの中で達郎さんも紹介されてましたが二種類ありました。

入場口は二階にありますがホールは五階にあります。
エスカレーターで上昇します。
緩やかな上昇で初日はそれが気になりました。
今度からは気をつけないと。少し時間がかかりますので。

ホールのホワイエはシャンデリアが上から降り注ぐラグジュアリーな空間でした。



カフェが併設されていました。



ベートーヴェンとシェイクスピアのレリーフもありました。



三階席のフロアには旧ホールで開催した公演の写真の展示とともに、



1970年代に使用されたピアノの展示もありました。



そう、ここはまるで博物館のようでもありました。
コメント (2)
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