一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

猫の家出

2013-02-16 18:19:19 | 雑記


     猫のことを書くとよく誤解される。
     「猫が好きなんですねえ」
     「猫と遊ぶヒマなんかあるんですか」等々。

     とんでもない。
     私はできれば猫と関わりたくないのです。

     先日、TVで男の役者さん(顔はよく見るのだが
     名前は知らない)が「猫依存症」だと告白していた。
     いつも触っていないと落ち着かず、あのフワフワ感が
     たまらないのだという。

     それこそ私にとってはトンデモナイ話だ。
     私は触れないし、抱くなんてもってのほか。
     猫の毛1本でも落ちているとウワッと叫んで、コロコロ
     をかけないではいられない。

     しかしながら同じ家におれば、エサや水もやらなければ
     ならないし、排泄の世話だって大変なことだ。
     放っておけば2Fから猫の毛が毛玉となって飛んでくる
     ので、掃除機は毎日かけなければならない。

     それでも♪雪やこんこん の唱歌にあるように、
     猫は冬が苦手なのか、このところは少しおとなしかった。
     それで油断もしていたのだがーー

     先日、チビ猫の空(ソラ)が私がベランダの窓をあけた
     スキにさっと外へ。
     まるで放蕩息子の家出のように音沙汰がない。

     この寒い中、どこでなにをしていたのか、帰ってきたのは
     4日後。
     翌朝、掃除機をかけようとしたら、ソラがいるではないか。
          
     いつの間に!
     聞くと、前夜、家人が家の外でうろうろしているのを見つ
     けて入れたのだという。

     今は、叱られてふてくされたように(写真のように)眠り
     こけている。
     よほど家にいるのがイヤなのだから野生に放してやった
     方が本人(?)にとっても幸せだろうが、そうもいかな
     いかっ!

     今朝から「隕石が大気圏内で爆発して落下」のニュースが
     世界を駆けめぐっているというのに、こんなちっぽけな話
     でスミマセン。