中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

松本で党議員団会議

2006年05月17日 19時19分18秒 | 活動日誌
(カラスノエンドウ  どこにでもある雑草だけど、良く見るとかわいい。子どものころ、実で笛を作って遊びませんでしたか)


 6月議会に向けて、長野県の党議員団の会議がありました。合併で定数が減らされ、議員数も若干減ったとはいえ、こうして集まってみると、大勢いて元気が出ます。
 
 各市町村議員からの報告がありましたが、長野市については、聞くたび鷲沢市政の小泉内閣の上を行くような徹底した新自由主義に、あきれるばかり。

 財政構造改革懇話会なる組織を作って、市長の諮問機関なのに、そこで何でも決めてしまう。民営化路線を突っ走っています。

 ここ9年間、社会保障関連予算は、7パーセントの伸びでしたが、改革プログラムで2・5パーセントにカット。
 170の公共施設を全て、指定管理者制度下におきました。それに加えて、市営住宅まで指定管理者制度にしようというのです。

 保育園の民間委託も、いま大問題になっています。
 
 市街地再開発には大変な熱の入れようで、SBC放送局の移転に伴ってつくられるトイーゴと呼ばれるビル、総建設費88億円の内30億円が税金、立体駐車場21億円の内7億円が税金、しかも、450台分のうち、150台を市で買い取って、これが2億7千万です。

 浅川ダムをはじめとして県下9つのダム建設が中止になり、河川改修などで治水利水対策が進められつつありますが、この夏に行われる知事選で、田中知事を落として、ここまできてもなお、ダム建設を復活したい欲望をすてていない人物のひとりです。
 この人たち、ゼネコンとつながってよっぽどいい思いをしてきたのでしょうか。

 そうはいっても、市民、県民の力に私は確信をもちます。

 長野市では、中核都市では全国ただひとつ、30人規模学級を6年生まで実現した都市ですが、県の方針に逆らって、最後まで抵抗したのが、実は長野市だったのです。
 しかし全県全市の世論に押されての実現でした。

 それに、イオンなどのアジア一といわれる超大型店の進出を、やはり住民運動と党議員団の力でやめさせたという快挙を行いました。これは全国を励ました出来事でした。

 だから、どこよりも一番ひどかった長野市の報告を聞きながら、「負けるものですか」と思いました。
 
 知事選といえば、「あの夢よ、もう一度」の利権政治を復活させようとの人たちは、もう、33人も候補者としてノミネートしているようです。インターネットでの一覧表にありました。

 地元信毎新聞では、日替わりでよく、いろいろな方の名が飛び出しています。メーデーの日、連合の集会で鷲沢市長は、知事候補として松本市長の名を出して問題となり、松本市長は出る意志がないことを、鷲沢市長は謝罪文を出すという事件もおきました。

 共産党は県民党、県民の利益を守ることが使命です。田中知事も含めて、誰が立候補しようと、それが原点です。私は、皆さんと共に運動してきた、あの日この日を思い出し、こうした地道なとりくみが最後は勝利するんだと、胸を熱くしています。

 
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