津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■清正勲績考による「清正君築熊本城事」加藤家傳より

2022-07-22 13:24:39 | 史料
「清正勲績考 巻第二十七」から「清正君築熊本城事」加藤家傳より
 
加藤家傳ニ曰、清正城地國中ニ求メ隈本城西祇園山ヨリ大砲ヲ放ツニ矢玉城中ニ落ツ、故ニ祇園山ニ城ヲ可築トテ頂ヲ平カニスト云ト
モ心ニ不協、玉名郡横島ニ地ヲ撰メトモ邪ノ文字ニ和訓ヒトシキ故ニ茶臼山ニ城を移シ、加藤右馬允(可重)・森本儀大夫・飯田覺
兵衛縄張ヲ検考ス、家士各受取ノ丁場アリ、二ノ丸天奏屋敷ト三丸・森本作事ノ櫓早ク出來ス、天守ノ棟上ヲ待テ同日ニ棟上シ二丸ニ
繩明神ヲ祝ヒ、隈本ノ文字阝ニ畏ルト云テ忌テ熊ノ字ヲ用ユ、熊本城ハ要害無双ノ地ニテ縄ニ微妙ノ功ヲ施シ、形勢朝鮮蔚山ニ似テ天
地ノ検ヲ用ト云、
 
 
 
 
 
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■清正勲績考・目次₋1

2022-07-22 07:01:19 | 書籍・読書

 熊本史談会の若い友人・中村裕樹君から「清正勲績考」の目次を紹介してほしいとリクエストが来た。
改めて眺めてみると目次だけで16頁ある。「おい/\冗談じゃないぞ」と思ったが、「内容など多くの人がご存じないと思います。」と書いてある。
さてどうしようかと考える。スキャンすれば9頁あるが、自分でも内容を確認するためにタイピングしてみようかと思った。
熊本はコロナ感染者が大爆発している。ますます外出がおっかなく成って部屋に籠っているから、まあ3~4回で終わらせられるだろう。
図書館から借りたこの本、また返却日が迫っている。(古書で4,000円購入するか・・・)
とにかく、リクエストの応えるべく頑張ってみよう。

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   目  次

通鑑清正勲績考 首巻
   序
   自序
   加藤家系図
   加藤家武器の図
   加藤家軍詞百十五箇条
   総目録

通鑑清正勲績考 附録
   本国寺来歴のこと
   發星山本妙寺由来のこと
   清正君挽詞并に序

清正勲績考巻第一~巻第八(欠本)

清正勲績考 巻第九
   太閤出軍、附り名護屋在陣の人数のこと
   朝鮮国の来歴、附り朝鮮王李氏大明に属すること
   朝鮮の王城騒動、附り王李■出避のこと    (■日偏ニ?=えん)
   清正君漢江を渡る、附り曽根孫六水練の事
   小西行長和議を計る、附り通事景應瞬誅に伏すること
   小西軍勢王城に入る、并に清正君先魁のこと
   太閤名護屋に着陣、附り清正君の使到着のこと
   太閤朝鮮に到らんことを命ず、附り浅野長政諫諍のこと
   知将朝鮮に手配り、并に宇喜多秀家敗軍のこと

清正勲績考 巻第十
   臨津合戦、并に萬頃臺の下に闘うこと
   梅北盛定殿下を窺う、并に晴簑入道強盗に遭うこと
   諸将重ねて朝鮮出軍の命を蒙る、附り忠興君に賜う書簡のこと
   清正君長橋に到着、附り海汀倉邊合戦のこと
   坂井貞行佐敷に還る、附り四雄密談のこと
   梅北人数八代城に渡海す、附り濱田水島物語のこと
   板井貞行等登城、附り梅北對面のこと

清正勲績考 巻第十一
   佐敷の四雄謀略、附り梅北盛定最後のこと
   佐敷城外の迫合、附り梅北盛勝誅せらるのこと
   薩賊麥島城を攻む、附り松浦筑後守後援のこと
   田浦小迫合、附り田浦相模天草内蔵助を討捕ること
   相良軍誤って戦う、并に佐敷留守居太閤の印章を賜ること
   玄旨君薩州に下向、附り祁答院晴簑自殺のこと
   金應瑞虚を和軍に告ぐ、附り和将南原に赴かんと欲すること

清正勲績考 巻第十二
   小西重ねて檄文を呈す、附り朝鮮王商議のこと
   朝鮮王平壌府を避く、附り明兵敗北のこと
   清正君両王子を檎にす、附り異説のこと、并に加藤家武具のこと
   清正君オランカイに攻入る、附り延膽の城陥ること
   延膽軍夜肥軍を襲う、并にオランカイ都の放火のこと
   オランカイ軍興起、附り神仏擁護のこと
   清正軍濟州に入る、附り世琉兜宇須を檎にすること
   印金の城陥る、附り通事後藤を檎にすること
   オランカイ人狼藉、并に世琉兜宇須王子を拝すること

清正勲績考 巻第十三~巻第十六(欠本)

清正勲績考 巻第十七
   來幣使登城、り朝鮮の諸臣書を太閤に呈して清正君を賞すること
   明使を饗し、爾書に依て太閤忿怒、附り小西行長陳謝のこと
   明鮮の冊使帰帆、并に清正君再び朝鮮の先鋒を蒙むること
   冊使朝鮮の都に帰着、附り朝鮮の群臣商議のこと
   和軍再び朝鮮に到る、附り清正君梁山の城を攻取ること
   沈惟敬大明帝を欺く、并に朝鮮王再び出避のこと
   小西計策して清正君を討たしめんと勧む、附り李舜臣獄に下ること
   和軍朝鮮の地を略す、并に司馬星禁獄のこと
   明帝商議、附り重ねて援兵を朝鮮に遣ること
   明帝命じて朝鮮八道を分理す、并に惟敬偽言を巧みにすること
   朝鮮在陣の将合戦の期を咨稟す、并に惟敬密書を投して清正君を計ること
   惟敬小西に降る、附り楊元惟敬を擄にすること
   金應瑞虚を和軍に告ぐ、附り和軍南原に赴かんと欲すること

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