Motoharu Radio Show #028

2009年12月16日 | Motoharu Radio Show

2009/12/15 OnAir - 3rd Week
01.Paul Simon:Gone At Last
02.Neil Young:Only Love Can Break Your Heart
03.Rickie Lee Jones:The Moon Is Made of Gold
04.Dave Matthews Band:Stay (Wasting Time)
05.Wilco:You and I
06.Bob Marley & The Wailers:Waiting in Vain
07.小谷美紗子:Who
08.Jamie McLean:Cherry Tree
09.Paul McCartney:Maybe I'm Amazed
10.Bill Withers:Use Me
11.佐野元春:クリスマス・タイム・イン・ブルー-聖なる夜に口笛吹いて-
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■内容の一部を抜粋
・MRSリスナーが選ぶベスト・トラックス特集
番組専用のウェブサイトにはリスナーがその日の放送でお気に入りの曲を投票するシステムがある。今年最後のMRSはこれまで番組で紹介してきた曲およそ250曲の中から投票数の多かった曲を特集。

・世界は愛を求めている
MRSの記念すべき1曲目はジャッキー・デシャノンの「What A World Needs Now Is Love」(「世界は愛を求めている」)。バート・バカラック/ハル・デヴィッドの作品だった。元春が音楽を通じて伝えたい想いが「世界は愛を求めている」ということ。MRSのテーマだと言っていいと話す。

・Gone At Last
10/20の放送で投票数が最も多かった曲。

・Only Love Can Break Your Heart
4/14の放送で得票数No.1の曲。これまでオンエアした全楽曲の中でリスナーからの投票で総合16位。MRSではニール・ヤングのレコードがよくかかる。この曲はアルバム『After The Gold Rush』から。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月12月の「3PICKS!」はジェイミー・カラム『The Pursuit』、ノラ・ジョーンズ『The Fall』、そしてリッキー・リー・ジョーンズ『Balim In Gilead』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はリッキー・リー・ジョーンズ『Balim In Gilead』。

・リッキー・リー・ジョーンズ
リッキー・リー・ジョーンズは1979年にレコーディング・アーティストとしてデビューした。デビュー・アルバムが全米3位の大ヒットとなって注目された。公式のバイオグラフィによると、若い頃からかなりはみだしていたようで、十代で家出して全米各地を放浪。二十代でトム・ウェイツと知り合って一時期一緒に暮らしていた。ソングライティングもその頃から始めていて、あるライヴハウスで歌ってたところ、リトルフィートのロウエル・ジョージの目に留まってデビューのきっかけを掴んだ。デビュー・アルバムのレコーディングでは彼女があまりにわがままなので、セッションしていたスティーヴ・ガッド、ジェフ・ポーカロなど当時のトップ・ミュージシャンたちから「二度と仕事したくない」と不評を買ったそうだ。相当向うっ気の強い性格だったようだ。しかし現在ではジョニ・ミッチェルと並んで実力のあるシンガー・ソングライターとして高い評価を得ている。新作ではゲストにアリソン・クラウス、ベン・ハーパー、ジョン・ブライオンといった優れた音楽の仲間が参加した。これがキャリア12枚目のアルバム。「カントリー、ゴスペル、ブルース、ジャズ、そしてフォーク。リッキー・リー・ジョーンズの音楽に感じるのはココロとカラダにやさしいアコースティックな味わいです。僕もこのリッキー・リー・ジョーンズの新作をとても楽しく聴きました」と元春。リッキー・リー・ジョーンズの新作『Balim In Gilead』から曲は「The Moon Is Made of Gold」。

・MRSリスナーが選ぶベスト・トラックス
上位の曲はビル・ウィザース「Use Me」、カーディガンズ「Carnival」、デイヴ・マシューズ・バンド「Stay (Wasting Time)」、ノラ・ジョーンズ「Chasing Pirates」、ジョー・ヘンリー「The Man I Keep Hid」、ほかにライ・クーダー、Phish、クリスタルズ、ポール・マッカートニー。
「とても健全なチャートになってるなという印象があります。音楽のチャートはテレビや雑誌など他にもたくさんありますけれども、このMRSのチャートは他のどのチャートとも違います。アーティストとの知名度やプロモーション量に引っぱられることなく、聴いてみていいなと思った曲が投票されてる、そんな印象があってうれしかったですね」と元春。

・'90年代の佐野元春特集
先々週、先週と特集した「'90年代の佐野元春」にリスナーからフィドバックがあった。企画・構成した番組アシスタントのゴトウくんへの賛辞と、古くからのファンからは「ベタだな」という意見、様々だった。ゴトウくんはブースの向こうでニヤニヤしてます、と元春。ゴトウくんは最近、髪を染めたそうだ。

・Who
「日本人アーティスト特集」で最も票を集めたのが小谷美紗子。「シンガー・ソングライターとしてだけでなくピアノ・プレイヤーとしてもすばらしい」と元春。

・Cherry Tree
6/9の放送のトップ1。

・ツイッター
「さて、モトハル・レイディオ・ショウは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。次回放送のときぜひ参加してみてください。きっと楽しいと思います。モトハル・レイディオ・ショウ・ツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・Use Me
番組はじまって以来もっとも票を集めた曲。
ちなみにこれまでのエアプレイ、トップ40の中に入ったミュージシャンで最高齢はJ.J.ケールで71歳。その次がポール・マッカートニーで67歳。
3PICKSで最も票を集めたのはジョー・ヘンリー『Blood from Stars』、次がダイアン・バーチ『Bible Belt』、Wilco『Wilco(The Album)』、マデリン・ペルー『 Bare Bones』と続いているそうだ。

・クリスマス・タイム・イン・ブルー-聖なる夜に口笛吹いて-
「もうまもなくクリスマス。来年がみなさんにとって素晴らしい年になりますように」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、メッセージを使って送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
2010年1月12日。

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