Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

独身生活

2012-10-18 09:20:11 | アメリカ生活雑感
シカゴはもうすっかり秋。
朝夕は0℃まで冷え込むことも多くなってきて、いよいよ来たかという感じ。
ハロウィーンが終わると雪もちらつき始める。極寒になる前に冬支度を始めなきゃ。

まだ気が早いけど、今年は本当に怒涛の1年だった。
今年の年初は、ここに今こうしていられることさえ想像できていなかった。
Pちゃんの仕事が強制終了して以来、外国人である私たちはこの国にいる資格がない。そんな法の中でもがき、苦しみ、時間と闘いながら気がおかしくなった時もあった。
でもここでくじけているわけにはいかない。私にゃまだまだここでやらなきゃいけない使命がある。
歯をくいしばり、とにかく外に出て人に会い情報を探しに走り回った。
そしてようやく7月に新しいビザを無事に取得することができた。
それもまわりの多くの人たちの励まし、支援のおかげだ。本当に感謝しても感謝し足りない。
新しい命をいただいたような気持ち。
今やれることを精いっぱいやらなきゃ、という思いが心の奥底から湧いてくる。


ビザの申請もかねて夏に1か月帰国したとき、その留守を守ってくれたPちゃんにも感謝している。
GOROの、そしてもう1匹友人から預かったTaro(同じく柴犬)の世話に始まり、家の細かな修繕、お花や野菜たちの水やり、そして大の苦手の食事の支度まで全てひとりでやってくれた。
ご近所づきあいも楽しんでやってくれていて、私よりも優れた主婦ぶりが板についていた。
最も驚いたのは、食事。
なかでも、製パン機を使って自分でパンを焼いていたことにはビックリ!
自分なりに工夫してナッツやレーズンの量を微妙に替えていたりして、まるで主婦みたい。
そんなわけで、今でもパンのセッティングはPちゃんがやってくれる。
パンだけでなく、朝食の準備が異常に手早くなっていたのにも驚いた。以前は手際が悪くて食べる頃にはコーヒーが冷めていたりしたものだけれど、今は完璧
やっぱり普段甘やかすと自立しないものなのね。←ものすごい結論

★ ★

そのPちゃん、ついに重い腰をあげて自分のビザの申請のためにただ今国外脱出中。
スペイン、マドリッドのおばちゃんの家にしばらく滞在することになった。
今回は私がお留守番。
なんだか久しぶり。この“独身”の感覚!!
ああ、フリーダム!

こちらのことは気にせずに、せっかくの里帰り(?)を楽しんできてね。
私はこの隙にあっちこっち夜間徘徊しようと思っております。はい。
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