蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ツーリスト

2012年08月19日 | 映画の感想
ツーリスト

アンジェリーナ・ジョリー演じる主人公はイギリスのスパイで,ギャングの大ボスの資金を持ち逃げした犯人を追っているうち、その犯人にホレてしまって姿を消していた。
この主人公がベネチアにさえない数学教師(ジョニー・デップ)を伴って現れ、ギャング界、スパイ界がざわめき立つ・・・という話。

昔からジョニー・デップ出演の映画をけっこうな数見てきましたが、彼の魅力は、狂気と紙一重のところにいる人の役柄をやっているときに最大限に発揮されるように思います。
その点、この映画での役柄は「平凡でのんきな中年男」くらいの感じなので、別に彼でなくてもいいのでは?と思ってしまいました。

イタリア人が、アメリカ人を田舎者扱いする場面がいくつもあって、アメリカ人に(日本人が欧米人に対して抱くような)そういうコンプレックスがあるいうのは意外でした。

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