中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

当たり前の生活を

2005年10月05日 21時00分19秒 | 活動日誌
 昨日の子育て相談のことを思いながら、夫と私たちの子育ての時の話をしました。
 私たちが大切にしたことは、人間としての当たり前の生活でした。

 早起き、早寝。6時に起きて8時すぎには寝せる。
朝は散歩しよう。3度のご飯を大切に。ジュースや甘いものはやたら与えない。外で元気に遊ぼう。夜は絵本を読んであげよう。

 そうらくらくできたわけではありませんが、私が日勤の仕事だからがんばれた面もあります。
 でも、朝は夕飯のことを考え、夜は朝食の準備をし、帰宅して30分後には夕食にありつけお風呂も準備・・・買い物は一週間まとめ買い、髪を振り乱し戦争の毎日でした。
 夫も夜は遅くて、子どもが寝てからの帰りでしたが、朝、よくがんばって子どもたちを散歩に連れ出してくれました。若さですね。

 今子育て中のお母さん、お父さんは、私たちのときと比べものにならないくらい、労働条件が厳しいです。地域環境も文化状況も教育情況も、悪化しています。
 
 例えば、私たちの子育ての時には「子どもに本物の舞台を」と、沢山の人が入っていた「子ども劇場」もお金が大変なことと、親が忙しすぎること、ビデオなどでまにあわせようと思えばそうできること、などなどで、何処の班も会員が減っているということです。
 特に芸術は、どれだけ心の栄養になったかが見えにくいこともあり、最後に回されてしまいます。

 「私たちの孫は、どんな育ちをするのだろうね。」
 「まともに食事を作ることもできないかもな。」
 「せいぜい、あそんであげなくてはね。」

 子どもたちが、人間として当たり前の健康的な生活を送れるような世の中にしなければ、と思います。

 ここ数日、テレビドラマ「ハルとナツ」を見ています。見ごたえがありますね。
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