中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

行ってみました。富岡製糸場。

2016年04月10日 21時09分01秒 | 活動日誌

 長野県に縁の深い富岡製糸場が世界遺産になったというので、一度は行きたいと思っていました。

 

 この土日、友人と二人で行ってきました。日帰りできるところではありますが、それではつまらないので、磯部温泉につかってきました。新幹線と在来線を使っていきました。

 

 富岡の駅はきれいにリニューアルしたそうです。磯部駅からは徒歩で10分もかからない場所。製糸場の前は商店街、そこは活気がありましたが100メートルもいくと、商店街でも街は深閑としていました。

 

 交通手段が難しかった。私たちが宿泊した一番近い磯部温泉までの足はタクシー。3500円の距離です。10キロくらいかな。

 

 それ以外の手段は、高崎に出て在来線に乗り直し。在来線は1時間以2本程度。交通費は1200~1300円というから、一人でなければ、金額的にも時間的にもタクシーがロスが少ない。

 

 バスツアーとか車だといろいろ回れるのかもしれませんね。先日行った福井の敦賀のように観光地巡りのぐるりんバスがあると便利だなあと思いました。

 

 さて、製糸場のことです。非常に学ぶことが多かったです。日本の近代化を支えた器械製糸を日本中に広めるために作られた製糸場です。

 ここで働いた工女は、貧しい農民の娘ではなかったようですね。

 賃金は安かった。平均で10円の収入だったころ1円何十銭。食費や寄宿舎代など差し引かれた額らしい。フランス人労働者(指導者)の給料は数百円だったそうだ。

 しかし、日曜日は休み。夏休み、正月休みがある。風呂は毎日。化粧はたしなみ。

 

 全国で製糸場を広げるための指導者養成所だたっためか、女工哀史の地獄のような労働とは違うのです。

 

 富岡製糸場の工女だった横田英さん著の「富岡日記」を買ってきました。新たな発見を楽しみに読んでみます。

 

へえ、ニッサンが作っていたんだ。

岡谷の製糸場の展示のコーナーもありました。人口の半分が工女だたっとは、驚きでした。ここの女工は立ったままたくさん入れる千人風呂だったんですよね。

 

最後に昼食は地元の名物を、ということで「おっきりこみうどん」を食べました。

たべたお店は、料理人が「天皇のお料理番」だったとの触れ込みでした。くわしくは訊ねなかったけど、とても穏やかな庶民的なおじいさんでした。

「下仁田ねぎの最盛期にはいただき物が多くて、もう結構と言いたくなっちゃうんですよ」など気さくに話してくれました。

 

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