2021年08月08日プレイリスト「納涼リクエスト大会」
1. LOVELAND, ISLAND / 山下達郎 "フォー・ユー" "オーパス" '82
2. HOLD TIGHT / DAVE DEE, DOZY, BEAKY, Mick & TICH '66
3. LATIN'IA / THE SENTINALS '62
4. NEVER TURNIN' BACK / BRUCE HIBBARD "NEVER TURNIN' BACK" '80
5. IT'S IMPOSSIBLE / PERRY COMO '70
6. DAY TRIPPER / OTIS REDDING "LIVE IN EUROPE" '67
7. WE'RE NOT GETTING ANY YOUNGER / KALEIDOSCOPE '75
8. ENDLESS GAME / 山下達郎 "アルチザン" 30th記念リマスター盤 8月18日発売
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■内容の一部を抜粋
・近況
台風がふたつ来ている。番組は前日に収録しているそうだ。
・納涼リクエスト大会
先週に引き続いて毎年恒例の「納涼リクエスト大会」。ハガキ、メールを全部読むのに半日かかるという。
・LOVELAND, ISLAND
1982年のアルバム『FOR YOU』に収録されている「LOVELAND, ISLAND」にリクエストが集まった。
・HOLD TIGHT
デイヴ・ディー、ドジー、ビーキー、ミック&ティチは日本だとデイヴ・ディー・グループと呼ばれている。少しバブルガム・ポップの傾向があるブリティッシュ・ポップ。彼らの出世作で1966年、全米4位の「HOLD TIGHT」。
・LATIN'IA
サーフィン・ホットロッドもの。ザ・センチナルスはカリフォルニアの5人組のインスト・バンド。ドラムを担当していたジョン・バルバータはのちにタートルズのメンバーになり、その後、ジェファーソン・エアプレイン、ジェファーソン・スターシップ、スタジオでもたくさんのドラムの仕事をしている。その彼が在籍していたことでも有名なグループ、センチナルスの1962年のシングル「LATIN'IA」。
・鰻の蒲焼
神奈川県横浜市のリスナーから「達郎さんの好物である鰻の蒲焼はいわゆる関東風、関西風どちらがお好きですか?」という質問。
「私はどっちでも。鰻だったらどっちでも。関東の例えば噺家さんでしたら、関西行くと鰻はやっぱり蒸さなきゃ。これじゃあ、ただの魚だと言いますけれど、それは鰻が別にそれほど重要じゃないということなんでしょう。好物でしたらどんなかたちでも。エニー・カインド・オブ・フォルム」と達郎さん。
・NEVER TURNIN' BACK
キリスト教の布教のため歌詞に重点を置いたコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック(CCM)。サウンドだけ聴いてるとAORと全く変わらない。そんな中の実力派、ブルース・ヒバードの1980年のセカンド・アルバムのタイトル・ソング「NEVER TURNIN' BACK」。
・IT'S IMPOSSIBLE
ペリー・コモの1970年の久しぶりのベスト10ヒットで「IT'S IMPOSSIBLE」。もともとはメキシコの作曲家の作品に英語の歌詞をつけている。邦題は「愛の夢」。
・『ARTISAN』30th Anniversary Edition
1991年のアルバム『ARTISAN』の2021年の最新リマスタリング、30th Anniversary Editionが来週の水曜日8月18日に発売される。来週は「納涼リクエスト大会」を一休みして『ARTISAN』の特集。『ARTISAN』が出たときはまだサンデー・ソングブックがはじまってなかったので番組で取り上げるのは初めてになる。ボーナス・トラック複数曲収録、アルバム解説、楽曲解説を新たに書き下ろしたので、そのような話をするとのこと。ワーナーが考えた先着プレゼント(ポストカード)は実施してない店舗やウェブサイトがあるのでご注意くださいとのこと。詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp
・動物で棚つか
先週、「猫で棚つか」の御所望がリスナーからあり、以前やったのでと答えた達郎さん。今週はウサギを飼ってるリスナーから「ウサギで棚つか」の御所望。卯年にやってみましょうか、2023年?、と達郎さん。実は「鰻で棚つか」を計画したことがあり、調べたら「電気うなぎ」という曲ぐらいしか見つからなかったことがあったとか。
・納涼夫婦放談
8月22日、29日は竹内まりやさんをゲストに迎えて毎年恒例の「納涼夫婦放談」。「納涼リクエスト大会」は9月に入っても続ける予定だという。
・DAY TRIPPER
オーティス・レディングの1967年のライヴ・アルバム『LIVE IN EUROPE』から「DAY TRIPPER」。ブッカーT&ザ・MG'sにブラス・セクションの熱いライヴ。『LIVE IN EUROPE』は1967年3月にツアーで回ったボルト/スタックス・レビューと呼ばれる、カーラ・トーマスやサム&デイヴなどレビュー形式で行ったライヴから、オーティス・レディングのところだけ抜き出して、何ヶ所かのライヴ・ソースをまとめたもの。「DAY TRIPPER」はあまり演奏されなくて2回しか録音が残ってない。当時の日本盤には2回しかやってないのであまり出来が良くないと書かれているが、達郎さんは逆に「たった2回しかやってないのにこの出来かよ」とそっちの方がすごいなと思ったんだそうだ。時代が移れば評価は変わるもの。
・WE'RE NOT GETTING ANY YOUNGER
カレイドスコープはフィリーのヴォーカル・グループ。あまりよくわかってないとか。ベイカー・ハリス・ヤングのプロダクションでTSOP(The Sound of Philadelphia)からのシングル、1975年の「WE'RE NOT GETTING ANY YOUNGER」。未だにCD化されておらず、ちょっとスクラッチの多い達郎さんのシングルから。
・ENDLESS GAME
8月18日発売の『ARTISAN』30th Anniversary Editionから「ENDLESS GAME」。
■リクエスト・お便りの宛て先:
ハガキ
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
メール
https://www.tfm.co.jp/ssb/
2021年08月15日は、「『アルチザン』30th記念リマスター盤 特集」
http://www.tatsuro.co.jp