Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

江戸の表現 浮世絵・文学・芸能

2012-11-16 01:27:06 | Weblog
国文学研究資料館 2012年10月17日~11月20日

 研究展示というらしい。大事な作品がパネルで済むのが美術じゃないなという感じ。72ページのそこそこりっぱな図録がいただけるのはありがたい。パートに分かれていてパートの連関はよく見えない。展示とともに図録を読むと大変勉強になる力の入った展示だが、会場は暗く図録を読むのは大変だった。扇のフォーマットって力あるんだということがわかった。「盃洗いに描かれているのは南画の観瀑図にあたる」の南画って中国画題みたいなもん?いろんな文芸とか書画とか代作してくれる人もいたのか。江戸時代ってすごいわ。
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リヒテンシュタイン華麗なる侯爵家の秘宝

2012-11-13 01:58:15 | Weblog
国立新美術館 2012年10月3日~12月23日
この後高知、京都へ巡回

 全体としては面白いものもあるといってもそれほどいいものばかりがあるわけではないが、東映的な見せ方がうまい。バロックサロンの再現とか。リヒテンシュタインに観光に行きたくなりましたよ。
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市川団十郎 荒事の世界

2012-11-13 01:54:50 | Weblog
千代田区立日比谷図書文化館 2012年9月29日~11月28日

 市川団十郎といえばいかねばなりません。荒事について学びました。
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ZESHIN 柴田是真の漆工・漆絵・絵画

2012-11-11 21:48:31 | Weblog
根津美術館 2012年11月1日~12月16日

 わーい柴田是真大好き。根津様でお持ちなのは知ってたけど静嘉堂にも結構あるのね。方々から借りている。やや工芸重視か。絵画は結構展示替えだし。是真の展覧会、数年前にもあって、それはそれで結構だったんですが、長生きで多作なのでもっと大きな会場でやってもらってもいい気がした。絵は南北宗合だなと思いました(特に保津川図風のやつ)。
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美術にぶるっ!

2012-11-11 21:36:20 | Weblog
東京国立近代美術館 2012年10月16日~2013年1月14日

 60周年記念特別展とのこと。所蔵品が中心(特に第一部は基本的に所蔵品)だがNHKプロモーションと組んで商業的にがんばっておられる。ハイライトコーナーは東博の国宝室のようなものでしょうか。展示室のパネルが額を模してるのが面白かった。第一部 有名な作品が多く近代美術史の教科書みたい、というのは簡単だがこの館にあるから有名というところもあり、またこの館中心に近代美術史が編まれているということでもある。第二部 実験場 1950S 所蔵品を核に開館当時の美術を振り返るって感じ?埼玉の1970年代と合わせてみるといい感じだが60年代もいるな。
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小村雪岱展 大正・昭和のグラフィックデザイン

2012-11-05 10:02:45 | Weblog
ニューオータニ美術館 2012年10月6日~11月25日

小村雪岱の装幀本を中心とした展覧会。昔の本て綺麗だのと漠然と思ってた本のいくつかはこの人のだったと気づいた。絵入草紙おせんの表紙、屏風とおせん、春信だけでなく中国の挿絵本などを連想した。強力わかもとの景品の団扇絵描いてて展示されてたが小村雪岱描く人物は強力わかもと飲んでもひよわなんだろう。
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徳川家康の肖像―江戸時代の人々の家康観

2012-11-05 09:45:13 | Weblog
江戸東京博物館 2012年10月6日~11月25日

川村清雄展となんとなくコラボなのかな~。家康家臣図って徳川曼荼羅なんだ。そしたら武田二十五将図も信玄曼荼羅なんだな。家康肖像が家康が立ち寄ったところに残っててお正月に祀られてるのに肖像の機能として興味があります。東照宮の勧請とも関連してるんだ。東照大権現霊夢像の道具立ての意味みて一部の死絵を思い出した。
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維新の洋画家 川村清雄

2012-11-05 01:21:50 | Weblog
江戸東京博物館 2012年10月8日~12月2日
静岡県立美術館 2013年2月9日~3月27日

ワタシにとってははじめての川村清雄展。川村家ってお庭番の家だったんですね。最初のほうは歴史展的な趣。家達からの手紙面白かった。イタリアやフランスからも借りてる。
川村清雄って30も年下の奥さんもらってたのか。形見の直垂とか、神奈川県立近代美術館の室内の道具だて、例えばウフィツイの画家の自画像、ベルクハイデとかチョーチのに似てると思う。ヨーロッパで勉強してきたんだろな。福富コレクションのお供えとか三重県美の梅と椿の静物は江戸時代後期の摺物と道具立てが似てるように思われました。福井家の草図がトロンプルイユぽくて面白かった。
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はじまりは国芳 江戸スピリットのゆくえ

2012-11-04 08:44:19 | Weblog
横浜美術館 2012年11月3日~2013年1月14日

国芳展というよりは芳のつく人とその系譜の近代。書籍扱い図録は小型で読むところも少ない割に高い。
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再発見!鎌倉の中世

2012-11-04 08:32:43 | Weblog
神奈川県立歴史博物館 2012年10月6日~12月2日

三館連携特別展をとりあえず神奈川県歴博会場のみ。出土品の青磁が面白く考古展も楽しめることが判明。鎌倉には個性的な郷土史家の伝統がある。
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