快晴。
さすがに村生活も飽きてきたので、Fermilabから南東に15キロほどのところにある、小さな町、Napervilleに行ってみることにした。
シカゴのダウンタウンもそうだが、イリノイの近郊の町はきれいに碁盤の目状態になっていてとても整然とした印象。
南北に走る“ワシントン通り”がいわゆるメインストリート。それに垂直に交差するいくつかの通りには、キュートなショップが立ち並び、ぷらぷらと目的もなく歩くにはなかなか楽しい。
近くにはNorth Central Collegeという大学もあり、学生と思しき若者が夜ともなると道をふさぐほどあふれるのだそうだ。そういえばこの間っちらっと夜にここを通りがかったが、パトカーが何台もとまって酔っ払った学生たちを見張っていた。
シカゴに行くには根性がいるし、彼らの遊び場というときっとここしかないのだろう。
「一番のブルース・バー」と書かれた看板を発見。
その名も「Flankies Blues Room」。Keithはトタンに描かれちゃってた
おなかがすいたので、地元で人気の“Jimmy's Grill”でケイシャンパスタを食べた。
そしたら、急に西の空がかき曇り、稲妻が。
店員は見事に、あっという間にテーブルの傘をしまいこみ、とたんに大雨!
私は急いで食べ終えて、目の前の大型ブックストアで雨宿り。
そして・・何もなかったかのような嵐の後。
街角で見かけた、ものたち。
ベルリンでは“変わり熊”だったけど、ここではなぜか“恐竜”。
どこにいっても緑の多い、自然の豊かないい街だった。