Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

アイ ウェイウェイ 不在

2011-12-25 12:38:59 | Weblog
台北市立美術館 2011年10月29日~2012年1月29日

 予想される材料とは違うもので作ったもの、って幕末明治の日本の工芸みたいだ。そこに風刺や主張があるところが違うけど。焼き物で作ったザリガニみたいな如意面白い。焼き物の西瓜(中国を連想する果物)が整然と並んでるのも意味だけでなく見ても楽しい。永久自転車(自転車と言えば少し前の中国だ)などなど。作家が実年齢の割には老けているのが気になる。ひょうきん族のざんげの部屋のキリスト様に似ている。
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黄則修 台湾を撮り続けて

2011-12-25 12:28:49 | Weblog
台北市立美術館 2011年10月8日~2012年1月29日

 タイトル意訳してるのでもし関係者の方ご覧になってよりいい日本語タイトルあればご教示ください。黄則修(1930~)の写真展 撮った時は藝術的な風景写真も時間の経過によって記録写真の意味が観者には出てくる。人物写真も撮ってて、1950年代に日本の映画が解禁されたときにプロモーションに行ってた南田洋子や扇千景の写真があった。服装、化粧の流行は地域よりも年代なので洋服だと台湾女優も日本女優も一緒ね、今もですが。
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顔水龍

2011-12-25 12:14:59 | Weblog
台北市立美術館 2011年12月3日~2012年2月16日

 顔水龍(1903~1997)の展覧会。日本、フランスに留学し、日本でも商業デザインの仕事してた洋画家。どうでもいいが、画家は長生きして年下の奥さんが先に死んじゃうことがあるけどこの人も人もそうか。台中の太陽餅食べたい(太陽堂餅店のモザイクとかしてたから)。
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精彩100 国宝総動員

2011-12-25 11:57:01 | Weblog
国立故宮博物院(台北) 2011年9月23日~2012年1月3日

 中華民国は建国百年のメモリアルイアー、「故宮」の名を掲げる通り皇帝のコレクションの博物館でありそれを解放した革命の象徴でもあるわけですね、故宮博物院は。展示期間が三期に分かれていて書画の多くは総取換で、スケジュールの都合で若干地味目?の三期にいってきました。所詮猫に小判ですが。中国絵画の名品にひれ伏しつつも江戸中後期絵画は淅派の影響大やね~ 岸派とか谷文晁とかを連想。陳洪綬を見て岡田米山人を思い出した。絵図?の「黄河図」も結構絵画ではある。記録的な意図のある絵画。絵画的な要素のある絵図を合わせて検討すると面白そう。
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