Motoharu Radio Show #150

2013年05月15日 | Motoharu Radio Show

2013/05/14 OnAir - 2nd. Week - パワー・ポップ特集 第二回~80年代以降の名曲から~
01.Average White Band:Work to Do
02.The Temptations:My Girl
03.佐野元春 & The Coyote Band:愛のためにできたこと
04.Iron & Wine:Grace for Saints and Ramblers
05.Iron & Wine:The Desert Babbler
06.Marshall Crenshaw:Someday, Someway
07.Marshall Crenshaw:Whenever You're On My Mind
08.Weezer:Memories
09.Cherry Twister:Sparkle
10.Jellyfish:I Wanna Stay Home
11.Bleu:Kate
12.Vinyl Kings:Dreams
13.佐野元春 & The Coyote Band:スーパー・ナチュラル・ウーマン
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■内容の一部を抜粋
・パワー・ポップ特集 第二回~80年代の名曲から~
「先週に引き続いてパワー・ポップ・バンドのレコードを集めました」と元春。

・Work to Do
アベレージ・ホワイト・バンドの「Work to Do」。「春からの新生活でみんなちょっと疲れが出てる頃だと思います。DJ MOTOからそんなリスナーのみなさんへ元気の出るレコードをプレゼントしてあげてください」というリクエスト。

・My Girl
テンプテーションズの「My Girl」。「5月のように気持ちいい 僕にはあの娘がいるから そんなふうに歌ってます。まぁ、そんなふうに思える相手がいれば毎日楽しくてたまらないですよね」と元春。

・愛のためにできたこと
佐野元春 and The Coyote Bandの新しいアルバム『ZOOEY』から「愛のためにできたこと」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月5月の「3PICKS!」はステレオフォニックス『Graffiti On The Train』、アイアン&ワイン『Ghost On Ghost』、そしてリチャード・トンプソン『Electric』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はアイアン&ワイン『Ghost On Ghost』。

・アイアン&ワイン
アイアン&ワインはサミュエル・ビームというシンガー・ソングライターのステージ・ネーム。米国、サウスカロライナ州の出身、現在38歳。大学時代にビジュアル・アートを学んでソングライティングもその頃からはじめた。現在はミュージシャンとは別に地元の大学で映画について教えている。
「アイアン&ワイン。音楽を聴いてわかるのは、彼自身の性格がそうだと思うんですが、とても穏やかな歌が多いです。僕の世代ですと、例えばジェームス・テイラーとかキャロル・キングですよね。そうした人たちと同じ質を持ったソングライターだと思います」と元春。
現在まで4枚のスタジオ・アルバムを出している。自分の仕事をしながら作ったデモ・テープでサブ・ポップ・レーベルという米国では定評のあるレコード・レーベルと契約した。その後、新しいレコードはボン・イヴェールとかTVオン・ザ・レディオとかいったアーティストが契約している4ADという才能あるミュージシャンたちが集まってるレコード・レーベルから出た。現在、フリート・フォクセズやバンド・オブ・ホーセズと並んで米国フォーク・ロックの分野で注目されているソングライター。新しいアルバム『Ghost On Ghost』から「Grace for Saints and Ramblers」と「The Desert Babbler」の2曲。

佐野元春 : さて、パワー・ポップ特集。先週の'70年代に続いて、今夜は'80年代、'90年代、そして現在のパワー・ポップを聴いてみたいと思います。パワー・ポップの三大要素と言えばポップ、ギター・ラウド、そしてセンチメンタルなメロディ。そのルーツとなっているのがザ・ビートルズ。ビートルズが解散した以降、現在まで数々のパワー・ポップ・バンドが登場しました。Motoharu Radio Show。先週に引き続いてパワー・ポップの特集をします。まずは'80年代のパワー・ポップということで僕が選んだのはマーシャル・クレンショウ。マーシャル・クレンショウと言えば楽しいエピソードがあります。マーシャル・クレンショウがデビューした'82年。最初のヒット・レコード「Someday, Someway」。この曲、僕はとても気に入って'80年代、当時僕がDJしていたNHK-FMの番組「サウンドストリート」でオンエアしました。その後、僕はニューヨークに引っ越すんですが、ある日、マーシャル・クレンショウを取材しようと思ってニューヨークにある彼のオフィスに行きました。ドアを開けてマネージメントの人を待つ間、ふっと壁を見ると、そこに額縁に入った手紙のようなものが飾ってありました。しかもよく見てみると、その手紙は日本語で書いてありました。手紙を読んでみるとこんなことが書いてありました。「僕はあなたの音楽のファンです。日本の佐野元春というDJの番組で曲を聴いて好きになりました。日本でもライヴをやってください」そんなふうに書いてありました。僕はうれしかったですね。後でマネージャーに訊いてみました。「あの壁に飾ってある手紙、日本語読めるのか?」 そしたら「いや、読めないけれど、ファンレターというのはわかる。しかも日本語というのが珍しいから飾ってあるんだ」そんなふうに言ってました。そして僕が「あの手紙は僕がDJをやっているRadio Showのリスナー・ファンからだよ」と言うと、マネージャーはとてもびっくりして、途端に対応が丁寧になりました。まぁ、素敵な偶然ですよね。マーシャル・クレンショウというと今でもこの話を思い出します。では「Someday, Someway」、そして「Whenever You're On My Mind」。マーシャル・クレンショウ2曲続きます。

Someday, Someway
Whenever You're On My Mind

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「中部リサイクル運動市民の会」。愛知県でリサイクル、リユースを呼びかけている団体。循環型社会を実現するために活動している。

・Memories
'90年代パワー・ポップの名曲、ウィザーの「Memories」。
佐野元春 : パワー・ポップ。'90年代のバンドでいうと、なんと言ってもこのバンドですね。ウィザー。現在まで6枚のスタジオ・アルバムを出しています。分厚いギターとセンチメンタルなメロディ。そして切ないツボをついたメロディとサウンドですよね。正にパワー・ポップの条件を全て持ってるバンドと言えます。'90年代は正にこのウィザーの登場がきっかけとなって、その後、ポウジーズ、ティーンネイジ・ファンクラブ、ジェリーフィッシュ、そうしたパワー・ポップ・バンドが注目されました。僕が選んだ'90年代、パワー・ポップのバンド。ここでふたつ紹介します。チェリー・トゥイスター「Sparkle」、そしてジェリーフィッシュ「I Wanna Stay Home」。2曲続きます。

Sparkle
I Wanna Stay Home

佐野元春 : Motoharu Radio Show。先週に引き続いてパワー・ポップのレコードを特集をしています。パワー・ポップ。そのリリックを見てみると意外と男の情けないところが出ています。先に聴いたウィザー。彼らの音楽は一時期「泣き虫ロック」なんて言われてました。人はどちらかと言えば幸福な歌よりも不幸な歌に耳を傾けたがります。自信に満ちた歌よりも情けない歌が愛されます。そんな情けない感じをハードなギターと切ないメロディで隠す。実をいうとそれがパワー・ポップの本質なんじゃないか、そんな僕の持論をコヨーテバンドのギタリスト、パワー・ポップに詳しい深沼元昭くんに訊いたところ、「佐野さん、正にそうです」と言ってました。なるほど。とするとパワー・ポップ。情けない男がこの世にいる限り、パワー・ポップはこれから先絶えることはない。そういうことになりそうです。では僕が選んだ現代のパワー・ポップ・レコードを聴いてみます。ブルー「Kate」、そしてヴァイニルキングス「Dreams」。2曲続きます。

Kate
Dreams

・スーパー・ナチュラル・ウーマン
最後に元春のレパートリーの中からパワー・ポップ曲。「この曲は自分にとって最高の女性讃歌。やけくそになって愛情たっぷりに歌ってます」と元春。
佐野元春 and The Coyote Bandの新しいアルバム『ZOOEY』から「スーパー・ナチュラル・ウーマン」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

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