”プロスパートさかた”ポートセールス協議会の総会が山形市内の会場で開かれた。来賓出迎えをしていた小野観光推進監が私が入るとスーと寄ってきて「イタリア船籍の外航クルーズ船「コスタ・ネオロマンチカ」が、来年8月2日酒田港に寄港することが発表されました」と耳打ちしてくれた。
「えぇっ」と耳を疑った。国、県,市が懸命の誘致活動をしていた事は知っていたが、来年の5月までに企画書を出して、それからの事と思っていただけに驚いた。振り返れば、昨年の春先から話題にはなってはいたが、9月の予算特別委員会質疑でトップセールスを促して、吉村知事が動き出してからの事である。もっとも、その前段に岸参議院議員の計らいで、7月には港湾局との下ごしらえはしていた。おかげで、今年度当初予算に外航クルーズ寄港に備えたハード予算と、高砂1号岸壁延長の調査費が共に予算化されていた。
丁寧に話を聞くと、コスタ・ロマンチカ(5万7千トン)はヨーロッパ最大のクルーズ会社の船で、乗客定員が1800人。「東北ねぶた祭りと日本海周遊・釜山ルート」で福岡、舞鶴、金沢、酒田、青森、釜山に寄港の予定である。私は、酒田港の花火大会が頭をよぎった。
総会で会長の吉村知事が「外航クルーズが初めて酒田港に帰港が決まったことはうれしい。県民挙げて歓迎をしたい。」と触れた。
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