日曜日。今日も朝からいまひとつすっきりしない曇天。
1週間の疲れ(Pちゃんのみ)がでたのか、だらだらと昼ごろやっと起床。今のところ、この家には私たち以外の滞在者がいないので貸しきり状態だ。
バークレーとちがって、夜中に酔っ払った学生たちが外で叫んだりタバコを吸ったりすることもなく、静かで落ち着くのが何よりうれしい。
ただ、Pちゃんは暑いのが大の苦手。すぐにクーラーをつけて歩き、私はそのそばからそれを消していく。こんな暑さ、私にとってはへのかっぱなのに。
午後3時ごろから、気晴らしに今回初めてシカゴ市内に行ってみることにする。
週末ごとにダウンタウンの中心にあるミレニアムパークという大きな公園でフリーコンサートが行われており、今週末は「Latin Music Festival」というのをやっていた。
ミュージシャンも、集まった観客も、ほぼみ~んなヒスパニック。会話は当然スペイン語。英語なんてどこからも聞こえてきやしない。ここはいったいどこ?状態だ。こうやって移民後も自分たちのルーツを忘れず、文化を大切に守り続けている彼らの力強さを感じた。
アメリカを支えているのは、間違いなく彼らだ。