孫の保育園では、あの日から毎年、「3・11のつどい」をしています。私は故郷の災害を忘れないでくれる、その気持ちをとてもうれしく思っています。
今年も3.11が近づきました。
今年は被災者の子どもたちの気持ちを伝えたいが・・・・と園から相談を受けました。
石巻の知り合いに相談したところ、女川の「いのちの石碑」を知っていただいたらどうか、とアドヴァイスをいただきました。
女川町は、町の7割りが流失し死者・行方不明者は831人。当時、何もなくなった、本当に何もなくなった女川に入って、私も愕然としました。
その女川の、当時6年生だった子どもたちが中学生になって、自分たちのできることは・・・と始めたのが「いのちのプロジェクト」。
1000年先の命を守るために、石碑を建てる運動を始めました。自分たちが成人式を迎えるまでに、女川の21の全部に建てようとのの目標で、100円募金で現在12基できています。子どもたちの悲しみを乗りこえた行動に、私は何を・・・と突き付けられた思いです。
逃げ方まで記したメッセージと共に、その一基一基に刻まれた俳句の被災者の思い、涙が抑えられません。
逢いたくてでも会えなくて逢いたくて 「会う「逢う」の使い分けに胸が締め付けられます。
夢だけは壊せなかった大震災
ただいまと聞きたい声が聞こえない
見上げればがれきの上にこいのぼり
・・・・・・・・。
きっと花は咲く。 🎵 いつか生まれる君に 私はなにを残しただろう 🎵
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます