Life in America ~JAPAN編

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シカゴを売り込め~“IPW” in Chicago~その3

2014-04-20 18:24:29 | アメリカ生活雑感
4月7日月曜日から、本格的商談会が始まった。
東京ドーム1個分はまるまるあるだろうと思われる広いフロアの中に、アメリカ各州、各都市のブースがびっしりと並び、国内外のゲストをあの手この手で呼び込んでは売り込みをしている姿が目につく。
コンベンションが始まる前からも、インターネット上で個別の20分間の商談アポイントが設定されているので、彼らは時間通りに移動するのに会場の中を文字通り走り回っていた。

初めて参加の私は、あまりのもの珍しさから各ブースに足を止めては資料をもらったり話を聞いたりしていた。
観光パンフレットだけではわからなかった各地の魅力、歴史、裏話などを聞け、いい勉強になった。
相手の言っていることが相手の言葉でわかるというのは素晴らしい、とこの日つくづく再確認した。



会場入り口すぐは、もちろんシカゴのブース。


  
各州が趣向を凝らしたブース設定をしていて楽しませてくれる。


こんなことをして遊んだり・・・


イリノイ観光局のJohnさんとロジャーさん。
昨年ミシシッピリバーの旅でお目にかかって以来の再会。


別の商談ルームでは、逆に海外メディアが机に座ってアメリカ各観光局の方々からの売り込みを待つ。
ここで某大手出版社さまの机に間借りして座っていたらどんどんと観光局が売込みがやってきて、
その話をきいているだけでもわくわく。とても勉強になった。




また、このコンベンションで度肝を抜かれたのがド派手な昼食。
この昼食会場ももちろん、アメリカを売り込む大切な道具になっていて、第1日目は題して"Rock Out with the World Classic Rockers" (クラシックロック・ランチ)
アメリカの往年のロックバンドのオリジナルメンバーが集まっての「ドリームバンド」が、昼食会場のど真ん中に設けられたステージで昼間っから熱い演奏を聞かせてくれた。
まさに、これぞアメリカー。これでもか!という感じだ。
個人的には、Bostonの“More Than Feeling”を生で聴けたのが一番うれしかったかな。





 
Anysley Dunbar from "Journey"
Michael Monarch from"STEPPENWOLF"
Nick St. Nicholas from "STEPPENWOLF"
Greg Walker from "SANTANA"
Fran Cosmo "BOSTON"
Randall Hall from "LYNYRD SKYNYRD"


参加はできなかったが、二日目のランチはニューヨーク市が主催する「ブロードウェイ・ランチ」。
ブロードウェイミュージカルがこれでもかとステージ上で繰り広げられ、昨日以上に盛り上がったらしい。
特に、もうすぐ始まる「Motown The Musical」のプレビューで登場した“ジャクソン5”に、会場は興奮の坩堝になったそうな・・・
やはりやることがド派手なのだ、アメリカは。

三日目は、アラスカ、テキサス、オレゴン、ルイジアナ各州が主催。
州の自慢料理がブッフェ形式で会場に並び、巨大スクリーンでは各州のPRビデオが繰り返されていた。

夜は夜とて、毎晩のようにParty、そしてParty.....(この様子は次回)

いやはや、いったいこのコンベンション、どれほどの宇宙的なお金がかけられているんだろう?
何が不景気だ?といった感じだ。
参加している(招待されている)側も、もう毎年10回以上参加しているという人たちもざらで、あちこちでちょっとした同窓会状態がくりひろげられている。
アメリカの大接待で、アメリカで年に一度の楽しい数日間を過ごす業界の人たち・・・なんだかものすごい世界を見た気分だ。


つづく
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