Motoharu Radio Show #157

2013年07月17日 | Motoharu Radio Show

2013/07/16 OnAir - 3rd. Week - リスナーからのリクエスト特集
01.佐野元春:ヤァ! ソウルボーイ
02.Eagles:The Long Run
03.Allen Toussaint:Sweet Touch of Love
04.Buffalo Springfield:For What It's Worth (Mono)
05.Crosby, Stills, Nash & Young:Carry On / Questions
06.Gomez:See the World
07.Ray LaMontagne:Sarah
08.Shannon McNally:Small Town Talk
09.The Beach Boys:Caroline No (Mono Version)
10.The La's:There She Goes
11.Rod Stewart:Live the Life
12.Queen:These Are the Days of Our Lives
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■内容の一部を抜粋
・リスナーからのリクエスト特集
今夜は番組リスナーのリクエストを中心にしたプログラム。

・ヤァ! ソウルボーイ
元春の'90年代のレコードから「ヤァ! ソウルボーイ」。
「ザ・ホーボーキングバンド、佐橋佳幸くんのギターが素晴らしいですね」と元春。

・The Long Run
・Sweet Touch of Love
イーグルスの「The Long Run」。
アラン・トゥーサンの「Sweet Touch of Love」。アラン・トゥーサンは米国、ニューオリンズのミュージシャン。ミーターズ、ポール・サイモン、ザ・バンドなど数多くの素晴らしいレコードをプロデュースしてきた。

・トゥイッター
「さて、Motoharu Radio Showでは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるトゥイッターを公開しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。www.moto.co.jp/MRS/ 番組からトゥイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月7月の「3PICKS!」はPhish『Ventura』、マイルズ・ケイン『Don't Forget Who You Are』、そしてスティーヴン・スティルス『Carry On』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はスティーヴン・スティルス『Carry On』。

・スティーヴン・スティルス
米国のソングライター、そして素晴らしいギタリスト。現在68歳。'60年代にデビューしてバッファロー・スプリングフィールド、クロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング、その後ソロ・アーティストとして現在も活躍している。ポピュラー・ミュージック界の中でも重要なアーティストのひとり。スティーヴン・スティルス、ひとことでいえばミュージシャンからリスペクトされるミュージシャンといえる。ソングライティング、演奏、バンドの編曲、全てにおいて優れた才能を持っている。スティーヴンス・スティルスがこれまで関わってきたバンドを見てみるとまず重要なバンドはバッファロー・スプリングフィールド。1966年に結成して僅か2年で解散した。しかしこのバンドの音楽は米国の西海岸を中心にとても大きな影響を残した。バンドにはスティーヴン・スティルスの他にリッチー・フューレ、そしてニール・ヤングがいた。ところがスティーヴンス・スティルスとニール・ヤングはあまり仲が良くなかったそうだ。レコーディングでもよくぶつかっていたという。
「まぁ、僕が思うにこれはクリエイティブな衝突だと思います。その証拠にスティーヴンス・スティルスは次に作ったバンドですね、クロスビー、スティルス & ナッシュ。このバンドにニール・ヤングを呼んでいます。これがクロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング。CSN & Yですね。このバンドにはバーズからデヴィッド・クロスビー、ホリーズからグラハム・ナッシュが参加して、当時米国で最も影響力のあるバンドとして評価されました。ここでもスティーヴンス・スティルスは音楽的なリーダーシップをとってバンドをまとめていきます。ブルース、カントリー、フォーク、ラテン。スティーヴンス・スティルスの音楽と言うとそうしたいろいろな音楽の要素をミックスさせた独特のサウンドを作ってきました」と元春。
そのスティーヴンス・スティルスのとてもよくまとまったBOX SETが出た。CD4枚組、未発表の曲もあってかなり聴き応えのある内容になっている。タイトルは『Carry On』。このBOX SETの中からバッファロー・スプリングフィールド時代のヒット・レコード「For What It's Worth」のモノラル・ヴァージョンとクロスビー、スティルス、ナッシュ & ヤング時代の代表曲「Carry On」のオリジナルとは違うミックスのオルタネイト・ミックス・ヴァージョン。

・See the World
・Sarah
ゴメスについて「クリエイティブでいいバンドですね。僕も気に入ってます」と元春。
「レイ・ラモンターニュ、素晴らしいソングライターです」と元春。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「ポップラ・ペアレンツ・クラブ」。広島市に流れる太田川の河川敷で美化活動や映画上映をしている市民団体。

・Small Town Talk
・Caroline No
女性ソングライター、シャノン・マクナリーが全曲、南部カントリー・ソウルのシンガー、ボビー・チャールズの曲を取り上げたカヴァー・アルバムを出した。バッキング・ミュージシャンはDr.ジョン、デレク・トラックスが参加している。
続いてビーチボーイズの名盤『Pet Sounds』から「Caroline No」。

佐野元春 : ザ・ラーズは英国リヴァプール出身のバンド。この「There She Goes」という曲は彼らの2枚目のシングル曲です。この曲は、実をいうと僕自身、ちょっとした関わりあいを持ってます。曲のプロデュースを担当したのはボブ・アンドリュース。'70年代にブリンズレー・シュワルツでキーボードを弾いてました。1988年、僕は『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』というアルバムを英国ロンドンで作ってました。そのときバッキング・メンバーとして参加してくれたのがボブ・アンドリュースです。ボブ・アンドリュースはこの『ナポレオンフィッシュ』アルバムのレコーディングとは別に、ある新人をプロデュースしていました。それがザ・ラーズというバンドでした。僕自身のレコーディングが進む中、ある日ボブ・アンドリュースはカセット・テープを持ってきて僕にこういいました。まぁ、僕はMotoって呼ばれていたんですけれども。"Moto、この曲僕がプロデュースしたんだ。でも何か別の楽器を足したほうがいいと思ってるんだけどどう思う?" そんなことを訊いてきました。さっそく聴いてみるととてもいい曲でした。特にフックのところは一回聴いたらすぐに覚えてしまうような親しみやすい曲でした。僕は正直に、いや、これはとてもいい曲だよ。他に何も楽器を足すことないよ。そう答えました。そうするとボブ・アンドリュースは"OK、ありがとう"と言ってにっこりと笑ってました。結局、レコードは僕が聴いたそのままの編曲でリリースされました。今となっては誰もが知ってる'80年代の名曲。まぁ、こう言っちゃあなんなんですけれども、この曲のヒットには僕も少しは貢献してるんだよという、まあ、そんなちょっとした自慢の話を聞いてもらいました。

・There She Goes
・Live the Life
ロッド・スチュワートの新作から「Live the Life」。
「ロッド・スチュワートは僕はフェイセズの頃から聴いていますが、独特の声とパフォーマンスですね。若い頃はちょっと女たらしのキャラクターが前面に出ていましたけれども、現在68歳。今でも現役の偉大なロック・ヴォーカリストです」と元春。

・These Are the Days of Our Lives
「このヴォーカリストの声を聴くと、本当に惜しい人を亡くしたなぁと思います。フレディ・マーキュリー。クィーンにとって実質最後のオリジナル・スタジオ盤になりました。アルバム『Innuendo』からThese Are the Days of Our Lives。今夜はこの曲を聴きながらお別れです」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
「来週7月23日はエクストラ・ウィークですね。何か夏らしい楽しいプレイリストを届けたいと思ってます。是非聴いてください」と元春。

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