一月ほど前から高見権右衛門殿のご子孫とご厚誼をいただいている。こちらは嫡家であるが、分家(新知)があるためその仔細を知りたいと先祖附をとる為に図書館に出かけた。三代目少五郎(権右衛門=本家では初代とする)の二男少五郎が、新知の家として高見武之家となっている。
此の先祖附を見て驚いてしまった。なんと44ページに及ぶものである。ほとんどのお宅の先祖附は明治三年で終わっているだが、武之家のものは明治廿三年までに及ぶ記述がなされている。此の時期まで細川家に仕えられており、その記述をして廃藩後の細川家の有様を知るうえで貴重な史料といえる。明治三年以降廿年間の記述が28ページに及ぶもので、拾い読みしたばかりでも中々おもしろい。十月の私の仕事が決まったようなものである。
出来うればご紹介しようと思っている。
最新の画像[もっと見る]
-
■朽木定彦関係‐5「御尋二付御上覚」ー1 2日前
-
■八代朽木家取扱之扣写(4)-3・了 1週間前
-
■清田七助宛・細川忠利書状 2週間前
-
■八代朽木家取扱之扣写(4)-2 2週間前
-
■東・KA、西・KWA 2週間前
-
■第16回 千年映画祭 2週間前
-
■新町地蔵盆・幽霊妖怪画展 3週間前
-
■蔵書が増えて居ります 1ヶ月前
-
■蔵書が増えて居ります 1ヶ月前
-
■文士と殿様 1ヶ月前
1 コメント
コメント日が
古い順 |
新しい順
- 分家 (祖継)
- 2012-10-01 01:15:44
- このテーマはまさに主宰さまの志す神髄とお見受けします。今後の展開を鶴首しています。肥後は一つ!!
- 返信する
規約違反等の連絡