とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

戦後初の無投票当選

2015年04月04日 | 日記

 県議選告示日4月3日午後5時、酒田・飽海選挙区の無投票当選が決まった瞬間である。激しい雨の中選挙カーを走らせていた時に携帯に連絡が入り選挙は終わった。予想はしていたものの正式な決定となり、ほっと安堵したのが本音である。
 出陣式にこぎつけるまでにドラマがある。庄内総合支庁に立候補の届け事務がある。届け順番はポスター掲示上の位置が決まり、マスコミも届け順に報道されることから重い責任を伴う嫌な仕事である。これは弟に頼んでいた。もう一人いとこの恵一君にお願いし、車は万が一を考えて2台で行ってもらった。
 先ず、届順序のくじを決めるくじがある。その順番に従って届け順のくじを引く事になる。弟は前日から緊張でドキドキすると言っていたので「何番でもいいのだから、心配するな」と何度も言っていたが、一番を引きたいと思うのは、仕方のないことでもある。選対全体も同様の気持ちであるのが痛いほど分かる。
 神事が終わった頃に「一番だそうだ」と耳打ちがあった。「まさか、届順のくじの一番だろう」と自分の耳を疑った。しかし、どうやら本当に一番くじを引いて、届け順が一番であることがはっきりした。マイクを通して、届け順が一番である事が全体に知らされ、でっかい拍手がわきあがった。弟の気持ちを思うと、ぐっとくるものがあった。
 あとで知ったことだが、早朝に墓参りをして祈願したのだと言う。今は亡き、父母や祖先のお蔭様かも知れない。そんな気持ちを込めながら大勢集まってくれている出陣式会場へと移動した。

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