Motoharu Radio Show #155

2013年07月03日 | Motoharu Radio Show

2013/07/02 OnAir - 1st. Week - 特集:佐野元春 & THE COYOTE BAND 最新ライブより 第一回
Justin Timberlake:Suit & Tie (feat. JAY Z)
Daft Punk:Get Lucky (feat. Pharrell Williams)
Jamie Cullum:You're Not the Only One
Phish:Birds of a Feather
Phish:Dirt
佐野元春 & The Coyote Band:夜空の果てまで(Live 2013)
佐野元春 & The Coyote Band:彼女(Live 2013)
佐野元春 & The Coyote Band:虹をつかむ人(Live 2013)
佐野元春 & The Coyote Band:ラ・ヴィータ・エ・ベラ(Live 2013)
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■内容の一部を抜粋
・Suit & Tie
・Get Lucky
現在、米国のメインストリームはこの2曲。ジャスティン・ティンバレークの「Suit & Tie」とダフト・パンクの「Get Lucky」。
ダフト・パンクはナイル・ロジャースを迎えて'70年代のアース、ウィンド & ファイアの焼き直しをやっている。

・You're Not the Only One
これまでのジャズからポップにスタイルを変えたジェイミー・カラムの新しいレコードから「You're Not the Only One」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月7月の「3PICKS!」はPhish『Ventura』、マイルズ・ケイン『Don't Forget Who You Are』、そしてスティーヴン・スティルス『Carry On』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週は『Ventura』。

・Phish
米国、ヴァーモント州出身のバンド。トレイ・アナスタシオ、マイク・ゴードン、ジョン・フィッシュマン、そしてペイジ・マッコーネル。この4人がバンドのメンバー。バンドの結成は1983年。このとき4人は地元の大学生だった。はじめは地元で人気があるバンドだったがメジャーのレコード・レーベルと契約して全国的なバンドになった。特に大きなプロモーションを行ったわけではないのにこのバンドはファンを増やし続けていく。その理由は彼らのライヴにある。彼らの活動の中心は常にライヴ・コンサートにあった。地元ヴァーモントのローカル・バンドからはじまって現在では米国で最も大きなジャム・バンドになっている。彼らのコンサートを経験した人なら知ってると思うがとても自由な雰囲気がある。バンドも観客も音楽を楽しもうという雰囲気で集まってるという感じ。一回の公演時間は大抵4時間近く。しかもセットリストは日によって変わるという楽しい内容になっている。テープ・トレードなんて言葉をよく聞く。これはライヴの音をファンが録音してもいいよというサービス。Phishもこのテープ・トレードを以前からよくやっている。これは'70年代に例えばグレートフル・デッドといったリベラルなバンドがやっていたアイディア。バンドとファンは友だちという関係。とかく商業主義になりがちな音楽ビジネスだがPhishをはじめとするこうした米国のジャム・バンド系のバンドはファンとの信頼関係というものを大事にしているようだ。そのPhishのライヴ・アルバムが出た。CD6枚セットになっている。これはカリフォルニア州ヴェンチュラで行われたライヴで1997年と1998年のライヴを収めたレコード。この『Ventura』から「Birds of a Feather」と「Dirt」の2曲。

・トゥイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるトゥイッターを公開しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。www.moto.co.jp/MRS/ 番組からトゥイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週はNPO法人「やまぼうし自然学校」。長野県菅平高原で林間学校向けの森林教育プログラムを提供している団体。1996年から活動している。

・夜空の果てまで
番組後半は佐野元春 and The Coyote Bandが今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴを特集する。

佐野元春 : コンサート・ツアーをやろうというとき、まずはじめに考えるはセットリストですね。今回のツアーではどんな曲をやろうかと考えます。コンサートの時間は限られています。大抵2時間、長くて3時間くらいですね。やりたい曲はたくさんあるんですが、この限られた時間の中で演奏する曲を決めようということになると、どうしてもファンの人たちが馴染みのある曲をやろうということになりがちです。そんなとき一曲でもいいので普段あまりやらない曲を入れようということで何曲かスタジオで試してみます。今回のツアーではピアノで歌う曲何かやろうということで、'80年代に書いた曲を何曲かやってみました。ピアノを弾きながら歌うというのは自分のスタイルのひとつです。2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴからこの曲を聴いてください。'80年代のアルバム『Heart Beat』から曲は「彼女」。

・彼女

佐野元春 : 今回のツアーでやってみてよかったなと思ったのは何曲か新曲を演奏したことです。一般的にコンサートで新曲を何曲もやるってことは、まぁあまりやりません。みんなが知らない曲よりも知ってる曲で楽しく行こうぜというのがお客さんの気持ちだと思います。今回のこのツアーと同時に新作のレコーディングもやっていました。既に僕もバンドもやる気十分。新曲には自信があったので思いきってライヴで演奏しようということになりました。結果は上々でしたね。新しい曲もみなさんしっかりと聴いてくれて拍手をたくさんいただきました。その新しい曲を集めてその後、アルバムを出します。それがアルバム『ZOOEY』です。コヨーテバンドにとって2作目にあたるスタジオ録音盤。バンドとしての方向性が決まった大事なアルバムとなりました。Motoharu Radio Show。佐野元春 and The Coyote Band。今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴから一曲「虹をつかむ人」。

・虹をつかむ人

・アルバム『NO DAMAGE』特集
先月、番組で特集したアルバム『NO DAMAGE』特集へのフィードバックを読んで。
「このアルバムを聴いて気に入ってくださった方であれば、あれから30年ということですから、すっかり大人になっていると思います。その方は是非、近くにいる十代の音楽ファンにこの『NO DAMAGE』アルバムを紹介してあげてください。そして一緒に僕のライヴに来てください。待ってます」と元春。

・ラ・ヴィータ・エ・ベラ
佐野元春 and The Coyote Bandが今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴ特集。最後の曲は「ラ・ヴィータ・エ・ベラ」。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
来週も引き続いて佐野元春 and The Coyote Bandが今年2月23日に行ったWinter Tour Final 東京国際フォーラムでのライヴを特集する。

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