Rickie Lee Joens @ Billboard Live Osaka 2nd Stage

2013年08月14日 | Live

先週の月曜日、8月5日にリッキー・リー・ジョーンズを聴きに
ビルボードライブ大阪へ行きました。
ビルボードライブ公演は2007年以来6年ぶりになるとか。
東京のブルーノートで昨年9月に公演を行ってますから
ほぼ一年ぶりの来日ですね。
僕は今回がはじめてでした。

今回の公演はチェリストのEd Willett(エド・ウィレット)とのデュオ。
リッキー・リーは前半アコースティック・ギターを弾き、
後半はピアノを弾きながら歌いました。
彼女が好きに演奏して歌い、そこにチェロが添えられている。
ココロとカラダにやさしいオーガニックな音楽でした。

僕がリッキー・リー・ジョーンズの音楽を聴きはじめたのは1990年代に入ってから。
アルバムでいうと1991年の『POP POP』から。
初期の名盤『浪漫』まで遡って聴くということはせず、
何年間かのブランクがあって発表されるアルバムをオンタイムで聴く、
そんな感じで現役で活動する彼女の音楽を楽しんでました。

1993年のアルバム『Traffic From Paradise』の中の一曲、
「Stewart's Coat」は昔から大好きな一曲。
20年経った今でもときどき思い出しては聴いてました。

●Stewart's Coat


僕が聴きに行ったビルボードライブ公演なんですが、
この「Stewart's Coat」で幕が開きました。
僕は驚いてしまって口をポカンと開けてしばらく聴いてました。
こんなことってあるんですね。
まるで村上春樹の短編「偶然の旅人」の冒頭の挿話みたいでした。
客席の中でおそらく僕ひとりが感動していたのではないかと思います。
2013年のリッキー・リー・ジョーンズは僕の心を打った。
忘れられない真夏の一夜になりました。

その夜のライヴは彼女の代表作「Chuck E's In Love」や
ザ・バンドのカヴァー「The Weight」も演奏して
大変な盛り上がりとなりましたが、
僕は「Stewart's Coat」の余韻に浸ったまま。
しょうがないですよね。
また次に来日する機会があれば聴きに行こうと思いますが、
そのとき「Stewart's Coat」を聴くことができるかどうかは
わかりませんものね。

リッキー・リー・ジョーンズのFaceBookにセットリストがありましたので
コピペしておきます。

Set List from Osaka, Japan. August 5 (2) - 2013 (75 minutes)
STEWART’S COAT
WEASEL
YOUNGBLOOD
REBEL REBEL
A TREE ON ALLENFORD
LOVE IS GONNA BRING US BACK ALIVE
CHUCK E’S IN LOVE
LIVING IT UP
WE BELONG TOGETHER
THE WEIGHT
COOLSVILLE
SATURDAY AFTERNOONS
LAST CHANCE TEXACO
THE MOON IS MADE OF GOLD

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