中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

井上参議院議員との「障害者自立支援法懇談会」のお誘いで

2006年06月22日 17時18分12秒 | 活動日誌
 (わらび  今年はたくさん食べました。「ふじっこ」という塩こぶをまぶしただけの簡単料理が大うけでした。)



28,29、30日の3日間、共産党の井上参議院議員が長野入りします。30日の午後は長野市で障害者団体、本人とその家族、施設関係者の皆さんとの懇談を予定しています。
 4月から実施されている「障害者自立支援法」の実態をさらに詳しく調べ、要求もお聞きし、今後の取り組みに生かすためです。弱いものいじめで矛盾だらけのこの法を、このままにしておくわけにはいきません。

すでに閉会した通常国会で、井上参議院議員は、党の独自調査を基に「自立支援法」を質問に取上げており、小泉首相から「実態調査をする。」との答弁を引き出しています。

 昨日、今日は、作業所や通園施設などおたずねして、お誘いをして歩きました。

 子どもの通園施設も、10月から利用料がかかるようになります。作業所では、矛盾が爆発しており、どこへ行っても、怒りおさまらずで長い話になりました。

 支払いができないと、グループホームをやめた人もいました。作業所では給食代まで支払えないと給食を打ち切った人、毎日ではお金かかりすぎるからと休まざるを得なくなった人などなど、深刻な事態になっています。

 ある精神障害者の作業所では、「なぜお金を払わないと働けないのか、説明に困ります。苦労して努力してやっとつくった私たちの職場です。精神障害の方が、どんな思いで一生懸命働いているか、お給料に誇りを持っているか、わかって欲しい。」と。

 また、別の作業所では「この作業所の日給は200円です。2000円ではありません、200円ですよ。それなのに利用料は一日1000円以上です。」

 「自分で働いたお金をお小遣いにして楽しみにしていたのに、それどころではありません。親だって収入が少ないのだから。作業所辞めようかとさえ・・」
 
 政府と与党はあまりにも実態をあまりに知らなすぎます。小泉首相は実態を調べると約束したのですから、首相を辞めても責任として、徹底的に調べる義務があります。

 懇談会はどなたでも参加できますから、関係する方がおいででしたら、どうぞお気軽においでください。


  **** 30日(金)午後1時半から3時15分まで
      サンルート長野(長野駅東口)です。 *****
 


 さて、県議会が始まりました。今議会で党議員団は、高校の募集定員や存続などの変更に関する問題は、議会での承認を必要とするとした中身の条例提案をする予定です。
  県の、あまりに拙速で、しかも県民の意見を全く無視した高校再編施策に納得できない教師や保護者会、生徒までも立ち上がっています。県の乱暴なやり方に対して、条例案は大きな歯止めになる施策となることでしょう。
 
 私は訪問活動で県議会に行けませんでしたが、この問題で、某市長や議長、各団体や個人など、要請者がたくさん押しかけたそうです。今議会の注目事項となりそうです。田中知事の任期最後の議会です。
 「高校再編は考え直す。県民の意見をもっと聞いて決めてゆく。」といえば、知事選にもいい影響を出すと思うのですがね。

 
コメント
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