2011/11/01 OnAir - 1st. Week
Marvin Gaye & Tammi Terrell:Ain't Nothing Like the Real Thing
Roberta Flack & Donny Hathaway:Where Is the Love
Elton John & Kiki Dee:Don't Go Breaking My Heart
Patti LaBelle & Michael McDonald:On My Own
Joe Henry:Sticks & Stones
Joe Henry:Unspeakable
UB40 & Chrissie Hynde:I Got You Babe
Tony Bennett & Lady GaGa:The Lady Is a Tramp
Tony Bennett & Amy Winehouse:Body and Soul
Peter Gabriel and Kate Bush:Don't Give Up
The Pogues Featuring Kirsty MacColl:Fairytale of New York
Frank Sinatra & Nancy Sinatra:Somethin' Stupid
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■内容の一部を抜粋
・デュエット・ソング特集
この秋に聴きたい男性・女性のデュエット・ソングの特集。
・Ain't Nothing Like the Real Thing
マーヴィン・ゲイとタミー・テレルのデュエット。
「写真もいいけれどやっぱり本物にはかなわない」そんなふうに歌っている。
・Where Is the Love
ロバータ・フラックとダニー・ハザウェイのデュエット。
タミー・テレルはマーヴィン・ゲイの恋人とされていたが若くして亡くなっている。
ダニー・ハザウェイもロバータ・フラックの公私に渡る良きパートナーだったが若くして亡くなっている。
・Don't Go Breaking My Heart
1976年のNO.1ヒット。エルトン・ジョンとキキ・ディーのデュエット。
エルトン・ジョンのマーヴィン・ゲイとタミー・テレルのようなデュエット曲を書きたいという思いからできた曲だとか。
・On My Own
パティ・ラベルとマイケル・マクドナルドのデュエット。
・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月11月の「3PICKS!」はジョー・ヘンリー『reverie』、ノエル・ギャラガー『Noel Gallagher's High Fling Byrds』、そしてトム・ウェイツ『Bad As Me』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はジョー・ヘンリー『reverie』。
・ジョー・ヘンリー
米国、ノースキャロライナ州出身のソングライター。レコーディング・プロデューサーとしてもいい仕事をしていて、エイミー・マン、エルヴィス・コステロ、ソロモン・バークといった人たちを手がけている。ジョー・ヘンリーの音楽の魅力はなんといっても彼自身が書く言葉とメロディにある。
「イメージがとても豊かですね。人間というものを深く観察した詩だと思います。僕が知るかぎりではソングライターではトム・ウェイツに近いと思います」と元春。
ジョー・ヘンリーのもうひとつの魅力は彼が作り出すサウンド。どのアルバムも楽器の生なサウンドを生かしている。奥行きがあり自然な残響を感じる音、そうすることでジョー・ヘンリーというシンガー・ソングライターの生な感情が伝わってくる。そんな音作りが素晴らしい。
「個人的に最近聴いた中でいいなと思ったのはウィルコの新作とこのジョー・ヘンリーの新作でした。現代のアメリカの音楽状況、こうした音楽がメイン・ストリームの音楽として存在するというのはとても豊かなことだと思います」と元春。
新作『reverie』から「Sticks & Stones」と「Unspeakable」の2曲。
「ちなみにジョー・ヘンリーの奥さんはマドンナの妹だそうです。なんかいろいろと親戚付合いとか大変そうな感じですよね」と元春。
・I Got You Babe
プリテンダーズのクリッシー・ハインドをフィーチャーしたUB40のレコード。'60年代のソニー&シェールの曲をカヴァーしている。
・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/
今週は「板橋区ホタル生態環境館」。東京板橋区でゲンジボタルやヘイケボタルを育てホタルの光を通して人と環境の関わり方を目的に1989年から活動を行なっている。
・トニー・ベネット
米国の最高のシンガーの一人。現在85歳。同じイタリア系アメリカ人の先輩歌手、フランク・シナトラは「金を払ってでも聴きたいのは彼の歌だけだ」とトニー・ベネットのことをそんなふうに褒めている。そのトニー・ベネットの新しいアルバムがビルボードのチャート1位になった。意外なことだが初めてのことなんだとか。アルバム・タイトルは『Duets II』。いろんなシンガーとデュエットしている。中でもこの2曲は素晴らしい。1曲はレディ・ガガとの「The Lady Is a Tramp」。もう1曲は先日亡くなったという悲しいニュースがあったエイミー・ワインハウスとの「Body and Soul」。
「トニー・ベネット、85歳でこの歌声はほんとうに素晴らしいですよね。歌手としても一流ですけれども、若い頃からハンサムで俳優としても人気があります。ちなみにトニー・ベネット。同じイタリア系アメリカ人の歌手、フランク・シナトラとは大親友という間柄で、まっ、そのせいかわかりませんけれども、マフィアとの関係が指摘されてるんですよね。まっ、今年の紅白歌合戦にはまず出られないということだと思います」と元春。
・Don't Give Up
・Fairytale of New York
元春 : Motoharu Radio Show、秋のデュエット・ソング特集。僕が個人的に気に入ってるデュエット曲2曲。ピーター・ゲイブリエルとケイト・ブッシュ、曲は「Don't Give Up」。そして今聴いてもらったのはポーグス、シェーン・マクゴワンとカーティス・マッコールとのデュエット。曲は「Fairytale of New York」。クリスマスをテーマにした素晴らしい曲です。僕の好きなデュエット曲2曲聴いてもらいました。
・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
・Somethin' Stupid
フランク・シナトラと娘のナンシー・シナトラのデュエット。
・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/