津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■ツイッター「#」というアイテム

2020-05-19 18:12:14 | 些事奏論

 検察庁法改正案に反対する芸能人をはじめとする膨大な抗議は、ついに今国会での採決を断念してまずは治まった。
ハッシュタグをつけて反対を呼びかけるという手法が、コロナ暇という事情も相まってとんでもない数字に至った。
そして検察庁OBが声を上げとどめを刺した感じとなった。この手法は政府にとっては重い課題となったであろう。
コロナ禍がなければ大規模なデモが起きたろうという話があるが、デモとなればこのような数字にはなるまい。
今後ともツイッターでいろいろな政治行動などが出てくるのではないか、政権側にしても野党側にしても大いに気をもまざるを得ないアイテムである。
下手をすると検察に対しても、不起訴になったいかがわしい案件などに対しても、このような手法が大きなつむじ風を巻き起こす可能性を感じる。
人々はこういう手法が有効であることを学習した。これは誠に怖い。
安倍内閣に於けるなんとも気持ちの悪い喉に骨が刺さったような違和感も、再び俎上に載せる事さえできるような気がする。
当事者の人たちは「#」の怖さを思い知ったと共に、対する人たちは事を動かすことができる痛快さを思い知ったことであろう。

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