信州市民アクションが、市民と野党の政策フォーラムを開催しました。
5月に予定していたものですが、コロナでのびのびになっていてやっと開けましたが、急に総選挙になりそうな情勢に間に合ってよかった。
野党からは
旧立憲民主 杉尾秀哉参議院議員
旧国民民主 篠原 孝衆議院議員
日本共産党 武田良介参議院議員
社民党 中川博司県会議員
が出席しました。
「旧」とあるのは、立憲と国民は一緒になったけれど、県レベルではまだ統一されていないためです。
3人の方から現場からの報告をしていただきました。医療、交通、教育分野からです。
報告はそれぞれコロナ禍で浮き彫りになったこれまでの新自由主義下での弱い者いじめの政治の実態、輪をかけコロナ収束に向けての対策の失態で、誰もが「そうだ!」と怒りを持つものでした。
政党代表からの発言もかみ合って、全体として市民と野党の共闘の絆が強くなったと感じました。
杉尾氏は「新自由主義的政策はとらない」ときっぱり。
篠原氏も「日本のコロナの被害が少なかったのは医療関係者が頑張ったからだ」と。
共産党の武田参議院議員の発言も、国民の気持ちに沿って明快ですっきり。「政策は市民と共同で練り上げることが重要」と強調しました。
菅内閣になって、「自助・共助・公助」の発言にもあるように、政治の役目を捨てて自己責任を押し付ける内閣であることが、明確に、わかりやすくなっています。
「携帯電話料金を安くするなんてことでごまかされないで、本質を見極めよう」と、迫っている衆議院選挙は負けない、との気持ちがあふれ、緊張感がもたれた集会となりました。
どんどんと共同での宣伝も行い、活動を強めようとの確認もされました。