津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■わらじとワラッチ

2021-05-11 13:25:39 | 徒然

 昨日の散歩は少々手抜きで3キロほどしか歩いていないので、今日は4.4㌔コースを歩く。
底が薄いドライブ用シューズがまずかった。右の足裏が痛くなり、しばらくすると左ひざ裏が痛くなり1時間以上かかってしまった。
両足を引きずりながら、昔の人は参勤交代などは草鞋で、一日10里(40㌔)程を歩いたというのだから、すごいな事だな等と考え始めた。
上り下りの坂道や、雨でぬかるんだ道や山中の石ころもあろう道を歩くのだから、草鞋の痛みも早かろう。
一日何足使ったのだろうか・・途中の海路は別として仮に二足つかったとして22・3日かかったとして40~50足になる。
多分個人の負担であったのだろうが、物入りなことである。

 草鞋は「わらじ」であるが、メキシコの山岳民族の履物で「ワラッチ」というものがある。
二つの名前が、いかにも同じに聞こえるのは偶然ではないような気がする。「草鞋」由来かもしれない。
その形状は少し違うが、この山の民はこの履物で、この地で行われる山岳マラソンで、世界のプロのランナーを交えてぶっちぎりの強さを示して上位を独占するという。

その賞金は貴重な現金収入であるという。
数十キロをこの「ワラッチ」で走り抜けるのである。身体能力も違うのだろうが、厚底シューズもここでは顔なしである。
   「走る民族、ララムリ」     

「ワラッチ」は「草鞋」のような二股の「緒」がない。「緒」は一本しかなく足首に幾重か巻き付けられている。
大変合理的な発想だそうで、最近は商品化されているものもあるようだ。
日本の「草鞋」わらから作ることにこだわり、随分長い間進化の跡が見られない。1,000㌔以上の道中を1,000人に近い大勢が往復するというのにだ。

そんなことを考えながら帰宅する中、足のゆびがからす曲がり状態になるし、ふくらはぎがつり始めた。
明日からはまたウォーキングシューズで歩きますよ・・・

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