Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

ビザが来た!

2006-02-16 18:31:48 | ニッポン生活編

昨日の朝、アメリカ領事館から新しいビザが届いた。
これは“J-2ビザ”というやつで、「アメリカで働いている外国人の配偶者ビザ」。テロ事件以来、アメリカはビザの発給にとてもナーバスになっているので時間がかかるかもしれないと覚悟していたのに、なんと1週間で届いて拍子抜け。
先週の金曜日に領事館の前に並んで(これが長いのは覚悟していたのできっちり新聞を持参)、すべての書類を提出。
ちなみにこの書類というのが、①配偶者の勤務先からの申請書、②アメリカに留学した経験者はそのときの成績証明書、③銀行の残高証明書...などなど。
30分後に「面接」窓口に呼ばれて
「あなたのご主人は今アメリカにいるのですか?」
「ええ」
「じゃ、1週間くらいでビザをお送りします。」
以上、終わり、だった。

この話をPちゃんにすると、
「え~、信じられない!ドイツだと下手すると2ヶ月くらいかかるのに」
2年前、彼が日本に来たときに大阪のアメリカ領事館でビザの申請をしたら、我が家に4日後くらいに届いてそのときから彼は大の“大阪の”領事館ファンになってしまった。
なので今回も私に「大阪に行け、大阪に!!」としつこく提案するので「どーして東京に住んでるのに大阪に行くのさ。どっちも一緒なの!!」と納得させたほどだ。

ま、これで準備はOK。空港でよほど疑われない限りは・・・(いやな経験あり)。




「有頂天ホテル」

2006-02-16 01:00:28 | movie

近ごろは見たい映画が目白押し。
忙しくてずっと我慢の子であったけど、やっと仕事もひとくぎりついたし、それにこれからはしばらく日本語で映画も見られなくなるだろうから見倒しておこうとばかりにレディースデー(水曜日)の今日、前から見たかった「有頂天ホテル」を見に行った。
おなじみ三谷幸喜の世界炸裂だ。
出ている人たちも、三谷ワールド一色。5分に一度のシニカルな笑いもお手のもの。
確かにおもしろい。笑わせてもらった。でも・・・ん?なんだか物足りない。
関西人にとっては、彼の「笑わせたろ」という意図がみえみえでもうすでに食傷気味なのだった。
この間、三谷氏がインタビューで「この役者さんにコレをしゃべらせたら面白いだろうな、という個人的な趣味で書いてます」と言っていたけれど、見ている側にもその意図が丸見えになってしまったせいか、かえって「もうこの人にこれ以上言わせるな~!」と抵抗してしまう。
役者がよければよいほど、あざといセリフよりその人そのものの雰囲気を味わいたいと思う。だから私は、“Shall We Dance”のようなペーソスが好きだ。
これだけの役者が揃って面白くないわけがない。三谷ワールドはまるで「男版、橋田寿賀子」になっていくのかもしれないな。
とはいえ、仕事帰りの息抜きにはいい映画だろう。本当はもっと見たいのがあったんだけど、あまりにテーマが重かったので今日はコレで正解としとこう。



ちょっとやりすぎデス