猫のことを書くとよく誤解される。
「猫が好きなんですねえ」
「猫と遊ぶヒマなんかあるんですか」等々。
とんでもない。
私はできれば猫と関わりたくないのです。
先日、TVで男の役者さん(顔はよく見るのだが
名前は知らない)が「猫依存症」だと告白していた。
いつも触っていないと落ち着かず、あのフワフワ感が
たまらないのだという。
それこそ私にとってはトンデモナイ話だ。
私は触れないし、抱くなんてもってのほか。
猫の毛1本でも落ちているとウワッと叫んで、コロコロ
をかけないではいられない。
しかしながら同じ家におれば、エサや水もやらなければ
ならないし、排泄の世話だって大変なことだ。
放っておけば2Fから猫の毛が毛玉となって飛んでくる
ので、掃除機は毎日かけなければならない。
それでも♪雪やこんこん の唱歌にあるように、
猫は冬が苦手なのか、このところは少しおとなしかった。
それで油断もしていたのだがーー
先日、チビ猫の空(ソラ)が私がベランダの窓をあけた
スキにさっと外へ。
まるで放蕩息子の家出のように音沙汰がない。
この寒い中、どこでなにをしていたのか、帰ってきたのは
4日後。
翌朝、掃除機をかけようとしたら、ソラがいるではないか。
いつの間に!
聞くと、前夜、家人が家の外でうろうろしているのを見つ
けて入れたのだという。
今は、叱られてふてくされたように(写真のように)眠り
こけている。
よほど家にいるのがイヤなのだから野生に放してやった
方が本人(?)にとっても幸せだろうが、そうもいかな
いかっ!
今朝から「隕石が大気圏内で爆発して落下」のニュースが
世界を駆けめぐっているというのに、こんなちっぽけな話
でスミマセン。