中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

全国いっせい決起集会・演説会2箇所・小宮山量平氏と懇談

2007年06月24日 00時10分33秒 | 活動日誌
               (佐久市演説会  花束をいただきました。)

 
 井上さとし参議院議員を迎えての一日でした。

 午前中、全国いっせい決起集会をCS放送で見る。参加者は「頑張れば勝てる情勢、しかし、油断すれば議席減もありうる。暮らし、平和を守る旗を掲げられるのは共産党だけ」との決意を新たにしました。
 井上さとし参議院議員も来長し、CS放送のあとの決起集会で激動の国会状況の報告、私も決意を述べました。井上さんとは、終日行動をともにしました。

 12時から長野駅前での緊急街頭国会報告の街頭演説を行ないました。青年カエルネットも応援。ちらし配り隊もたくさん出て、旗も華やかにたなびき、井上さんの報告に足を止める人も多くいました。
 「こんなひどい国会はかつてない!」と井上さん、強行採決が当たり前になっている国会は異常です。しかも、禁じ手の会期延長をやりました。

 駅のカレーショップで昼ごはんを食べて新幹線で上田駅へ、午後、上田で演説会。「税金を取り立てる住民税増税の通知は出すくせに、国民に払う年金の納付通知書は出そうとしない」との井上さんの言葉に、私も「そうだ!」と共感。

 「初めて共産党の演説会に参加しました」と言う若者は「国会議員はのらくら、ちっともわれわれのことをわかっていないと思っていましたが、今日は熱っぽくてきらきらしていて、心が伝わってきました」と、なんてうれしい感想でしょう。
 閉会の後、出口で挨拶したときに話してくださいました。


(左小宮山量平さん、井上さん、私、高村県議)

 夜は佐久市での演説会、その間に、小宮山量平氏との懇談がかないました。大歓迎で迎えてくださった小宮山量平氏は、91歳とはまったく思えないお元気さ、ヒューマニズムにあふれた深いお話にすっかり引き込まれました。

 小宮山さんが10歳のころの「自由学校」の写真を見せてくださいました。先生を真ん中に囲んで、先生も生徒も屈託のない、本当にいい笑顔です。
 「教育3法は、こんなにいい笑顔を子どもからも先生からも奪ってしまう」「視野狭窄になってはいけない」とご自分が弾圧を受けた経験をまじえながら、広く総合的な観点で歴史を捉え、今大切なことを見据える大切さを語ってくれ、「大いに頑張ってください」と励ましてくださいました。

 夕食をとって佐久市へ車で移動。佐久市の演説会には420人が参加、小さいときに付き合っていたFちゃんも車椅子で参加してくれました。今は作業所でパンとクッキーを焼いています。すっかり、美人さんになっていました。

 家にかえって、昨年、小宮山量平さんが出した本「地には豊かな種を」を引っ張り出しました。改めて、ぺらぺらとめくり、今日の話の余韻に浸りました。

 「終わりに」に記されていた「かの魯迅が語っているように絶望の深さをくぐりぬけるたびに、希望は巨きく育つのでしょう」の一行。
 
 魯迅の「故郷」の最後の一節「希望はもともとあるものとのいえぬし、ないものともいえない。それは地上の道のようなものである。もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば道になるのだ」を思い出し、暮らしと平和への希望への道はずいぶん多くの人によって踏み固められてきたが、今ここでまた多くの人と、新たな希望への道を作ってゆくときと、新鮮な気持ちになりました。

 91歳の小宮山さんに足元にも及ばないけれど、今の瞬間は、人生のあり方を選挙勝利のために使いたいと思いました。

 

 

 
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