サウンドストリート・アーカイブス(2)

2009年03月05日 | Motoharu Radio Show

■サウンドストリート・アーカイブス
2009年3月4日(水) NHK-FM AM0:00 - AM1:00
ナビゲーター: 萩原健太

元春レイディオ・ショー 1985年8月5日(月) 再放送
「ビルボードHOT100特集」 
DJ: 佐野元春

Playlist
[1985年8月5日(月)放送分]
Pop Life / Prince & The Revolution
People Get Ready / Jeff Beck & Rod Stewart
I Got You Babe / UB40 With Chrissie Hynde
No Lookin' Back / Micheal McDonald
Money For Nothing / Dire Straits
Tight Connection To My Heart / Bob Dylan
Shame / The Motels
And She Was / Talking Heads
Can't Get There From Here / R.E.M.
Maybe I'm Lovin' / Melaney
You're Only Human / Billy Joel

New Age / 佐野元春
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■内容の一部を抜粋
・サウンドストリート・アーカイブス
NHK-FM40年記念特別番組。1978年から9年に渡り放送された「サウンドストリート」から厳選して4週に渡って放送される全20回シリーズ。
http://www.nhk.or.jp/fm/40th/index2.html

・元春レイディオ・ショー再放送
3月3日(火)から3月7日(土)の1週目は5夜連続で佐野元春がDJを担当した月曜日を再放送。
第二回目は1985年8月5日(月)放送分「ビルボードHOT100特集」。

・オープニング・テーマ
「元春レイディオ・ショー」のオープニングは「So Young」のインストゥルメンタル・ヴァージョン。
ちなみに「サウンドストリート・アーカイブス」のオープニング・テーマはBooker T. & The MG'sの「Groovin'」。
クロージング・テーマは佐野元春ウィークということで「ガラスのジェネレーション」。

・50分間
今回1985年8月5日(月)の放送時間は50分。前日の1983年の再放送分は45分だった。

・ビタミン、プロテイン、水泳
佐野元春の夏の生活は「ビタミン、プロテイン、水泳」の3つに明け暮れているという。

・ビルボードHOT100特集
アメリカの音楽業界誌「ビルボード」の最新チャートを参考にして選曲。100位に入ってないチャート圏外の曲からも選曲することがあるらしい。「いい曲だったらばできるだけ早くみんなに紹介したいと思っているので、100位に入ってなくても決してびっくりしないでください。その曲1ヶ月後ぐらいには必ずチャートに入ってるはずです」と佐野元春。
「ビルボードHOT100特集」は毎月第一週目のプログラムだった。二週目は「グッド・オールド・ソングス特集」、三週目は年々変わり「Songs In The Albums」、「インターナショナル・インディーズ特集」、四週目は「リクエスト特集」、五週目はエクストラ・ウィークでゲストを迎えたり特集を組んだりしていた。

・Pop Life
プリンス&ザ・レボリューションのアルバム『Around The World In The Day』からのシングル・カット・ナンバー。シーラ・E.やタイムのメンバーが新たに結成したファミリーの情報も紹介していた。

・People Get Ready
ジェフ・ベックとロッド・スチュワートがインプレッションズの曲をカヴァー。久しぶりに出会ってレコーディング。「持つべきものは友だち、そんな感じです」と佐野元春。二人は1960年代半ばにブルース・ロック・バンド「ジェフ・ベック・グループ」として活動していた。他にメンバーは後にストーンズに加わるロン・ウッドがいた。

・I Got You Babe
イギリスのレゲエ・バンドUB40が1960年代にヒットしたソニー&シェールの曲をクリィッシー・ハインドとカヴァー。

・No Lookin' Back
「"振り返らずに"そんなふうに言ってますが、マイケル・マクドナルドの活動をちょっと振り返ってみますと」と佐野元春。
1970年代にアメリカ西海岸の音楽シーンに与えた影響はとても大きいものがあるとか。後期ドゥービー・ブラザーズの音楽的リーダーとして、レコード・プロデューサーとして何枚もヒット・レコードを作った。ジャズとロックとラテン・ミュージックをごちゃ混ぜにしたマイケル・マクドナルドのサウンドは「未だに楽しめる」と佐野元春の友だちが言ってるとか。

・Money For Nothing
ダイア・ストレイツは8年前(1985年当時)にロンドンで結成された。マーク・ノップラーはボブ・ディランの声とアルバート・キングのギター・スタイルを持つ男と評されているとか。レコーディング・アーティストとしてデビューする前はヨークシャ・イブニング・ポストという新聞でロックの評論家をやっていたという経歴。それと同時に大学では講師として文学を教えていたとか。

・Tight Connection To My Heart
ボブ・ディランのアルバム『Empire Burlesque』からのシングル・カット・ナンバー。当時、ディランはこの曲のPVを作るために来日したとか。佐野元春にも出演依頼があり2,3秒のシーンを撮影したものの、最終段階でカットされてしまったとか。撮影現場で昔からのアイドルだったディランと一言二言会話を交わすことができてよかったが、佐野元春の役が落ちぶれた場末のロック・スターだったことがただひとつ気にくわなかったことだったそうだ。

・Shame
モーテルズの「Shame」。「どこかで聞いたことのあるタイトル」と佐野元春。

・And She Was
トーキング・ヘッズの曲はリスナーからリクエスト。

・Can't Get There From Here
サンフランシスコを拠点とする先鋭的にレーベル「IRS」からのグループとR.E.M.を紹介。

・ライブエイド
ライブエイドの映像を収めたホーム・ビデオが発売中止になったという話題の紹介。「ライブエイドはニュー・メディアを使ったはじめての巨大な音楽イベントだった」と佐野元春。

・Maybe I'm Lovin'
メラニーの曲。特にコメントはなかった。

・You're Only Human
ラスト・ナンバーはビリー・ジョエルのニュー・シングル(1985年当時)。

・解説
萩原健太による番組解説。1985年といえばライヴエイド。ベネフィット・コンサートの形を作ったコンサート。日本でも24時間生中継された。佐野元春も日本での放送に出演した。全米チャートが世界を支配していた黄金期のいちばん最後が1985年頃ではないかと萩原健太。

・New Age
「New Age」はニューヨークでレコーディングしたアルバム『Visitors』に入ってた曲でシングルとしてもリリースされた曲。

・NHK青春ラジカセ
サウンドストリートは昨年放送開始30年を迎えた。「NHK青春ラジカセ」というウェブサイトで番組録音テープの一部を公開している。
http://www.nhk.or.jp/my-fm-days/

・サウンドストリート21
最終日曜日をのぞく毎週日曜日午後11時からはミュージシャンが月代わりでパーソナリティを務める「サウンドストリート21」も放送している。
http://www.nhk.or.jp/ss21/

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