Sunday Song Book #870

2009年06月07日 | Sunday Song Book

<06月07日プレイリスト>
[ほとんどリクエスト]
BLOW/山下達郎 "RARITIES" '02('92)
GOODY GOODY GUM DROPS/1910 FRUITGUM CO. '68
TELL ME WHY/NEIL YOUNG "AFTER THE GOLD RUSH" '70
WAITING TO TOUCH/BILLY GRIFFIN "SYSTEMATIC" '85
SHANGRI-LA/JACKIE GLEASON "THE COMPLETE SESSIONS" '09('54)
ANGEL IN MY LIFE/THE JEWELS '55
DON'T WAKE ME UP IN THE MORNING, MICHAEL/THE PEPPERMINT RAINBOW '69
I'M GONNA MAKE YOU LOVE ME/MADELINE BELL '68
潮騒/山下達郎 "GO AHEAD!" '78
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■内容の一部を抜粋
・近況
先日のデモ・テープがOKとなり新曲のレコーディングに入ってるという。締め切りが6月中旬なのでスタジオに籠っているとか。

・870回
リスナーからのお便りによると今週6月7日の放送で870回になるという。
「1,000回目指してがんばってみたいと思っております」とタツローさん。

・BLOW
1992年のシングル「アトムの子」のカップリング。10年後の2002年にアルバム『RARITIES』の1曲目に収録された。今回のライヴ・ツアーではじめてステージにかけたのだそうだ。

・GOODY GOODY GUM DROPS
1960年代後期、ロックがだんだん難しく、難解になってきた反動で、単刀直入、明快この上ない、いわゆる「バブルガム・ポップ」と呼ばれるロックンロールがたくさん出てきた。その中の代表的なグループでニュージャージー出身の1910フルーツガム・カンパニー。2作目からはリード・ヴォーカルが代わったりした。「GOODY GOODY GUM DROPS」は1968年、全米17位。

・TELL ME WHY
ニール・ヤングの1970年のセカンド・アルバム『AFTER THE GOLD RUSH』の1曲目。

・ゴジラ
「ライヴのとき、足下に置いてあったゴジラのフィギュアにはどういう意味があるの?」とリスナーから質問が殺到した。
「もうあれは20年ぐらい前からステージに置いてある。何の意味もありません(笑)。わたし好きだから置いてある。あの(ゴジラは)ビニール製の、ラジコンの(ゴジラで)はじめ動いていたんですが最近壊れて動きません。いちばんゴジラのフィギュアではリアルなものなので、すごく好きでウチに飾ってあるので、ついでにコンサートのお供にですね、連れてきております。これからもいると思います。何の意味もありません。わたしの趣味です」とタツローさん。

・WAITING TO TOUCH
スモーキー・ロビンソン&ミラクルズからスモーキー・ロビンソンが脱退した後、リード・ヴォーカルとして加わったのがビリー・グリフィン。1982年に独立してソロ・シンガーとなった。「WAITING TO TOUCH」はシングル・ヒットしてない。1985年、コロムビア・レーベルのサード・アルバム『SYSTEMATIC』に収録。未CD化作品。作曲はリオン・ウェアとギタリストのドナルド・グリフィン。プロデュースド・バイ・リオン・ウェア。

・ツアー中のハプニング
リスナーからの質問で「ツアー中のハプニングを語ってもらえれば楽しいと思います」。ツアー中のハプニングは楽しくないとタツローさん。3月1日のNHKホールでは、ちょぅど今TBSの報道番組でかかっている「ミューズ」の曲書きの最中で、前の日にデモ・テープを作っていて夜更かしをしてしまい、ライヴでは歌いはじめからハイトーンがひっかかって出なかったそうだ。30分ほど続いたがそのうちに戻ってきたので事なきを得たらしい。エヘン虫はそれきりだったが歌詞が飛ぶ事は二度ほどあったとか。新潟では「FOREVER MINE」の歌詞が飛んでもう一回やり直したそうだ。サンプラザでは「ラヴィアン・ローズ」が一回飛んだぐらいで、あとは概ね順調だったとか。そのほかにお客さんのハプニングで、ストロボを焚く質の悪い人がいたそうだ。そういうのはあまり面白い話ではないとか。

・SHANGRI-LA
俳優のジャッキー・グリースンが自前のオーケストラを持っていて、いわゆるシャンペーン・ミュージック、優雅なムード・ミュージックをやっている。このジャッキー・グリースン・オーケストラの最近出たCDは、ボビー・ハケットのトランペット・ソロばかり集めた『THE COMPLETE SESSIONS』というCD4枚組のベスト・アルバム。「SHANGRI-LA」はロバート・マックスウェルの名曲。ロバート・マックスウェルは「ひき潮」を作曲したことで知られるハープ奏者。

・ムーヴィー・ヒッツで棚からひとつかみ
来週、再来週は聴取率週間なので、午後のゾーンは統一テーマとなる。題して「ムービー・ヒッツ・セレクション~梅雨時に聴く映画名作音楽特集~」。ということなので来週は「ムーヴィー・ヒッツで棚からひとつかみ」。

・高気圧ガールのため息
今回のライヴで「高気圧ガール」のバックコーラスのため息は誰がやっていたのか、というリスナーからの質問。
オリジナルのレコーディングに入ってるため息をサンプリングしてキーボード・プレイヤーがやっているのだとか。

・衣装
「ライヴの衣装は誰が選んでるのか」というリスナーからの質問。
スタイリストさんが選んでいるそうだ。

・ステージの直前
「ステージに立たれる直前はどのような気持ちで過ごされていますか」というリスナーからの質問。
「いい加減です(笑)。メンバーとゲラゲラ笑いながらやってます。そっちのほうがリラックスできるので。円陣組んでというのは一切やりません」とタツローさん。

・拡声器
「ライヴでLOVE LAND, ISLAND等の終わりのほうで拡声器を使うのはなぜ」というリスナーからの質問。
「ただの気分です(笑)。シャレです」とタツローさん。

・ペットボトル
「ライヴでペットボトルで水を飲まないのはなぜ」というリスナーからの質問。
ペットボトルだと上を向いて飲むのでむせることがある。コップだと量が調節できるのでペットボトルから移して飲んでいるという。ステージではペットボトルから直接水を飲まないそうだ。

・ANGEL IN MY LIFE
ドゥーワップのジュエルズへのリクエスト。リスナーによるとフランク・ザッパが好きな曲だったとか。
ジュエルズはウエストコーストのドゥーワップの範疇に入るR&Bのヴォーカル・グループ。インペリアル・レーベルから1955年に発売したシングル。

・DON'T WAKE ME UP IN THE MORNING, MICHAEL
ペパーミント・レインボウはボルチモア出身の女性ヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。「DON'T WAKE ME UP IN THE MORNING, MICHAEL」は1969年、全米55位。プロデュースド・バイ・ポール・レカ。

・I'M GONNA MAKE YOU LOVE ME
マデリン・ベルはイギリス出身の黒人女性シンガー。イギリスではブルー・ミンクというグループのリードヴォーカルだった。「I'M GONNA MAKE YOU LOVE ME」はマデリン・ベルのアメリカでのたった1曲だけのヒット曲。ケニー・ギャンブル、ジェリー・ロスのペンになる曲。このほかにはD.D.ワーウィックとかテンプテーションズとシュープリームスのジョイントの作品がある。

・好きな絵
「タツローさんの好きな絵は何でしょう」というリスナーからの質問。
モネが好きなんだとか。ラウシェンバーグとかリキテンシュタインとかマーク・ロスコとかアメリカン・ポップアートが大好きなんだそうだ。マーク・ロスコの作品が川村記念美術館に展示されてるが観に行けそうもないとタツローさん。
http://www.smile-co.co.jp/tats/http://kawamura-museum.dic.co.jp/collection/mark_rothko.html

・潮騒
リスナーからのリクエスト

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
06月14日は、「ムーヴィー・ヒッツで棚からひとつかみ」
コメント
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