昨日の熊本は最高気温32℃、今年三回目の真夏日となった。今日も昨日同様の32℃だったらしい。
隠居爺は時間はたっぷりで少しずつ運びだしているが、これが現役の人たちは土日を利用してのことだから、引越し業者がなかなか捕まらない中苦労がおありのようだ。
午前と午後の二回小運搬、暑さの中で荷物運びは少々つらいものが有る。
午後の部は奥方のリクエストで観葉植物を運ぶ。これがやたらと重く、疲労困憊である。余りのきつさに一時間半ほど昼寝をする。
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熊本城顕彰会発行の会誌「熊本城」が届く。巻頭言は熊本市文化財保護委員会委員長の村上豊喜氏の「熊本城再々生への願いをこめて!」である。
明治10年西南の役で焼け落ちた熊本城は、明治22年7月28日の大地震で多くの石垣が甚大な被害を受けた。昭和35年篤志家の寄付を元にして天守閣が鉄筋コンクリート造で復元された。その後宇土櫓の解体修理、西・南大手門の復元その他櫓の復元をへて、熊本城築城400年に当たっては本丸御殿が完成し天下の名城として其の威容を現した。
この度の熊本城の大被害は熊本県民の心に大きな悲しみを与えた。
村上氏はどうやら木造での復元を目指そうと考えて居られるようだ。この不幸な大被害を乗り越えて、清正築城時代の熊本城の素晴らしい姿が蘇るならば、これに過ぎたる喜びはない。何とか健康に留意して完成の姿を拝見したいものだ。
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