空梅雨の中で熊本は56回目の鎮魂の日を迎えた。昭和28年6月26日、熊本は未曾有の大水害に見舞われた。当時私は小学校六年生(11歳)だったが、学友27名(?)を失った。我が家も鴨居の高さまで浸水し、命からがら脱出して命を拾った。避難先のお寺から翌朝帰宅すると、我が家の前の数軒が流失していた。思い出したくない悪夢である。
今日の熊本は、梅雨とは思えない青空が広がっている。当時大暴れした白川も、川底を露出させているところがある。水不足で田植えが出来ないでいるところがあると聞くと、雨が欲しいと切実に思うし、なんとも複雑な気持ちにさせる。アジサイの花々があちこちで立ち枯れして、哀れな姿をさらす鎮魂の日である。
合掌
今日の熊本は、梅雨とは思えない青空が広がっている。当時大暴れした白川も、川底を露出させているところがある。水不足で田植えが出来ないでいるところがあると聞くと、雨が欲しいと切実に思うし、なんとも複雑な気持ちにさせる。アジサイの花々があちこちで立ち枯れして、哀れな姿をさらす鎮魂の日である。
合掌