2022年05月22日プレイリスト「棚からひとつかみ+リクエスト」
1. 夏への扉 / 山下達郎 "ライド・オン・タイム" '80
2. HUSH / JOE SOUTH "GAMES PEOPLE PLAY" '69
3. TWISTIN' THE NIGHT AWAY / SAM COOKE '62
4. DAISY MAE / HAMILTON, JOE FRANK & REYNOLDS '71
5. DIDN'T WANT TO HAVE TO DO IT / THE LOVIN' SPOONFUL '66
6. I SECOND THAT EMOTION / SMOKEY ROBINSON &THE MIRACLES '67
7. I PUT A SPELL ON YOU / CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL '68
8. I MISS YOU / THE DAVE CLARK FIVE '66
9. STAND IN THE LIGHT / 山下達郎 & MELISSA MANCHESTER '96
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
ツアーのリハーサルの真っ最中なので今週は前倒しで収録しているそうだ。ツアーがはじまるとライヴのスケジュールの合間に番組を収録することになる。
・棚からひとつかみ+リクエスト
今週は「棚からひとつかみ+リクエスト」だがほとんどリクエスト。
・夏への扉
5月の終わりになったので「夏への扉」でスタート。
・HUSH
棚を見てたらジョー・サウスが「オレをかけてくれ」と言ったそうだ。達郎さんは十代からシュガーベイブを作るときまで、ジョー・サウスをすごく聴いていた時代があったという。ジョー・サウスは作曲家、シンガー、ソングライター、ギタリストとしても有名。グラミー賞を獲った「GAMES PEOPLE PLAY」という有名な曲もあるが、作曲家として知られるのはディープ・パープルが1968年にカヴァーした「HUSH」。ジョー・サウスのヴァージョンは1969年のアルバム『GAMES PEOPLE PLAY』に収録されている。
・TWISTIN' THE NIGHT AWAY
サム・クックの1962年のベスト10ヒットで「TWISTIN' THE NIGHT AWAY」。代表作の一作。
・DAISY MAE
ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズの1971年、全米41位のスマッシュ・ヒット「DAISY MAE」。ランバート&ポッターの素晴らしい一曲。
・DIDN'T WANT TO HAVE TO DO IT
達郎さんが番組でオンエアするためにストックしていた曲。ラヴィン・スプーンフルの1966年のセカンド・アルバム『DAYDREAM』に収録されている「DIDN'T WANT TO HAVE TO DO IT」。ラヴィン・スプーンフルのバラードものでも最高の一曲。
・ニュー・アルバム『SOFTLY』
ニュー・アルバム『SOFTLY』が6月22日に発売。11年ぶりのオリジナル・アルバムで通算14枚目のオリジナル・アルバム。
詳しくはアルバム特設サイトにて。
https://tatsurosoftly.com
何十年かぶりにアルバムの発売時にツアーがスタート。
・全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」
3年ぶりの全国ホール・ツアー「PERFORMANCE 2022」は6月から11月までの24都市47公演。6月19日(土)のJ:COMホール八王子(八王子市民会館)から11月22日(火)の那覇文化芸術劇場なはーとまでの全47公演。7月公演の一般発売が5月27日(金)午後3時からはじまる。受付終了は31日(火)午後6時。
詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp
・I SECOND THAT EMOTION
JAPANがカヴァーしていた「I SECOND THAT EMOTION」のオリジナルにリクエスト。オリジナルはスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ。1967年、全米R&BチャートNO.1、全米4位。
・I PUT A SPELL ON YOU
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの「I PUT A SPELL ON YOU」はスクリーミン・ジェイ・ホーキンスのカヴァー。「スージーQ」の大ヒットの次のシングルにしてはスマッシュ・ヒットで1968年全米58位。達郎さんはCCRの「I PUT A SPELL ON YOU」が大好きで一日に何回、何十回も聴くことがあるそうだ。途中のギターのわーと掻き回すところの美しさがたまらないという。
・I MISS YOU
デイヴ・クラーク・ファイブの1966年のシングル「AT THE SCENE」のカップリングで「I MISS YOU」。デイヴ・クラーク・ファイブはシングルのB面にいい曲がたくさんある。
・ツアーに関しての質問
川崎市の超常連のリスナーから「新しい曲をライヴで演奏する場合、リハーサルの合わせて達郎さんがフルスコアで準備するのでしょうか、それともリハ中にヘッド・アレンジで仕上げていくのでしょうか。教えていただけたら幸いです」という質問。
「ケース・バイ・ケースです。スコアをフルスコアでやる場合もありますし、ヘッド・アレンジでやる場合もあります(笑)。ふはは。なんか答えになってない(笑)。身も蓋もない(笑)」と達郎さん。
・STAND IN THE LIGHT
リクエストしたリスナーからデュエット相手がメリサ・マンチェスターになった理由についての質問。CMのオファーが誰か女性シンガーと英語の歌を歌ってほしいだった。メリサ・マンチェスターは来日したときに話をしたことがあって、声の質が自分と合ってると思って、メリサ・マンチェスターに打診したらOKが出たとか。メリサ自身が歌詞を書きたいと言ってきたので、作詞メリサ・マンチェスター、作曲山下達郎でLAに行ってレコーディングしたそうだ。アシュフォード&シンプソンみたいな感じで書いたのが「STAND IN THE LIGHT」(1996年)。ベスト・アルバム『OPUS』に入れられなかったので、何かの機会に『OPUS 2』を作ることがあれば入れたいとか。
■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2022年05月29日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
http://www.tatsuro.co.jp