蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

PLUTO(1~7)

2009年08月10日 | 本の感想
PLUTO(1~7)(浦沢直樹 小学館)

オリジナルの手塚版を読んだことがないので、著者一流の思わせぶりな伏線につられて7巻まで読んでしまった。7巻に至って真相が大急ぎでバタバタと明かされるのだけれど、どうも、大仕掛けなわりには・・・という感じだった。
主役はゲジヒトなのかアトムなのか最後まではっきりしないし。

7巻のラスト近く、戦いの後、アトムとプルートウが並んで横たわって空をみあげるシーンがあった。デビルマンのラストで悪魔とデビルマンの最終決戦のあと飛鳥了と不動明がならんで天使光臨をみあげるシーンとそっくりだった。

(オリジナルの「地上最大のロボット」に同じシーンがあるかないかも調べてないのですが)もしかして、デビルマンは「地上最大のロボット」のオマージュだったのか?そういえば、ストーリーの大筋も似てるような気がしてきたし・・・(デビルマンがロボットという見立て)。
単なる偶然でしょうね。

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