数珠つなぎその4:悶絶のキャベツ屋
さて、ライブの場所(Japanese restaurant “YUKI(雪)”にたどり着いたときには、すでにTsujiさんのトリオの演奏は終わっていて、みんな撤収モード。
ああ、、ごめんなさい。
今度はどこでやるんですか?と聞いてみたら、
「明日お友達のお葬式の帰りにみんなで彼を送るライブをやるんですけど・・まぁ、場所はお勧めできません」と、やや歯切れ悪く教えてくれた。
シカゴに比べたら、どこだって平気ってなものよ、あなた。
明日は最終日。どんなことをしてでも行かなくては。
そんなときに、やぁやぁとまた私の肩をたたく人物が。
あの、神出鬼没のハーブだった(笑)
「自分たち、これからどこ行くの?オレっち、バーボンストリート行くんだけど行かね?」
「それがねー、これからキャベツ食べに行くの」
この、「キャベツ食べに行く」には実は深~い逸話がある。
1年前、ツアーでここを訪れたとき、フレンチメンストリートのとある側道で黒人のご夫婦がPoboy(ホットドッグ)の屋台をやっていた。
夜中の2時過ぎ、M嬢と私は誘惑に駆られてそのPoboyを食べてしまったのだが、それがまぁ、禁断のうまさ!
酔って小腹がすいていたというのもあるが、そこに盛られていたキャベツのうまさに悶絶したのだった。
それ以来、「奇跡のキャベツ」と呼んでいつかまたあの味をここで食べてみたい、と夢見ていた。
しかし二日前、ウキウキしながら再びM嬢とここを訪れてみたところ、屋台も夫婦の姿もなかった。
途方に暮れていたら、M嬢がバンに乗って停まっていた二人の姿を道端で発見、思わず声を上げた。
ものすご~い偶然!まさに執念が呼び寄せた戸しか思えない。
聞くところによると、別の屋台がここで火事騒ぎを起こして以来この場所で商売をすることができなくなってしまい、今は別の路上で商売を始めたという。
ご主人のスティーブは、陽気な笑顔で「あさって出るから是非おいで」と住所を教えてくれた。
キャベツファンとして、これは行かねばなるまいて。
・・というわけで、「私たち、これから約束のキャベツ食べに行くの~♪」になったわけだ。
さて、そのキャベツ屋、じゃなくておいしいPoboy屋さんが新たに“開店”した場所は、フレンチメンから少し外れたしけたカラオケ屋の前。
私たちが駆け付けると、ふたりは相当ヒマそうにしていた。
やはり以前の場所に比べると商売もそうそう儲かっていないようだった。
それでも、私たちとの約束もあって、この日はここでこうして待っていてくれたという。なんといい人たちなんだ!
今日も仲良く共同作業開始
さぁ、にんにくバターオイル入りました。ファイヤー
でけたよ。
わくわくしながらアリゲーター・ソーセージとにんにくバターでいためた激ウマキャベツのPoboyを買い、外は暑いのでカラオケ屋に入っていただき。
これこれ、待ち焦がれた味。
このカラオケ屋、「ステージ」があって、客がここで歌を披露するオールドタイプなのだが、まぁなんというか、出てくる客全てがまぁヘタクソにもほどがあるっていうほどひどいのだ。
元の歌がなんだったかもわからない始末。それでも自信満々に歌い、他の客もやんやの喝采。
店内に入って聞きたくもないカラオケを聞きながらいただく。
なんなんだ、ここは!(笑)
そこへいらいらしたシェフ・スティーブが登場。いっぱつかましてくれるのか、と思ったら・・・
“Easy like Sunday Morning"を熱唱するスティーブ。
やっぱりバラードできたか。うまい下手は言わないことにしよう。十分楽しかったから。(爆)
・・世にも奇妙な数珠つなぎは、さらにつづく
さて、ライブの場所(Japanese restaurant “YUKI(雪)”にたどり着いたときには、すでにTsujiさんのトリオの演奏は終わっていて、みんな撤収モード。
ああ、、ごめんなさい。
今度はどこでやるんですか?と聞いてみたら、
「明日お友達のお葬式の帰りにみんなで彼を送るライブをやるんですけど・・まぁ、場所はお勧めできません」と、やや歯切れ悪く教えてくれた。
シカゴに比べたら、どこだって平気ってなものよ、あなた。
明日は最終日。どんなことをしてでも行かなくては。
そんなときに、やぁやぁとまた私の肩をたたく人物が。
あの、神出鬼没のハーブだった(笑)
「自分たち、これからどこ行くの?オレっち、バーボンストリート行くんだけど行かね?」
「それがねー、これからキャベツ食べに行くの」
この、「キャベツ食べに行く」には実は深~い逸話がある。
1年前、ツアーでここを訪れたとき、フレンチメンストリートのとある側道で黒人のご夫婦がPoboy(ホットドッグ)の屋台をやっていた。
夜中の2時過ぎ、M嬢と私は誘惑に駆られてそのPoboyを食べてしまったのだが、それがまぁ、禁断のうまさ!
酔って小腹がすいていたというのもあるが、そこに盛られていたキャベツのうまさに悶絶したのだった。
それ以来、「奇跡のキャベツ」と呼んでいつかまたあの味をここで食べてみたい、と夢見ていた。
しかし二日前、ウキウキしながら再びM嬢とここを訪れてみたところ、屋台も夫婦の姿もなかった。
途方に暮れていたら、M嬢がバンに乗って停まっていた二人の姿を道端で発見、思わず声を上げた。
ものすご~い偶然!まさに執念が呼び寄せた戸しか思えない。
聞くところによると、別の屋台がここで火事騒ぎを起こして以来この場所で商売をすることができなくなってしまい、今は別の路上で商売を始めたという。
ご主人のスティーブは、陽気な笑顔で「あさって出るから是非おいで」と住所を教えてくれた。
キャベツファンとして、これは行かねばなるまいて。
・・というわけで、「私たち、これから約束のキャベツ食べに行くの~♪」になったわけだ。
さて、そのキャベツ屋、じゃなくておいしいPoboy屋さんが新たに“開店”した場所は、フレンチメンから少し外れたしけたカラオケ屋の前。
私たちが駆け付けると、ふたりは相当ヒマそうにしていた。
やはり以前の場所に比べると商売もそうそう儲かっていないようだった。
それでも、私たちとの約束もあって、この日はここでこうして待っていてくれたという。なんといい人たちなんだ!
今日も仲良く共同作業開始
さぁ、にんにくバターオイル入りました。ファイヤー
でけたよ。
わくわくしながらアリゲーター・ソーセージとにんにくバターでいためた激ウマキャベツのPoboyを買い、外は暑いのでカラオケ屋に入っていただき。
これこれ、待ち焦がれた味。
このカラオケ屋、「ステージ」があって、客がここで歌を披露するオールドタイプなのだが、まぁなんというか、出てくる客全てがまぁヘタクソにもほどがあるっていうほどひどいのだ。
元の歌がなんだったかもわからない始末。それでも自信満々に歌い、他の客もやんやの喝采。
店内に入って聞きたくもないカラオケを聞きながらいただく。
なんなんだ、ここは!(笑)
そこへいらいらしたシェフ・スティーブが登場。いっぱつかましてくれるのか、と思ったら・・・
“Easy like Sunday Morning"を熱唱するスティーブ。
やっぱりバラードできたか。うまい下手は言わないことにしよう。十分楽しかったから。(爆)
・・世にも奇妙な数珠つなぎは、さらにつづく