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中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

3・11「女川いのちの石碑」

2017年02月23日 21時28分28秒 | 活動日誌

 

 

 孫の保育園では、あの日から毎年、「3・11のつどい」をしています。私は故郷の災害を忘れないでくれる、その気持ちをとてもうれしく思っています。

 今年も3.11が近づきました。

 今年は被災者の子どもたちの気持ちを伝えたいが・・・・と園から相談を受けました。

 石巻の知り合いに相談したところ、女川の「いのちの石碑」を知っていただいたらどうか、とアドヴァイスをいただきました。

 

 女川町は、町の7割りが流失し死者・行方不明者は831人。当時、何もなくなった、本当に何もなくなった女川に入って、私も愕然としました。

 

 その女川の、当時6年生だった子どもたちが中学生になって、自分たちのできることは・・・と始めたのが「いのちのプロジェクト」。

 

 1000年先の命を守るために、石碑を建てる運動を始めました。自分たちが成人式を迎えるまでに、女川の21の全部に建てようとのの目標で、100円募金で現在12基できています。子どもたちの悲しみを乗りこえた行動に、私は何を・・・と突き付けられた思いです。

 

 逃げ方まで記したメッセージと共に、その一基一基に刻まれた俳句の被災者の思い、涙が抑えられません。

 

   逢いたくてでも会えなくて逢いたくて    「会う「逢う」の使い分けに胸が締め付けられます。

   夢だけは壊せなかった大震災

   ただいまと聞きたい声が聞こえない

   見上げればがれきの上にこいのぼり  

   ・・・・・・・・。

    

   きっと花は咲く。 🎵 いつか生まれる君に  私はなにを残しただろう 🎵

 

 

 

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