<05月14日プレイリスト>
[100%リクエスト!]
片想い/山下達郎 "ARTISAN" '91
NEEDLES & PINS/THE SEARCHERS '64
SHAME GIRL/THE NEPTUNES '64
I SHALL SING/ART GARFUNKEL "ANGEL CLARE" '73
IT'S NOT TOO LATE/DENNIS WILSON
"BAMBOO" (UNRELEASED) '78
ONCE UPON A SUMMERTIME/THE WALKER BROTHERS
"IMAGES" '67
生活の柄/高田渡 "ごあいさつ" '71
PAPER DOLL/山下達郎 "GO AHEAD" '78
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■内容の一部を抜粋
・[100%リクエスト!]は5週目に突入
・Needles & Pins
サーチャーズは'60年代のリバプール・サウンドを代表する4人組のヴォーカル・インストゥルメンタル・グループ。ジョン・フォードの「捜索者」からグループ名を取った。「Needles & Pins」はソニー・ボノとジャック・ニッチェの共作。ジャッキー・デシャノンのヴァージョンでも有名。もともとはB面だったが人気が出てAB面ひっくり返った。
・Shame Girl
ネプチューンズの「Shame Girl」はサーフィン・ホットロッドで、ネプチューンズはゲーリー・アッシャー(ウエスト・コーストのサーフィン・シーンでは代表的なプロデューサー)が1964年にでっち上げたグループ。アレンジ、プロデュース、作曲、歌も自分関係だと思われる。でっち上げのグループで作ったただ1枚のシングルが「Shame Girl」。
・ジョニー・マティスのナンバー1ヒット
何週間か前の番組で、ジョニー・マティスの「Chances Are」をかけたが、その時、彼にとっての唯一のナンバー1ヒットだと言ったが、もう1曲ナンバー1ヒットがあるとリスナーから指摘があった。デニス・ウィリアムスとのデュエットで「Too Much, Too Little, Too Late」(1978年)。
・I Shall Sing
ヴァン・モリソンのカヴァー。ヴァン・モリソンのオリジナルはボツになって発表されてないらしい。もしかしたら後年CD化されてるかもしれない。いずれにしろヴァン・モリソンらしいメロディーの曲を、また全然キャラの違うアート・ガーファンクルが歌うとすごくいい感じに聴こえる。名盤『Angel Clare』(1973年)。
・It's Not Too Late
デニス・ウィルソンが亡くなってからもう22年。レコーディングしたもののトラブル、その他で、出なかった幻のセカンド・アルバム『Bamboo』(1978年)。今日、ブートその他で音は聴くことができるものの、あまりいい音ではないらしい。そのうちの何曲かはビーチボーイズの『LA(Light Album)』に収められている。タツローさんのいちばん好きな曲が「It's Not Too Late」。
・Once Upon A Summertime
ウォーカー・ブラザースの「Once Upon A Summertime」はアルバム『Images』(1967年)に収録されている。間奏のオーケストラがはじまるところで左の音が途切れるのは、昔からマスターの時代からそうで、リマスターCDでも飛んでいる。
・生活の柄
CM明けに日本の'70年代初期のフォーク系をかけていたら、高田渡さんの一周忌ということでリクエストがあった。来週は「棚つか」の予定だが、やれたらこのあたりの日本もので、ということでした。
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
05月28日は、「70年代日本のフォーク&ロックで棚からひとつかみ」(予定)