SOUND MUSEUM - 音楽の美術館(スガシカオ)

2011年03月01日 | 佐野元春 Radio Days

■SOUND MUSEUM - 音楽の美術館(スガシカオ)
2011年2月27日(日)
NHK-FM PM7:20 - PM9:30
http://www.nhk.or.jp/sound-m/

PLAY LIST
01 約束 / スガシカオ
02 午後のパレード / スガシカオ
03 あまい果実 / スガシカオ
04 宇宙 / スガシカオ
05 コノユビトマレ / スガシカオ
06 はじまりの日 feat.Mummy-D / スガシカオ
07 Hands / Rhymster
08 月と専制君主 / 佐野元春
09 Rainbow Sleeves / Rickie Lee Jones
10 Heartland / Keith Jarrett
11 真夏の夜の事 / 初恋の嵐
12 Tom's Diner / Suzanne Vega
13 サヨナラホームラン / スガシカオ
14 Progress / Kokua
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■内容の一部を抜粋
ひと組のアーティストの魅力を2時間10分かけてたっぷりとお届けする「FMサウンドミュージアム」。
今回は2月にニューシングル「約束」を発表したスガ シカオさんを特集します。
番組では昨年、11月にロンドンで行ったライブの秘蔵音源やスガさんと交流のあるアーティストからのスペシャルメッセージをご紹介します。
更に、今回はスガさんがブログで行っている詩/詞の投稿コーナー「輝け!Myリリック!」の番外編をお送りします。

・佐野元春のコメント
90年代でしたね。あるロック・フェスで自分はパフォーマンスをするところだったんですけれども、別のステージで、まだデビューしたてのスガさんがパフォーマンスをしていたんですね。その前から僕はスガさんの曲をなぜか知っていて、あれがスガさんだなって思って、そのステージを見たのを覚えています。スガさんがレコーディング・アーティストとしてスタートなさって、最初の頃の作品を聴く機会があって、とても気に入ったんですね。素晴らしいシンガー・ソングライターだなっていう印象がありました。特に僕もソングライティングをしているので、気になるのは彼がどういうことを歌っているのか、リリックの世界観ですよね。初期の彼の曲で僕が関心を持ったのは、彼の曲の中に頻繁に「月」という言葉が出てくるんですよね。曲によって「月」というものに、抱いてるイメージが違っていたと思うんですけれども、彼が「月」というものに詩人として関心を持ち、そしてそれを多用している、そのこと自体に僕はなんか関心を持ちましたね。そうですね、まもなく開かれる僕のライヴなんですけれども、大阪城ホール、自分の30周年アニバーサリー・ライヴの一環なんですけれどもね、ここでスガさんがゲストとして出演してくれるということで、とてもとてもうれしく思います。この放送がされる頃にはどんな曲をやるのか、多分わかってると思いますけれども、今はまだどの曲を歌ってもらえるのか決まってない段階なんで、なんかすごく楽しみにしています。NHK、ETVで、僕、「ザ・ソングライターズ」という番組をやっていて、スガさんも出演してくれましたよね。ゲストとして来てくれました。ホントにあの時楽しかったですね。スガさんと僕と、それからクリエイティブ・ライティングを目指す学生たちがいて、スガさんというソングライターはこうなんじゃないかな、ああなんじゃないかなと思っていたことを率直に質問して、やっぱズバズバ答えが返ってくると、あぁ、やっぱりねって、確認することができたのがすごく楽しかったですね。また集まってくれたクリエイティブ・ライティング志望の学生たちもね、フランクにスガさんにいろいろな質問をしていたんだけれども、そうした学生たちからの質問に、ホントに真摯に、丁寧に答えてるスガさんというのは、なんとも傍で見ていて清々しい。あっ、洒落言っちゃったかな(笑)。

今度ライヴにゲスト出演するし、「ザ・ソングライターズ」にも出演したし、その前も何度も対談とかインタビューをしているが、未だにあの空気感には慣れなくて、元春さんの人間性がわかってるので、緊張はしないけれど、元春さんの周りにある世界観に飲み込まれるような、元春さん本人に会った人にしかわからないと思うけれど、その空気感に捕らわれるというのか、そういうのがあるので、いつも話をしているときは頭がボッーとしているというか、冷静に考えられてないというか、そんな感じなんだ、とスガシカオ。
青春時代によく聴いたアーティストのひとりなので、詩の影響も曲の影響も受けているという。元春の書く、いわゆる大ヒットした曲じゃない曲の凄さというのは当時誰も真似できなかったし、あまりに凄かったので歌詞の面でも影響されている。今度の3月6日に大阪城ホールで行われる元春の30周年アニバーサリー・ツアーのファイナルでは自分の青春を背負って歌いたいと思ってるそうだ。


元春のセルフ・カヴァーアルバム『月と専制君主』からタイトル・ナンバーの「月と専制君主」。

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2 コメント

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いよいよあと少し (kzfish)
2011-03-02 18:08:29
大阪公演の内容について、たくさんゲストがでる、一曲ごとにゲストを呼びこんで共演するのか。セットリストはパート3のベースに何曲か追加になるのか。全く予測できない。また終演は何時ごろなのか。また、東京公演は、ゲストなしなのか、全く大阪公演と異なるのか、わかりません。元春のサプライズを信じよう。
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Unknown (どい)
2011-03-03 00:42:01
☆kzfishさん
いつもコメントありがとうございます。
ファイナル公演ですよね。
スガシカオは「ヤングブラッズ」だと予想しています。
ぴったり合いそうな気がしますけれどね。
東京公演、有楽町。
サプライズがありそうで、なさそうで、ありそう(笑)。
返信する

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