中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

会議が2つありました。被災者にどんな支援が出来るのか。

2011年03月14日 21時16分17秒 | 活動日誌

 

少し前に描いたイヌフグリ。気持ちを明るく持ちましょう。

 

 県委員会の会議と長水地区委員会の会議がありました。どちらも課題は2つです。ひとつは災害支援のこと。もう一つは選挙の対策です。

 大変な災害で「まるで地獄」(訪問先の方の言葉)です。栄村も大変です。今できることは何かを話し合い、すでに行っている救済募金活動の交流もしました。全県各地で行っている募金活動、あるところでは「近くのお店のみなさんがでてきて、一緒にやってくれた」そうです。また「駅前で次々に募金をする団体が来て、まるで募金活動のリレーだった。誰もが心を痛めている」「いったん行きすぎた青年が戻ってきて、ざら玉の入ったビンを持ってきた」など、尋常でない事態の中で、人の温かさを感じる報告ばかりでした。

 私たち共産党でも、佐久の藤岡候補はスーパーの前で8時間も立ち続けて40万円も集めたとの報告には驚きました。何とか被災者のみなさんのお役に立ちたいとの思いが伝わってきます。各地で議員や支部のみなさんがそれぞれのやり方で、沢山の募金を集めています。共産党も、心痛めているみなさんと一緒にがんばる仲間です。私たちの立党の精神は「国民の苦難を取り除くために働く」ことだから。

 明日は、県議団と県委員会とで県交渉をします。

 栄村のみなさんからお聞きしてきた要望をまとめて実現して欲しいとの話し合いです。鳥取県でやっているように、個人の住宅にも再建の保障をつけさせたい。私は個人的には、お年寄りには避難所生活はそう長くは無理だから、だからといって公営住宅を建てるにしても個人宅を再建するにしても時間はかかります。一時的な仮の住まいに、近くの温泉宿や空いているアパートに移る手だてを取らなくてはならないだろうと思っていますが。もちろん、行政の保障で。

 会議では、栄村も落ち着いたら、今度は片付けのボランティアが必要になります。その募集登録も始めなくてはとも話し合いました。

                   

 愛知市議選、5人当選。どこの党も減らしてしまって「減税日本」が28議席、だけど単独過半数には至らなかった。民主党は大幅に後退。共産党も8から5へ。うーん、だけど、共産党はよく踏みとどまった。

 北区から当選した岡田ゆきこさんは、前に長野に住んでいて、ご主人は中央病院の職員でした。お子さんは重い障がいを持っており子育てには力を合わせてきたご家族です。初当選、嬉しい。弱い人の立場でがんばれるゆき子さんだから。

 夕方、与野党の幹事長、書記局長会談で、共産党もいっせい地方選挙の延期を提案したとのニュース。今は災害救助復興に全力を尽くすとき、充分な論戦を保障するためには全国的に選挙の延期が必要だろうと。私も賛成です。世界中から支援を受けている大災害、一部の地域だけの延期ではすまないでしょう。今は国民一丸となって救済、復興のために力を尽くすときと、私も思っていました。私自身、家族の安否がはっきりしないとスッキリした気持ちでたたかえません。

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