Motoharu Radio Show #057

2010年10月13日 | Motoharu Radio Show

2010/10/12 OnAir - 2nd. Week
01.Nicolette Larson:I Only Want to Be With You
02.Bill Kirchen:Ain't Got Time for the Blues (feat. Maria Muldaur)
03.Aretha Franklin:(You Make Me Feel Like) a Natural Woman
04.Brian Wilson:They Can't Take That Away from Me
05.Brian Wilson:I Got Rhythm
06.Jose Feliciano:And The Feeling's Good
07.Leon Russell:A Song for You
08.Stevie Wonder:Never Dreamed You'd Leave in Summer
09.Dr. John:A Little Closer to My Home
10.佐野元春:彼女
11.Laura Nyro:It's Gonna Take a Miracle
12.Elton John:Tiny Dancer
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■内容の一部を抜粋
・リクエスト&シンガー・ソングライター・ピアニスト特集
番組前半はリスナーからのリクエスト曲を集めて、後半はシンガー・ソングライター・ピアニストの特集。

・I Only Want to Be With You
リスナーからのリクエストでニコレット・ラーソンの「I Only Want to Be With You」。オリジナルはダスティ・スプリングフィールド。他にベイ・シティ・ローラーズのカヴァーがヒットした。

・Ain't Got Time for the Blues (feat. Maria Muldaur)
リスナーからのリクエスト。ビル・カーチェンは味のあるギターを奏でる米国のミュージシャン。新しいアルバムでは、エルヴィス・コステロ、ニック・ロウ、ポール・キャラック、そしてマリア・マルダーなどがゲスト参加している。曲はマリア・マルダーとのデュエットで「Ain't Got Time for the Blues」。

・(You Make Me Feel Like) a Natural Woman
リスナーからのリクエストでアレサ・フランクリンの「(You Make Me Feel Like) a Natural Woman」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月10月の「3PICKS!」はマーク・コーン『Listening Booth: 1970』、ブライアン・ウィルソン『Brian Wilson Reimagines Gershwin』、そしてレイ・ラモンターニュ『God Willin & The Creek Don't Rise』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はブライアン・ウィルソン『Brian Wilson Reimagines Gershwin』。

・ブライアン・ウィルソン・ミーツ・ジョージ・ガーシュイン
説明するまでもなくビーチボーイズのメンバーの一人。ビートルズと並んで二十世紀のポップ音楽を代表する作曲家の一人。そのブライアン・ウィルソンの新しいレコードが話題を呼んでいる。アルバム・タイトルは『ブライアン・ウィルソン・リイマジンズ・ガーシュイン』。ブライアン・ウィルソンが偉大な作曲家ジョージ・ガーシュインの楽曲をカヴァーしたアルバム。これはとても意義深い作品。ブライアン・ウィルソンとジョージ・ガーシュイン、共にアメリカのポピュラー音楽の歴史には欠かせない巨匠の二人。その二人の才能が出会った奇跡的な作品といえる。このアルバムではブライアン・ウィルソンの工夫によってガーシュインの音楽が更に新しい輝きを放っている。何曲かガーシュインの未完成の曲も形にして収録されている。ブライアン・ウィルソンは今回の作品について「自分が関わってきたプロジェクトの中でもいちばん崇高なものだ」そんなふうに語っている。その言葉通り正にアメリカの偉大な二人の作曲家の精神が融合した奇跡のコラボレーションといえる。アルバム『Brian Wilson Reimagines Gershwin』から、1937年フレッド・アステアの映画『Shall We Dance?』で使われた曲「They Can't Take That Away from Me」と1930年ののミュージカル『Girl Crazy』で使われた曲「I Got Rhythm」の2曲。

・ツイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。番組からツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・And The Feeling's Good
リスナーからのコメントでイギリス旅行の感想を読んで、「新しいものを見て、新しい人と出会って、新しい気持ちで仕事ができる。旅というのは気分をリフレッシュするのに一番いい方法だと思います。僕はどちらかというと一人で旅をするのが好きですね。みなさんはどうですか?」と元春。
曲はリスナーからのリクエストでホセ・フィリシアーノの「And The Feeling's Good」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週はNPO法人「Next LOHE(ネクストロエ)」という団体。「もったいない」をキーワードに小さなことから地球環境を守っていきたいと2008年に活動をはじめた。この秋からは京都の大学生を対象に「自転車シェアリング」というプロジェクトをスタートさせた。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・A Song for You
番組後半はシンガー・ソングライター・ピアニストの特集。ピアノを弾きながら自作曲を歌う、そんなスタイルを持ったアーティストの特集。
レオン・ラッセルの「A Song for You」。

・Never Dreamed You'd Leave in Summer
元春は個人的にギターで歌うよりもピアノでロックンロールするミュージシャンのほうがかっこいいと思うのだそうだ。ファッツ・ドミノ、ジェリー・リー・ルイス、リトル・リチャード。'50年代にはピアノをマシンガンのように扱うごきげんなロッカーたちがいた。現在でもピアノを弾きながら歌うアーティストは少なくない。ピアノでなければ生まれなかった名曲もあると思うと元春。ロックンロールという表現の中でピアノという楽器はとても大事な役割を果たしてきたと言える。今夜は自分で作詞作曲をし、ピアノを弾いて歌うというそんなスタイルを持ったアーティストの特集。まずはスティービー・ワンダーの胸が締め付けられそうな失恋の歌。

・A Little Closer to My Home
Dr.ジョンの「A Little Closer to My Home」。Dr.ジョンのピアノのスタイルは独特。コロコロとよく転がるニューオリンズ・スタイルのピアノ。

・彼女
元春もピアノを弾いて歌うことがある。「曲はギターとピアノ、どっちで作るのですか?」とよく訊かれるそうだ。それは曲によって違って、リズムのある曲はギターで、メロディのある曲はピアノで作る場合が多いのだとか。「特にピアノで曲を作ってると、自分が今どんなコードで弾いてるのかがわからなくなって、そこが面白いところですね。ギターだとどうしてもコードにとらわれてしまって、曲が面白くなくなることがあります。ピアノで作るほうが曲により広がりがでることがあります。では僕のレコードからピアノを弾きながら作った曲を一曲聴いてください。佐野元春、彼女」と元春。

・It's Gonna Take a Miracle
ローラ・ニーロの「It's Gonna Take a Miracle」。

・番組ウェブサイト
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・転換期
今年人生の転換期を迎えたリスナーからのコメントを読んで。「僕なんかは人生、転換、転換、また転換で、グルグル目が回りそうです。人のことばっかりで、あまり自分のことをよく考えてこなかったというのもあるんですが、ときどきは、ちょっと自分のためにお金と時間を使って、自由にしてみようかななんて思うこともありますね」と元春。

・Tiny Dancer
エルトン・ジョンの「Tiny Dancer」。キャメロン・クロウ監督の映画『あの頃ペニー・レインと』でこの曲がとても効果的に使われていたそうだ。映画の中でロック・ミュージシャンに憧れる女の子が描かれている。きれいな目をしたブルージンズのよく似合う娘、この曲ではそんな女の子のことをバレリーナに例えて「彼女は僕のもの」とそんなふうに歌っている。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

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