矢野顕子さとがえるコンサート2014(NHK大阪ホール)

2015年01月03日 | Live

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、昨年のことですが、矢野顕子さとがえるコンサートを聴きに行きました。
「さとがえる」は2011年以来だから三年ぶりですね。

今回のさとがえるコンサートはTIN PANとの共演で二部構成でした。
最初は『JAPANESE GIRL』の「大いなる椎の木」からはじまって、
なんかこう戸惑ってしまったのですが、
「想い出の散歩道」で鈴木茂さんが弾いたギター・ソロを聴いて、
「あぁ、はっぴいえんどで聴いたギターの音がしてる」と思いました。

ハンク・ウィリアムスの「I'm Moving On」では細野さんが後半からヴォーカルを取り、
「冬越え」はアッコちゃんと細野さんのデュエット。
大変な盛り上がりとなりました。

4人で作った新曲「A Song for Us」は今回のライヴでは異質な感じがしました。
ハード・サウンディングで展開していて驚きましたね。
全く古さを感じさせず今の矢野顕子が出ていて素晴らしかったです。

45分くらいで前半が終わって15分の休憩。
休憩後はアッコちゃんのソロから。
なんとここで大滝さんのカバーを披露しました。
「水彩画の町」と「乱れ髪」のメドレー。
これも本当に素晴らしくて心を揺さぶられました。
アッコちゃんは生前の大滝さんと関わりがなかったという話ですが、
それはとても意外ですね。

「終りの季節」はアッコちゃんと細野さんのデュエット。
こういうのが生で観られてよかった。
「氷雨月のスケッチ」は鈴木茂さんのヴォーカルをフィーチャー。
はっぴいえんどのギターの音がしてました。

「こんなところにいてはいけない」からはTIN PANとのセッションの醍醐味を感じました。
アッコちゃんのスキャットをフィーチャーした「ポケットいっぱいの秘密」もよかったですし、
「変わるし」はマーク・リーボウ、ジェイ・ベルローズ、ジェニファー・コンドスとのツアー
でも披露してましたがTIN PANでも盛り上がりました。
「絹街道」は細野さんも今までほとんどライヴでやったことのない楽曲。
そうした面での貴重さというのもありましたが、
今回聴くことができてよかったと思いました。

ところで開演前なんですが、
誰もいないステージでパンパンパンと破裂音がしていました。
第二部で「水彩画の町」と「乱れ髪」のメドレーを歌い終えて、
アッコちゃんは天井に向かって「どなたですか?」みたいなことを言ってました。
今から考えると開演前のあの破裂音はラップ現象だったんじゃないかと思います。
そう考えるとアッコちゃんのコメントは何だったのだろう。
大滝さんの存在を感じたのでしょうか。。


■矢野顕子さとがえるコンサート2014
矢野顕子+TIN PAN(細野晴臣/林立夫/鈴木茂)
2014年12月12日(金) NHK大阪ホール
1階F7列7番

矢野顕子 / Piano, Vocal
細野晴臣 / Vocal/Bass
林立夫 / Drums
鈴木茂 / Vocal, Guitars

Set List
01 大いなる椎の木
02 Wichita Lineman
03 想い出の散歩道
04 The End of the World
05 I'm Moving On
06 ソバカスのある少女
07 冬越え
08 A Song for Us(新曲)
Intelude
09 家路
10 水彩画の町 ~ 乱れ髪
11 終りの季節
12 氷雨月のスケッチ
13 こんなところにいてはいけない
14 ポケットいっぱいの秘密
15 変わるし
Encore
16 絹街道
17 ひとつだけ



昨年、僕はアッコちゃんをビルボードライブ大阪でも見てます。
というわけで遅くなりましたが、
8月13日にビルボードライブ大阪で開催された
「矢野顕子トリオ featuring Will Lee & Chris Parker」を聴きに行きました。
僕がこのトリオを聴くのは2013年に続いて二度目になります。
まぁ、もうほとんど記憶が薄れてますので、当時書いてたメモから。

矢野顕子トリオ大阪公演で聴いた「ISETAN-TAN-TAN」。
ミュージック・ビデオはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=gBwzxydX3rY

この曲は伊勢丹からのオファーがあったそうです。
1999年のアルバム『GO GIRL』に収録していたのだけれど、
それを聴いて正式に歌ってくれるようにと言われたとか。
実はタイトルがそのときは「ISETAN-TAN」だったという。
ステージで言われるまで「-TAN」がひとつ少ないことに気がついてませんでした。
大阪の伊勢丹は経営不振で改装工事してますけれど、そのことにも触れてました。
「キタじゃ無理よね」みたいな(苦笑)。

仁丹の甜茶飴の紹介でウィル・リーと小芝居がありました。
甜茶飴はなかなかいいですね。
僕も気に入りました。
アッコちゃんはビルボード公演の一ヶ月ほど前に
アメリカでオンエアされたウィル・リーの「マッカーサー・パーク」についても触れてました。
https://www.youtube.com/watch?v=RUPSilcJFrQ

薄い内容でスミマセン。


■矢野顕子トリオ featuring Will Lee & Chris Parker
2014年8月13日(水) ビルボードライブ大阪
1st Stage

矢野顕子 / Piano, Vocal
WIll Lee / Bass, Vocal
Chris Paker / Drums

Set List
01 ごはんとおかず
02 Never Give Up on You
03 YES-YES-YES
04 SETAN-TAN-TAN
05 All The Bones Are White
06 ラーメンたべたい
07 飛ばしていくよ
Encore
08 Long Distance Love
09 在広東少年

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