Sunday Songbook Playlist

2006年11月12日 | Sunday Song Book

<11月12日プレイリスト>
[ほとんどリクエスト]
スロー・ラヴ/竹内まりや 12月06日発売ニューシングル
HAVE I THE RIGHT/THE HONEYCOMBS '64
FOOLS FALL IN LOVE/THE DRIFTERS '57
BABY I LOVE YOU/THE RONETTES '63
LIKE TO GET TO KNOW YOU/SPANKY & OUR GANG '68
CRAZY LOVE/石田長生 "ISHIYAN" '06
NEVER CRY BUTTERFLY/竹内まりや 12月06日発売ニューシングル
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■内容の一部を抜粋
・パソコンのOSを再インストール
先週は自宅のパソコンで仕事(打ち込み)をしていたが、突然パソコンが壊れて再インストールするはめになったそうだ。それが一日かかってしまい疲労困憊したのだとか。

・スロー・ラヴ
「返信」に続いて、まりやさんの今年2枚目のシングル「スロー・ラヴ」が12月6日に発売される。松たか子さんの11月29日発売ニューシングル 「みんなひとり」が主題歌になっているフジテレビ系毎週火曜日午後9時からのドラマ『役者魂!』の挿入歌が今回のシングル。
今回のニュー・シングルは初回限定がCD-EXTRA仕様になっている。音楽はCDプレイヤー等で聴けるが、画像もCDの中に一緒に入っていて、パソコン等で見ることができる。「スロー・ラヴ」のPVのメイキング映像と「シンクロニシティ」のミュージック・ビデオ(タツローさんが俯き加減で怪しく演奏している姿が入ってる)が収められている。本日が本邦初オンエア。

・HAVE I THE RIGHT
CM明け一発目はブリティッシュ・ロック。ハニカムズはロンドン出身の5人組のロック・グループでドラムが女性。それだけで日本ではずいぶんと話題になった。アン・ラントリーという女の子、今では珍しくもない。1964年全英No.1、全米5位。ハニカムズのデビュー・ヒット。

・FOOLS FALL IN LOVE
秋なのでドゥーワップ、今日はアップ・テンポで。
「私がいちばん好きなドリフターズの時代、リード・ヴォーカル、ジョニー・ムーアの素晴らしいハイ・トーンをご堪能下さい」とタツローさん。1957年R&Bチャート10位、全米69位。作詞作曲ジェリー・リーバー/マイク・ストーラーの名曲。
この曲の"アッアー"というところがやりたいがために「ドリーミング・デイ」を作ったそうです。元ネタ。

・BABY I LOVE YOU
「ロニー&ロネッツの『BABY I LOVE YOU』リアル・ステレオ・ヴァージョン、イコライザーたっぷりでお願いします」という超常連のリスナーからのリクエスト。
アナログのステレオ盤は存在するがCDにはなってない(フィル・スペクターはモノラルしか認めない人なので)。ステレオ・ヴァージョンは左がオケで、右が歌で、真ん中がストリングスというとんでもないバランス、今のステレオ・セットで聴くと物足りないそうで、モノラルで真ん中から突進してくるのがいいとタツローさん。しかし要望に応えて、'70年代にイギリスで出たステレオ・ヴァージョンのアナログ盤からデジタル・プログレッシングしたのだとか('60年代のステレオ・ヴァージョンのアナログ盤はカッテングがよくないという)。
ロネッツはロニー・スペクター率いる黒人3人組ガール・ポップ・グループ。プロデュースはフィル・スペクター。作曲エリー・グリニッチ/ジェフ・バリーのコンビ。

・LIKE TO GET TO KNOW YOU
かつてタツローさんはビーチボーイズ、ラスカルズ、スパンキー&アワ・ギャングが十代の頃のフェイバリットだったと発言したことがあるそうだが、ビーチボーイズ、ラスカルズまでは普遍性が保てないので最近ラジオでかけてないのだとか。
タツローさんはスパンキー&アワ・ギャングのコーラスをアレンジしていたマルコム・ヘイル(故人)に最も影響を受けたのだという。スパンキー&アワ・ギャングの最高傑作「LIKE TO GET TO KNOW YOU」は1968年全米17位。「コーダの構成が大変凝っている」とタツローさん。
リード・ヴォーカルのスパンキー・マクファーレンの名前からグループ名を取った。出身はシカゴだが、デビュー時はジェリー・ロスとかジミー・ワイズナーとかのフィリー系のプロジェクトでスタートした。その後、ニューヨーク系のミュージシャンのバックアップを受けた。「LIKE TO GET TO KNOW YOU」はスチュワート・シャーフというギタリストとボブ・ドローというピアニスト(ジャズ系で有名)のコンビで製作された。
スパンキー・マクファーレンはママ・キャスと声が似ているので、その後、ママス&パパスのメンバーとなって活躍した。コーラスをアレンジしていたマルコム・ヘイルが亡くなったのでスパンキー&アワ・ギャングは解散した。

・珍盤奇盤特集
先週の「ザ・ベリー・ベスト・オブ・珍盤奇盤」は反響が大きかったので、調子にのって来週もう一回するとのこと。洋楽を多めに「クスッ」とした笑いの洒落た珍盤奇盤、珍品で。

・CRAZY LOVE
石田長生さんから「かけてほしい」と要望があったそうです。
石田長生さんはタツローさんの好きな五大ギタリストのひとり。大阪出身でソー・バッド・レビュー、ザ・ボイス・アンド・リズム、'70年代を代表する超上手いギタリスト。Charとのバホ、渡辺香津美と勉強トリオとしても活躍。
4年半振りに8枚目となるソロ・アルバム『ISHIYAN』(11月8日発売)を作った。ヴァン・モリソンの「CRAZY LOVE」を日本語でカヴァー。ギターが素晴らしいとタツローさん。ドラムが上原裕(元シュガーベイブ)、ベースが上田正樹とサウス・トゥ・サウスの藤井裕さん。

・NEVER CRY BUTTERFLY
ニュー・シングル「スロー・ラヴ」のカップリングはピカデリー・サーカスの「NEVER CRY BUTTERFLY」のカヴァー。作詞杉真理、作曲は杉真理と伊豆田洋之の共作。ピカデリー・サーカスのオリジナルは伊豆田洋之がヴォーカル。ピカデリー・サーカスがバックを務めている。タツローさんもアコースティック・ギターを弾いているそうだ。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
11月19日は、「普通の珍盤・奇盤」(^^;)
コメント
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