Sunday Song Book #1199

2015年10月04日 | Sunday Song Book

2015年10月04日プレイリスト
「リクエスト特集」
1. うれしくてさみしい日 / 竹内まりや '08
2. A MUST TO AVIOD / THE HERMAN'S HERMITS '65
3. IF I COULD GIVE YOU THE WORLD / HEARTS OF STONE "STOP THE WORLD-WE WANNA GET ON..." '71
4. SEALED WITH A KISS / BRIAN HYLAND '62
5. ROUTE 66 (LIVE) / THE FOUR FRESHMEN "IN PERSON VOL.2" '63
6. POINCIANA (LIVE) / THE FOUR FRESHMEN "IN PERSON VOL.2" '63
7. KEEP THE BALL ROLLIN' / JAY & THE TECHNIQUES '67
8. COTTONFIELDS / LEADBERRY '40
9. マーマレイド・グッドバイ / 山下達郎 "僕の中の少年" '88
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■内容の一部を抜粋
・近況
10月に入り新年度。サンデー・ソングブックはもともとはサタデー・ソングブックとして1992年10月にスタート。この10月で満23年、いよいよ24周年に突入した。JFN系列でも長寿番組の仲間入りして来週でなんと1200回の放送回数を迎えることになる。

・リクエスト特集
9月はリクエスト特集を一旦休んで、3週間ワーナーのコンピレーションを特集したので、リクエストが溜まっていて選りすぐり、粒ぞろいのリクエスト特集。今週金曜日にいよいよ全国ツアーがスタートするので番組は前倒しで収録していて来週もリクエスト特集。

・PERFORMANCE 2015-2016
今年も全国ツアーが決定した。35都市64公演で半年に渡るロング・ツアー「PERFORMANCE 2015-2016」。10月9日の市川市文化会館が初日。ツアーに関する詳細は特設サイトにて。
http://www.tatsuro.co.jp/live/

・うれしくてさみしい日
10月12日に娘さんが結婚するというリスナーからのリクエスト。まりやさんの2008年のシングルで「うれしくてさみしい日」。 

・A MUST TO AVIOD
ハーマンズ・ハーミッツの1965年のシングル「A MUST TO AVIOD」。年末にリリースされたので1966年に全米8位。P.F.スローンとスティーヴ・バリの作品で邦題は「あの娘にご用心」。プロデュースはミッキー・モースト。

・IF I COULD GIVE YOU THE WORLD
黒人4人組のヴォーカル・グループ、ハーツ・オブ・ストーンはボストン出身のグループだがモータウンのサブ・レーベル、ビップからアルバムが1枚出ている。「IF I COULD GIVE YOU THE WORLD」は1971年にシンクル・カットされたがヒットはしていない。その筋では昔から有名な曲とグループ。プロデューサーのヘンリー・コスビーはファンク・ブラザーズのメンバー、サックス・プレーヤーでモータウン系のソングライター。スティービー・ワンダーの「I WAS MADE TO LOVE HER」、「MY CHERIE AMORE」、「UPTIGHT」、スモーキー・ロビンソン & ザ・ミラクルズの「TEARS OF CLOWN」ほかたくさん書いている。

・虫歯
リスナーから「達郎さんは虫歯ができたことありますか?」という質問。
小学校の頃は虫歯が何本かできて歯医者で抜かれたそうだ。最近は抜かないで治す歯医者に四半世紀通っていて、今は親知らずの治療をしていて今週医者に行って終わり、直してからツアーに臨むとか。

・SEALED WITH A KISS
ブライアン・ハイランドの「SEALED WITH A KISS」、邦題「涙の口づけ」は1962年のピーター・アデルとゲーリー・ゲルドの名作。「SEALED WITH A KISS」はモノラル・ヴァージョンしかなかったがリミックスしたと思われるリアル・ステレオ・ヴァージョンが3年ほど前に変なコンピレーションに入っていたとか。「SEALED WITH A KISS」は後にレターメンでヒットしたので日本ではレターメンのほうが知られている。

・ROUTE 66 (LIVE)
・POINCIANA (LIVE)
リクエストは「フォー・フレッシュメンの楽器を弾いてるヴァージョンの達郎さんのお気に入りを最高の最強の音質でお願いします」。佐橋佳幸さんがラジオ番組「レコチョク選曲大学」で「フォー・フレッシュメンのメンバーが実際に楽器を弾いてるアルバムとハイロウズはお勧め」と言ってたそうだ。
1963年のライヴ・アルバム『IN PERSON VOL.2』、1962年9月19日にカリフォルニアのシティ・ヴィレッジで行われた、その頃盛んだったキャンパス・コンサートからオープニングの2曲「ROUTE 66」から「POINCIANA」。

・「踊ろよ、フィッシュ」の読点について
リスナーからの「『踊ろよ、フィッシュ』はなぜ踊ろよとフイッシュの間に読点(、)が入ってるのですか? 歌のタイトルなのだから別に読点をつけなくてもいいのではないでしょうか?」という質問。
「1987年のシングルでございますが。当時はコピーライトが全盛でございましてですね。僕はCM長いので、そういうコピーライトみたいなものが(笑)、きらいじゃないのでですね、『踊ろよ、フィッシュ』とタイトル付けるときに、じゃあ点つけようかという、そういうまぁ軽い気持ちでございます。後々までそうやって2015年まで突っ込まれると困りますね」と達郎さん。

・KEEP THE BALL ROLLIN'
ジェイ & ザ・テクニクスはフィラデルフィアのグループ。クラブバンドからスタートして、リード・ヴォーカルはジェイ・プロクター。黒人二人のリード・シンガーに白人5人組のリズム・セクションという当時の混成グループ。この人たちのセカンド・ヒットの「KEEP THE BALL ROLLIN'」はサンデー・リッツァーとデニー・ランデルの作家コンビによる作品で、プロデュースド・バイ・ジェリー・ロス。1967年、全米14位。当時の日本盤の邦題は「ハートで転がせ!」。

・COTTONFIELDS
「COTTONFIELDS」のいちばん古い録音はフォーク・ブルースのシンガー、レッドベリーの1940年のレコードが最古。その後、デルタからニューヨークのフォーク・ムーブメントに飛び火してC.C.R.からビーチボーイズまで延々と続くスタンダード・ナンバーになった。レッドベリーは本名ハディ・レッドベター。ルイジアナ生まれのテキサス育ち。12弦ギターを弾きながら歌うフォーク・ブルース。いろんな楽器が演奏できる。人殺しで刑務所に入って、刑務所と娑婆を入ったり出たりして、そのときに作った曲が「MIDNIGHT SPECIAL」で、この曲が役人に気に入られて釈放されたという逸話がある。

・マーマレイド・グッドバイ
この季節になるとよくかかる曲「マーマレイド・グッドバイ」。1988年のアルバム『僕の中の少年』収録曲。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

10月11日は引き続き「リクエスト特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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