ここ数日アクセス数ががたっと減ったと思ったら、そういえば日本はお盆休みの真っ只中。今年こそは阿波踊りに帰ろうと思っていたのに諸々の理由で帰れず、ベイエリアでの肌寒い夏を仕方なく楽しんでいるところ。こちらには「お盆」はないので特別夏休みという感覚もない。しかも最近は、仕事のほうがやや忙しくなってきた。
今度書く記事のテーマ(アメリカの教育制度もろもろ)に関連して、最近は関係者への取材活動に奔走している。なにせ経験したことがないテーマなので、関連記事を読んだり詳しい人にこつこつ取材するしかない。
先日、Dedeの姪っ子でサンフランシスコの小学校教師をしているジャナを紹介してもらいアメリカ初取材をしてきた。1対1の、しかも英語での取材なのでどうなるかなとど緊張していたけれど、初対面ではない(DedeのThanksgiving Dinnerでご主人のアダムと一人息子のルカとは何回か会っったことがある)ことや同年代(彼女が少し年上)ということもあって終始話ははずみ、気がつけば3時間の長話になっていた。
Dedeもそうだが、こういう「話のポイントがわかるインテリジェントな人」とお話をしているととても勉強になる。彼女はその後、参考になる資料をどっさりと郵便で送ってくれた。まさに探していたテーマそのもので、大感謝。
しかも「日本に行ったときに買ってご利益があったお守り」といって金閣寺の“安産祈願”お守りまで同封してくれるオマケつき。なんでも彼女、これを買って数週間後にご懐妊したそうで。はあ。
で、先週はRYOKOちゃんの友人で同じくバークレーの小学校の先生をしているI子さんとそのお友達のHさん(日系3世)にお話をうかがった。
日本でもここのところ教育の格差が問題になってきているけれど、アメリカはその比ではない。人種、貧富の差が子どもたちの将来をちっきり二分してしまっているといえる。リベラルで知られるバークレーでも残念ながらこの格差は存在している。お金持ちは教育設備の整った土地に住み、その子どもたちは十分な教育を受ける。貧乏人はそんな地価の高いところに住めるわけもなく、子どもを廃墟のような学校に通わせるしかない。そこには暴力やドラッグや犯罪のわなが待ち受けている。人に話を聞けば聞くほどそれが事実なのだということを実感させられ、やるせない気持ちになる。
しかしこんなケイオスは何もアメリカだけの問題ではない。先日、友人から「長男(小学1年生)のクラスが学級崩壊よ~。ドラマの中だけかと思ったら本当にあるのねぇ」と妙に冷静なメールがきて驚いた。東京都心の、きわめて普通の公立小学校で、しかもまだ年端もいかない1年生のクラスが理由は何であれ「崩壊」するんだという事実。ますます、子育ては大変なプロジェクトだ。
今週は、視点を変えて小学生の子どもを持つママに取材予定。さて、どんなお話が聞けるかな?
今度書く記事のテーマ(アメリカの教育制度もろもろ)に関連して、最近は関係者への取材活動に奔走している。なにせ経験したことがないテーマなので、関連記事を読んだり詳しい人にこつこつ取材するしかない。
先日、Dedeの姪っ子でサンフランシスコの小学校教師をしているジャナを紹介してもらいアメリカ初取材をしてきた。1対1の、しかも英語での取材なのでどうなるかなとど緊張していたけれど、初対面ではない(DedeのThanksgiving Dinnerでご主人のアダムと一人息子のルカとは何回か会っったことがある)ことや同年代(彼女が少し年上)ということもあって終始話ははずみ、気がつけば3時間の長話になっていた。
Dedeもそうだが、こういう「話のポイントがわかるインテリジェントな人」とお話をしているととても勉強になる。彼女はその後、参考になる資料をどっさりと郵便で送ってくれた。まさに探していたテーマそのもので、大感謝。
しかも「日本に行ったときに買ってご利益があったお守り」といって金閣寺の“安産祈願”お守りまで同封してくれるオマケつき。なんでも彼女、これを買って数週間後にご懐妊したそうで。はあ。
で、先週はRYOKOちゃんの友人で同じくバークレーの小学校の先生をしているI子さんとそのお友達のHさん(日系3世)にお話をうかがった。
日本でもここのところ教育の格差が問題になってきているけれど、アメリカはその比ではない。人種、貧富の差が子どもたちの将来をちっきり二分してしまっているといえる。リベラルで知られるバークレーでも残念ながらこの格差は存在している。お金持ちは教育設備の整った土地に住み、その子どもたちは十分な教育を受ける。貧乏人はそんな地価の高いところに住めるわけもなく、子どもを廃墟のような学校に通わせるしかない。そこには暴力やドラッグや犯罪のわなが待ち受けている。人に話を聞けば聞くほどそれが事実なのだということを実感させられ、やるせない気持ちになる。
しかしこんなケイオスは何もアメリカだけの問題ではない。先日、友人から「長男(小学1年生)のクラスが学級崩壊よ~。ドラマの中だけかと思ったら本当にあるのねぇ」と妙に冷静なメールがきて驚いた。東京都心の、きわめて普通の公立小学校で、しかもまだ年端もいかない1年生のクラスが理由は何であれ「崩壊」するんだという事実。ますます、子育ては大変なプロジェクトだ。
今週は、視点を変えて小学生の子どもを持つママに取材予定。さて、どんなお話が聞けるかな?
最近の日本の「格差社会」とやらも大変そうですが、こちらの「格差社会」「差別社会」について奇麗ゴトで済ませられないなあと思ったのは、今住んでいるところの学区の小学校見に行ってからです。diversityとやらが見事になくて、生徒は某ethnic group 99.9%という感じ。100歩譲って、たとえ先生が素晴らしく、プログラムがすばらしかったとしても、この環境で完全マイノリティとなるわが子を通わせれるか?と考えると情けないかな答えはNo.、、親である自分がcomfortableである環境(それがどんなものであれ)に、やはりコドモをおいておきたいというが本音です。とは言え、実際就学期はまだまだ先だから、こんなワメキができるのか?腹くくらなきゃいけなくなるなあ?
ってな感じでお盆ですが、ブラウンブログは毎日、あたしやみてますわ。・・・・・と、脳天気なコメントになってしまいましたが・・・。
格差社会、ある意味で「得している階級のひと」が気づかないだけで、日本にも確かにあるよね。
車も少なかったので熱暑の中、チャリンコで赤坂通いでした。
そう言えば知り合いの小学校の先生が、
学級崩壊だ何だって言ってたのを思い出しましたよ。
人と違う不快な行動をする一人の子供に他がついていけず、
クラスが混乱しはじめ、いじめが…なんて話だったみたい。
これには親も関与していたようで、
面談してもそれを直そうともしないって事だった。
ゴタゴタはいつの時代でもあったけど
昔はそれをまとめたり、
直すのがクラスに二人や三人いたもんだし
先生も圧倒的権限があったしね。
今や学校すら質の良さをアピールするのに
公開テストの時に成績不振の子を
休ませるような事をしている始末だし、
教育っていったい何なんだって感じ。
親も学校も子供の人間性のために
もっと努力して欲しいと願って止まない
独身、子無し男のボヤキでした。
すんません!話それた上に愚痴?
きれいごとでは済まされないことに直面して、そのとき親はどう戦うか、また教えてね。NYのようなdiversityでも、しかもハーフでもマイノリティーになるのね。
ブラック
あと数年でブラックも経験するのねぇ・・。でもブラックはママたちを団結させて教育現場を変える中心人物になりそう。
fumiさん
全く同感。先生から権限が奪われ威厳がなくなってからこうなったような気がする。嫌われチャラを引き受ける怖い先生っていたもんね。まぁ、そんな(生徒を休ませるような)セコイことをするような教師に権限与えろって言うほうが無理だけど。
現場に立つ前に教師を教育しろ~。自分のことしか考えない親を教育しろ~。
これが私の叫びであり仕事の原動力です。